第77回日本選手権競輪
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平塚競輪場・GI | |||
周長:400m みなし直線:54.2m | |||
レース詳細 | |||
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開催日 | 2023年5月2日(火)- 7日(日) | ||
レース結果 | |||
優勝 | [4] 山口拳矢 | (岐阜) | |
2位 | [3] 清水裕友 | (山口) | |
3位 | [2] 佐藤慎太郎 | (福島) | |
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第77回日本選手権競輪(だい77かい にほんせんしゅけんけいりん)は、 2023年5月2日から7日まで、平塚競輪場にて開催された競輪のGI競走である。優勝賞金は8,600万円(副賞含む)[1][2][3]。
決勝戦
[編集]競走成績
[編集]着 | 番 | 選手名 | 班 | S/J H/B |
個人 状況 |
||||||
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1 | 4 | 山口拳矢 | 1 | ||||||||
2 | 3 | 清水裕友 | 1 | ||||||||
3 | 2 | 佐藤慎太郎 | S | 走注(押上げ) | |||||||
4 | 8 | 香川雄介 | 1 | ||||||||
5 | 9 | 古性優作 | S | ||||||||
6 | 5 | 新山響平 | S | ||||||||
7 | 1 | 脇本雄太 | S | ||||||||
8 | 6 | 和田圭 | 1 | ||||||||
9 | 7 | 犬伏湧也 | 1 | JHB |
配当金額
[編集]- 上段:複式 / 下段:単式
2枠連 |
2車連 | 3連勝 | ワイド | |||||
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61,026票 | 194,220票 | 894,539票 | 94,144票 | |||||
3=4 | 820円 (2) | 3=4 | 1,870円 | (6)2=3=4 | 3,460円 (11) | 3=4 2=4 2=3 |
730円 (11) 1,140円 (16) 560円 (6) | |
4-3 | 2,100円 (8) | 4-3 | 4,640円 (17) | 4-3-2 | 20,640円 (69) | |||
97,116票 | 1,354,055票 | [5] 12,525,148票 | 計 15,220,248票 |
レース概略
[編集]前受けから誘導員との車間を大きく空けすんなり8番手まで下げた、脇本の捲りは不発。中四国ライン犬伏の先行で、最終バック手前から清水が番手捲りし、香川そして単騎の山口が続く。山口は、インから潜ってきた佐藤に最終第2センターで張られるも、イエローライン内側を踏み進みゴール前で清水を差した。[2][9][10][11][12]
この節の加筆が望まれています。 |
特記事項
[編集]- 平塚でのGI開催は、三谷竜生が制覇した2018年の第72回日本選手権競輪以来(同大会単独では、5年ぶり6回目)。
- 今開催は日本選手権競輪としては、4年ぶりに入場制限が組まれなかった[13][注 1]。なお、読売新聞社杯全日本選抜競輪以外の競輪のGI開催で入場制限が設けられなかったのは2019年の第61回朝日新聞社杯競輪祭以来となった。また、特別観覧席とロイヤル席に関しては、6日間共に事前にインターネットで発売し、会員登録の上クレジットカード決済で購入した人のみ入場可能とした[注 2]。
- 今開催も賞金が前年に続き大幅に拡充され、優勝賞金も前回より763万円増額され過去最高の8,600万円(副賞込み)となった。
- 本年をもって3日目に行なわれていたガールズケイリンコレクション(5月開催分)は取りやめになった。2024年以降は、日本選手権競輪の直前に行われるオールガールズクラシックに移行される。
- 地上波の決勝戦中継は「坂上忍の勝たせてあげたいTV 第77回日本選手権競輪決勝戦」《日本テレビ系列全国ネット》[14][15]。なお、今回も直前に放送されたワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップの最終日生中継との兼ね合いで、16:25 - 17:20の枠で放送された。この関係で、決勝戦の発走時間も16:40とされた[注 3]。今回は、同局の競輪中継ではKEIRINグランプリを除くと珍しく現地から放送した。ゲストは武井壮と栗原恵、解説は中野浩一、実況は橋本悠督が担当。また、この中継では前年のKEIRINグランプリ2022シリーズに続きバンク内に設置した121台のカメラを用いた自由視点映像(ボリュメトリックビデオ)も放映した。
- シリーズ全体での目標額は155億円[16]であったが、6日間の総売上は前年比94.2%となる142億6391万0600円に留まり、目標額を大きく下回った[17]。なお、各日ごとの売上額は、初日21億3534万円[18]、2日目20億4195万7900円[19]、3日目22億6541万1200円[20]、4日目21億402万7900円[21]、5日目24億1140万1700円[22]、最終日33億577万1900円[23]。また、3日目に行われたガールズケイリンコレクションは2億8073万6000円[24]だった。
- 4億9873万6200円 - 本場
- 57億4206万0200円 - 場外
- 80億2311万4200円 - 電話・インターネット投票
- 142億6391万0600円 - 計
競走データ
[編集]- S級S班の9選手においては、4月28日に平原康多が負傷欠場となったため全選手が揃うことはなかった。平原は直前の武雄記念3日目12R準決勝で落車し、右肩甲骨骨折の大怪我を負った影響で、欠場を決めた。平原の欠場に伴い、初日特選には岩本俊介が繰り上がった[25]。なお、出場した8選手のうち、松浦悠士と新田祐大は二次予選で[26][27]、郡司浩平と守澤太志は準決勝で[28]、それぞれ敗退となった。決勝戦に勝ち上がった4選手のうち佐藤慎太郎には松本整が持つGI最年長優勝記録(45歳と0か月)の更新に期待がかかったが3着であった。
- 今開催では、小倉竜二が日本選手権競輪連続26回出場を果たし(前回大会で連続25回出場を達成[29])、鈴木誠、西川親幸、伏見俊昭と並び日本選手権競輪における連続出場タイ記録を樹立した。一方、前回で連続出場タイ記録(26回)を樹立した伏見俊昭は今回出場を果たせず、記録は途切れた[30][31]。
- 決勝戦の選手入場時の選手名読み上げは伊津野亮が担当。選手入場曲は、ガールズケイリンコレクションは『FLY』(ALLY&DIAZ feat.MINMI&SATOSHI from 山嵐)を使用。
