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第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
競輪 > 競輪の競走格付け#GI (G1) > 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント > 第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
弥彦競輪場・GI
周長:400m みなし直線:63.1m
周長:400m みなし直線:63.1m
レース詳細
開催日 2023年10月19日) - 22日
レース結果
優勝 [3] 古性優作 (大阪)
2位 [1] 佐藤慎太郎 (福島)
3位 [5] 渡部幸訓 (福島)
2022
2024

第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントは、2023年10月19日から22日まで、弥彦競輪場で開催された競輪のGI競走である。優勝賞金は3,890万円(副賞込み)[1][2]

決勝戦

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競走成績

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・各項目について
選手名 府県 期別 着差 上り 決ま
り手
S/J
H/B
個人
状況
1  3  こし古性優作  32  27大阪 100  S  11.4 捲り
2  1  佐藤慎太郎  46  07福島 78  S  1身1/2 11.6 差し S
3  5  わな渡部幸訓  40  07福島 89  1  1身 11.6
3.5
4  7  南修二  42  27大阪 88  1  1/2身 11.6
5  4  諸橋愛  46  15新潟 79  1  1/4輪 11.3
6  6  河端朋之  38  33岡山 95  1  1/2身 11.5
7  8  こま小松崎大地  41  07福島 99  1  2身 12.1 JHB
8  2  犬伏湧也  28  36徳島 119  1  7身 12.7
9  9  わた和田健太郎  42  12千葉 87  1  落携入

配当金額

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・各項目について
2枠複
1=3   930円 (5)
3連複
1=3=5   2,800円 (12)
2枠単
3-1   1,400円 (5)
  3連単  
3-1-5 7,550円 (21)
2車複
1=3   960円 (4)
ワイド
1=3   270円 (1)
3=5   990円 (15)
1=5   1,060円 (17)
  2車単  
3-1 1,400円 (3)

レース概要

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最終2センターで佐藤が南をブロックした煽りで、和田が接触落車。審議対象となったが、2人共セーフと判定された[9][10]

特記事項

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  • 今開催は、4年ぶりに入場制限が撤廃された[注 1]
  • 今大会のキャッチフレーズは「おやひこさまの光に導かれて」。
  • 決勝戦後の表彰式には、4年ぶりに掲示板に乗った3人が参加。
  • シリーズ全体での目標額は83億円[11]だったが、最終的には前年比98・6%の82億185万7400円[12]に留まり、目標額には達しなかった。なお、各日ごとの売上額は、初日17億5987万5800円[13]、2日目16億2231万7200円[14]、3日目19億3609万8900円[15]、最終日28億8356万5500円[16]。決勝の売上額は11億9975万6900円であった[注 2]

放送関係

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  • 決勝戦中継とは別に、新潟放送にて10月14日の16:00 - 17:00に事前特番を放送した。なお、番組表上は16:00 - 16:30を「Mr.シャチホコ 秋の弥彦モノマネ探訪」として、16:30 - 17:00を「KEIRINと競輪 第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントGIに挑む 〜地元競輪選手会新潟支部所属・菊池岳仁選手[注 5]〜」として、それぞれ放送した。

競走データ

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  • 優勝した古性は、初日から全て1着であり、1996年の神山雄一郎以来27年ぶりに寬仁親王牌史上2人目となる完全優勝を達成した[21][注 7]。また、1997年の神山以来26年ぶりとなる、年間GI[注 8]3勝(史上6人目)と、年末のグランプリ前に年間獲得賞金2億円(史上2人目)も達成した[2][22]
  • 松本整が持つ最高齢GI優勝記録更新の期待がかかった佐藤(GIタイトルは20年ぶり)であったが、6月の高松宮記念杯に続き今回も2着となった。

