第69回日本選手権競輪
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名古屋競輪場・GI | |||
レース詳細 | |||
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開催日 | 2016年3月8日(火)- 13日(日) | ||
レース結果 | |||
優勝 | 村上義弘 | (京都) | |
2位 | 川村晃司 | (京都) | |
3位 | 新田祐大 | (福島) | |
← 2015 2016/5 →
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第69回日本選手権競輪(だい69かい にほんせんしゅけんけいりん)は、2016年3月8日から13日まで、名古屋競輪場にて開催された、競輪のGI競走である。優勝賞金6500万円(副賞含む)。
日本選手権競輪(ダービー)は2016年度から5月(GW)開催[注 1]となるため、3月開催としては最後の大会となった[1]。
決勝戦
[編集]成績
[編集]着順 | 車番 | 選手 | 登録地 | 級班 | 着差 | 決まり手 | 上がり(秒) | H/B | 特記 |
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1 | 2 | 村上義弘 | 京都 | SS | 差し | 12.0 | |||
2 | 8 | 川村晃司 | 京都 | S1 | 1/2車身 | 捲くり | 12.2 | B | |
3 | 3 | 新田祐大 | 福島 | SS | 1/8車輪 | 12.0 | |||
4 | 5 | 岩津裕介 | 岡山 | S1 | 1/4車輪 | 11.9 | |||
5 | 6 | 野田源一 | 福岡 | S1 | 1/4車輪 | 11.8 | |||
6 | 1 | 金子貴志 | 愛知 | S1 | 1車身 | 12.0 | |||
7 | 7 | 深谷知広 | 愛知 | S1 | 7車身 | 12.9 | |||
8 | 9 | 竹内雄作 | 岐阜 | S1 | 3/4車身 | 12.4 | |||
9 | 4 | 三谷竜生 | 奈良 | S1 | 大差 | 14.4 | H |
配当金額
[編集]枠番二連勝 | 複式 | 2=6 | 1,340円 |
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単式 | 2-6 | 2,880円 | |
車番二連勝 | 複式 | 2=8 | 1,950円 |
単式 | 2-8 | 3,530円 | |
三連勝 | 複式 | 2=3=8 | 1,810円 |
単式 | 2-8-3 | 11,170円 | |
ワイド | 2=8 | 860円 | |
2=3 | 380円 | ||
3=8 | 760円 |
レース概要
[編集][4] 三谷主導権の一本棒で打鐘を通過。7番手の竹内が2センターから巻き返すと、最終ホームで三谷の番手から、川村が早くも発進。竹内に代わって深谷が2コーナーから自力に転じ、これに併せてバックから新田が3番手位置からの捲りを打つ。新田をブロックし、空いたインを突いて来た岩津も制した村上が、ゴール前で川村を捉えて京都勢のワンツー決着。自身ダービー4度目の優勝を飾った。立て直して外を踏んだ新田は3着で、ダービー連覇はならず。
特記事項
[編集]- 名古屋競輪場では、年度が変わって6月にもGI開催(第67回高松宮記念杯競輪)が行われた。
- 大会のキャッチフレーズは「王者はダレだ!?」。名古屋競輪場マスコットのモチーフにもなっているコアラを先頭に、カンガルー、ライオン、チンパンジー、ホッキョクグマ[要出典]、シマウマ、ゾウ、カバ、キリンの哺乳類9頭が、レーサー[注 2]にまたがって競走している写実的なポスターが作成された[7][8]。
- 地上波の決勝戦中継は「坂上忍の勝たせてあげたいTV 日本選手権競輪GⅠ」《日本テレビ系列全国ネット》[9][10]。
- 六日間の総売上は127億3912万2000円。前年比98.1%となったが、目標額(127億円)をぎりぎりクリアした[11]。
競走データ
[編集]- 1月15日には、「最後の3月開催」となる本大会を記念し、名古屋FIの最終日第10レースとして「Kドリームス杯 ダービーファイナリストカップ」が実施された。過去にダービー決勝進出経験のあるA級1・2班の現役7選手による企画レースで、車券発売もされた[12][13](結果は太田真一が勝利[14][15])。