- 山口拳矢が、GI初優出初優勝の快挙を達成。山口の父・山口幸二も1998年のオールスター競輪を制覇(ほかにKEIRINグランプリを2度制覇)しており、松村憲・松村信定父子、稲村雅士・稲村成浩父子(2001年の第54回大会で成浩が優勝)に続く史上3組目の父子GI制覇を達成[33]、そして年末のグランプリにも出場し、史上初の父子S級S班在籍(拳矢のS班在籍は2023年12月26日 - 2024年12月25日)となった[3]。表彰式では父がインタビュアーを務めた[34]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 実際には、3日目の5,178人が最高だった。
- ^ 但し、特別観覧席は最終日を除き・ロイヤル席は初日のみ完売しなかった席を当日発売した。
- ^ 今回は、SPEEDチャンネルとネット配信以外の中継が組まれなかった3日目のガールズケイリンコレクションも発走時間を16:40に設定した。
出典
[編集]- ^ “【競輪】ニコニコ超会議に日本選手権PRブース 優勝賞金8000万円のダミー札束に人だかり”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2023年4月29日) 2023年5月1日閲覧。
- ^ a b “【犬伏湧也が主導権奪取、清水裕友は最終2角から番手まくりも山口拳矢が外強襲/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ). (2023年5月8日)
- ^ a b “山口拳矢「勝てそうな予感あった」父ヤマコウの前でダービー王!史上初親子SS班誕生/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ). (2023年5月8日)
- ^ 無料WEB予想紙「ニッカンPDF新聞」 最終日
- ^ a b 広島競輪pdf
- ^ 別府競輪pdf
- ^ 結果 - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポーツWeb
- ^ 出走表 6日目 平塚競輪
- ^ 脇本雄太まくり不発で7着 中四国勢が飛ばす展開に「あれ以上の策は厳しい」/平塚G11 - 日刊スポーツ、2023年5月8日
- ^ 【結果詳細】山口拳矢が優勝!日本選手権・最終日11R決勝など全レースのリプレー/平塚G1 - 日刊スポーツ 競輪ライブ速報、2023年5月7日
- ^ 『第77回日本選手権競輪(GI)レポート』 最終日編 - KEIRIN.JP
- ^ http://wm.st.keirin.jp/wm-keirin35/20230507-35-05-11-01-00.mp4
- ^ 入場制限の解除について
- ^ テレビ放送予定 - KEIRIN.JP
- ^ 坂上忍の勝たせてあげたいTV~第77回 日本選手権競輪[字] 番組表 日本テレビ
- ^ “5月2日からG1日本選手権競輪が開催「ゴールデンウイークを盛り上げたい」/平塚競輪来社”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年4月25日) 2023年4月28日閲覧。
- ^ “山口拳矢がG1初決勝&初制覇でダービー王に輝くも6日間の総売り上げは目標に届かず/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月7日) 2023年5月7日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年5月2日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年5月4日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年5月3日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年5月4日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年5月4日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年5月4日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年5月5日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年5月5日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年5月6日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年5月6日閲覧。
- ^ KEIRINスポニチ [@sponichikeirin] (2023年5月7日). "【売上情報】". X(旧Twitter)より2023年5月7日閲覧。
- ^ “平塚競輪第4日内定表” (PDF). 別府競輪 (2023年5月4日). 2023年5月4日閲覧。
- ^ “平原康多が平塚G1日本選手権競輪を欠場…特選には岩本俊介が繰り上がり”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年4月28日) 2023年4月29日閲覧。
- ^ “【日本選手権競輪】松浦悠士は渡邉雄太の直線強襲に屈し2着「想像以上に加速すごかった」”. netkeirin (2023年5月6日). 2023年5月7日閲覧。
- ^ “新田祐大が2予で敗退 逃げ切った犬伏湧也は完勝を喜ぶ「たまには褒めてもらいたい」/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月5日) 2023年5月7日閲覧。
- ^ “準決11Rで落車したS班・郡司浩平&守沢太志がともに骨折…/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月6日) 2023年5月7日閲覧。
- ^ “日本選手権競輪(GI)連続出場選手の表彰について”. Keirin.jp(JKA) (2022年5月3日). 2022年5月3日閲覧。
- ^ “第77回日本選手権競輪 出場予定選手選考順位表” (PDF). KEIRIN.JP (2023年3月1日). 2023年4月29日閲覧。
- ^ “【伏見俊昭と競輪ダービー】兄弟愛を感じた村上兄弟のワンツー、そして有坂直樹のヤジ「伏見がまくり不発で散々だったなぁ」”. netkeirin (2023年4月29日). 2023年4月29日閲覧。
- ^ “日本選手権競輪(GI)連続出場選手の表彰について”. KEIRIN.JP (2023年5月2日). 2023年5月2日閲覧。
- ^ “山口拳矢がダービー王! 父ヤマコウと3組目の親子G1制覇 インタビューで直接祝福/平塚G1”. 日刊スポーツ. (2023年5月7日)
- ^ “感激のインタビューを再録!ダービー王・山口拳矢と父ヤマコウが表彰式で固いハグ/平塚G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月7日) 2023年5月7日閲覧。
外部リンク
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