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2003年4月20日に施行された第63回皐月賞について記述する。
きさらぎ賞、スプリングステークスの覇者ネオユニヴァースが最有力候補と目され、その対抗として、札幌2歳ステークスを快勝し、スプリングステークス2着ながらデビュー時から高い素質を評価されていたサクラプレジデント、さらに前年の2歳王者で弥生賞覇者のエイシンチャンプ、全姉にトゥザヴィクトリーを持つ良血サイレントディール、ラジオたんぱ杯2歳ステークス覇者のザッツザプレンティの名が挙がる。故障により離脱した有力馬は特におらず、実績馬は順調に皐月賞まで駒を進めてきた。
- 第40回弥生賞
- 若葉ステークス
※アドマイヤグルーヴは牝馬のため桜花賞に向かう。
- 第52回スプリングステークス
着順 |
競走馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
着差
|
1 |
ネオユニヴァース |
牡3 |
デムーロ |
1.48.2 |
|
2 |
サクラプレジデント |
牡3 |
田中勝春 |
1.48.4 |
1馬身1/4
|
3 |
マイネルイェーガー |
牡3 |
蛯名正義 |
1.48.8 |
2馬身1/2
|
着順 |
枠番 |
馬番 |
競走馬名 |
タイム |
着差
|
1 |
2 |
3 |
ネオユニヴァース |
2.01.2 |
|
2 |
3 |
6 |
サクラプレジデント |
2.01.2 |
アタマ
|
3 |
7 |
14 |
エイシンチャンプ |
2.01.8 |
3馬身1/2
|
4 |
1 |
2 |
ラントゥザフリーズ |
2.01.9 |
クビ
|
5 |
8 |
18 |
ホシコマンダー |
2.02.0 |
3/4馬身
|
6 |
6 |
12 |
サイレントディール |
2.02.1 |
1/2馬身
|
7 |
1 |
1 |
ビッグコング |
2.02.2 |
クビ
|
8 |
6 |
11 |
ザッツザプレンティ |
2.02.2 |
クビ
|
9 |
4 |
7 |
スズノマーチ |
2.02.3 |
クビ
|
10 |
4 |
8 |
テイエムリキサン |
2.02.3 |
クビ
|
11 |
3 |
5 |
エースインザレース |
2.02.4 |
1/2馬身
|
12 |
2 |
4 |
ダイワセレクション |
2.02.4 |
ハナ
|
13 |
8 |
16 |
ブルーコンコルド |
2.02.6 |
1馬身1/4
|
14 |
5 |
9 |
クレンデスターン |
2.02.6 |
アタマ
|
15 |
7 |
15 |
コスモインペリアル |
2.02.8 |
1馬身
|
16 |
7 |
13 |
チキリテイオー |
2.02.8 |
アタマ
|
17 |
8 |
17 |
タイガーモーション |
2.03.5 |
4馬身
|
18 |
5 |
10 |
ブラックカフェ |
2.03.5 |
クビ
|
チキリテイオーとエースインザレースがレースを引っ張る展開。それに掛かり気味にザッツザプレンティも競りかけるが、比較的平均ペースで流れる。4コーナーを回って直線で完全にサクラプレジデントが抜け出し、そのまま押し切るかと思われたが、内から伸びたネオユニヴァースがアタマ差差し切って優勝した。3着には3馬身1/2差でエイシンチャンプが入り、上位人気同士の決着となった。
1000m通過タイム |
1分1秒(チキリテイオー)
|
上がり4ハロン |
46.9秒
|
上がり3ハロン |
34.7秒
|
優勝馬上がり3ハロン |
34.3秒
|
- 優勝馬ネオユニヴァース。ここまで6戦3勝。父サンデーサイレンス。母ポインテッドパス。母の父クリス。この後日本ダービーを制し、秋の菊花賞は3着で史上14頭目の二冠馬。生涯通算13戦7勝。瀬戸口勉調教師とミルコ・デムーロ騎手は初勝利。
- ミルコ・デムーロは日本のクラシック競走初制覇。前年ノーリーズンで皐月賞を制したブレット・ドイルに続き2年連続で外国人騎手が皐月賞を制した。
- 2着サクラプレジデント。3着エイシンチャンプ。4着ラントゥザフリーズ。
- 8着ザッツザプレンティ。秋に菊花賞を制す。
- 13着ブルーコンコルド。この後ダート路線に変更して以降、マイルチャンピオンシップ南部杯3連覇や東京大賞典を含むダートG1を7勝する。
- 17着タイガーモーション。外国産馬として史上初めて出走。
- ネオユニヴァースとサクラプレジデントが並んでゴールしたが、ネオユニヴァースが僅かにクビ差上回った。ゴール直後にネオユニヴァースに騎乗していたデムーロがすぐ横にいたサクラプレジデント騎乗の田中勝春の頭を叩いて健闘を称えながら喜んでいた。
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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