- 東日本大震災から丸5年後となる3月11日金曜日(開催4日目)、第8レース後[16]、バンクでは日本競輪選手会愛知支部プレゼンツの復興チャリティーイベント「KEIRINレジェンドエキシビション」が実施された(MCはしたらじゅん子・実況は磯一郎)[17][18]。引退した名選手7人の入場後、発生時刻14時46分に会場中で1分間の黙祷をし、選手紹介(挨拶)を経てレース(4周競走、車券発売は無し)が始まった[19]。先頭誘導員は現役選手の一丸安貴愛知支部長[20][注 3]。メンバーは車番順に、山口幸二(47)、吉岡稔真(45)、中野浩一(60)、山田裕仁(47)、佐々木昭彦(56)、久保千代志(63)、本田晴美(52)で、ユニフォーム(勝負服)は特注で1984年以前の配色[22]。吉岡-中野-佐々木、本田-久保、山田-山口で周回。最終2角で5番手から踏み出した最年少の吉岡(後ろの中野は離れた)が4角で捲りきり、そのまま1着。先行した山田(3着)をゴール前で僅かに交わした山口が、2着となった[23]。
- 結局、グランドスラムに近い山崎芳仁は二次予選で敗退。
- 優勝した村上義弘は、その前の第64回大会(2011年)・第67回大会(2014年)から続けての名古屋ダービー3連覇となった。さらに第66回大会(2013年・立川)でも優勝しているため、吉岡稔真(引退)と並ぶダービー史上最多の4度目Vを達成。また、鈴木誠(千葉)が保持していた大会最年長優勝記録を更新もした[24]。
脚注・参考文献
[編集]- ^ 【競輪】3月“最後”のダービー、目標は127億円!! - デイリースポーツ、2016年3月4日
- ^ レース成績 - KEIRIN.JP
- ^ https://www.yen-joy.net/kaisai/race/result/detail/201603/42/20160308/20160313/11
- ^ 『第69回日本選手権競輪(GI)レポート』 最終日編 - KEIRIN.JP
- ^ 2年ぶり名古屋ダービー8日に開幕 - 日刊スポーツ、2016年3月2日
- ^ 名古屋けいりん特設サイト
- ^ 後1ヶ月半で♪(^o^)♪ - 競輪選手会愛知支部のブログ、2016年1月27日
- ^ レース展望 第69回日本選手権競輪(GI) - 月刊競輪WEB 2016.03.04
- ^ 坂上忍の勝たせてあげたいTV 日本選手権競輪GⅠ - 日本テレビ
- ^ 第69回日本選手権競輪(GI) テレビ・ラジオ放送予定 - KEIRIN.JP
- ^ 【名古屋ダービー】売り上げ前年比ダウンも目標127億円クリア - スポニチ、2016年3月14日
- ^ 「ダービーファイナリストカップ平成28年1月15日 於 名古屋競輪場」出場予定選手について - KEIRIN.JP、配信日:2015年12月1日
- ^ 出走表詳細 2016/01/15(最終日)第10レース - KEIRIN.JP
- ^ レース競走結果 2016/01/15(最終日)第10レース - KEIRIN.JP
- ^ a b 第69回 日本選手権競輪(GⅠ) - イー新聞競輪
- ^ 全レース出走表 名古屋(42#) 2016年03月11日 - KEIRIN.JP
- ^ 1:05 名古屋競輪3月11日(金)「KEIRINレジェンドエキシビション」CM - YouTube(名古屋けいりんくるくるチャンネル - YouTubeチャンネル)
- ^ 【名古屋競輪】3月11日(金)第69回日本選手権競輪GI4日目 東日本大震災復興チャリティーイベント「KEIRINレジェンドエキシビション」開催!かつて競輪界を沸かせた往年のレジェンドたちが名古屋競輪場を疾走します! - KEIRIN.JP、配信日:2016年1月15日
- ^ 17:24 名古屋競輪3月11日東日本大震災復興チャリティーイベント「KEIRINレジェンドエキシビション」 - YouTube(名古屋けいりんくるくるチャンネル - YouTubeチャンネル)
- ^ KEIRINレジェンドエキシビション結果 - 競輪ステーション、2016年3月11日
- ^ ヤマコウと中野浩一が名古屋ダービー4日目に激走! - 日刊スポーツ、2016年3月4日
- ^ レジェンドレース! - 競輪選手会愛知支部のブログ、2015年12月25日
- ^ 【名古屋】吉岡氏まくった!ゴール前の混戦制しレジェンド頂点に - スポニチ、2016年3月12日
- ^ 村上義弘 名古屋ダービー3連覇/名古屋 - 日刊スポーツ、2016年3月14日
注釈
外部リンク
[編集]- 名古屋けいりん特設サイト
- 名古屋けいりんくるくるチャンネル - YouTubeチャンネル
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