脚注

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注釈

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  1. ^ 実際には、最終日の4,437人が最高だった。
  2. ^ 売上票数は、2枠複: 48,248票、2枠単: 82,406票、2車複: 142,281票、2車単: 1,012,996票、3連複: 810,655票、3連単: 9,824,326票、ワイド: 76,657票、計: 11,997,569票であった[5][6]
  3. ^ 前回までとは異なり、16:30 - 17:00に、TBS系列全国ネットである「七つの大罪 黙示録の四騎士」が放送された。
  4. ^ 同大会は地上波は深夜のダイジェストも含めて放送されずに、決勝戦中継のBSテレ東のみの放送だった。
  5. ^ 菊池は長野県が登録地のため、厳密に言えば地元選手ではない(長野県には日本競輪選手会の支部がないため、長野県を登録地としている選手は新潟支部に所属している)。
  6. ^ 前回GI優出した時も、古性優作とラインを組んだ。
  7. ^ 4日制以上のGIにおける完全優勝としては、昨年のオールスター脇本雄太以来。
  8. ^ 当時は、特別競輪のカテゴリ扱い。

出典

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  1. ^ 【弥彦競輪・G1寬仁親王牌】地元弥彦がホームの諸橋愛が大一番に挑む”. 東スポWEB (2023年10月18日). 2023年10月18日閲覧。
  2. ^ a b “【競輪】古性優作が完全Vで年間3冠「満足したら終わり」GP待たずに賞金2億円超え/弥彦G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月23日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/tomohito/2023/news/202310230000065.html 2023年10月23日閲覧。 
  3. ^ 無料WEB予想紙「ニッカンPDF新聞」 最終日
  4. ^ 弥彦競輪 専門紙PDF 最終日12R 提供:新潟スポーツ
  5. ^ a b 岸和田競輪 pdf
  6. ^ a b 広島競輪 pdf
  7. ^ 結果 最終日 第12R - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポーツWeb
  8. ^ レース詳細 2023年10月22日 12R 決勝 - 楽天Kドリームス
  9. ^ 『第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)レポート』 最終日編 - KEIRIN.JP
  10. ^ http://wm.st.keirin.jp/wm-keirin21/20231022-21-05-12-01-00.mp4
  11. ^ “【競輪】19日から弥彦でG1寬仁親王牌、PRで北原里英が来社「推しは佐藤慎太郎、山口拳矢」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月11日). https://www.nikkansports.com/m/public_race/keirin/tomohito/2023/news/202310110000685_m.html?mode=all 2023年10月11日閲覧。 
  12. ^ “【競輪】シリーズの総売り上げは82億円超えも…目標には届かず/弥彦G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月22日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/tomohito/2023/news/202310220001340.html 2023年10月22日閲覧。 
  13. ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年10月19日). "【#弥彦 #寛仁親王牌 初日】". X(旧Twitter)より2023年10月19日閲覧
  14. ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年10月20日). "【#弥彦 #寛仁親王牌 2日目】". X(旧Twitter)より2023年10月20日閲覧
  15. ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年10月21日). "【#弥彦 #寛仁親王牌 3日目】". X(旧Twitter)より2023年10月21日閲覧
  16. ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年10月22日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年10月22日閲覧
  17. ^ テレビ放送予定
  18. ^ 【寛仁親王牌】テレビ生中継が決定! 司会はオードリー春日俊彰、弥彦の魅力も伝える - netkeirin、2023年10月16日
  19. ^ 村と春日秋の弥彦自転車ふれあい旅 第32回寛仁親王牌世界選手権記念トーナメント(テレビ東京、2023/10/22 16:00 OA)の番組情報ページ - テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)
  20. ^ “【競輪】脇本雄太がG1寬仁親王牌を欠場…KEIRINグランプリ出場へ11月競輪祭で勝負”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月11日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/tomohito/2023/news/202310110000783.html 2023年10月11日閲覧。 
  21. ^ “【競輪】古性優作がまくり圧勝!大会史上2人目の完全V、G1年間3冠は史上6人目/弥彦G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月22日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/tomohito/2023/news/202310220001045.html 2023年10月22日閲覧。 
  22. ^ “【競輪】賞金6位の清水裕友まで決定&圏内 残るは競輪祭 グランプリ切符の行方/弥彦G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月23日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/tomohito/2023/news/202310230000067.html 2023年10月23日閲覧。 

外部リンク

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寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
前回 (2022年 第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
2023年・弥彦)
次回(2024年
第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
(前橋)
第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
(弥彦)