粟井村 (岡山県)
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あわいそん 粟井村 | |
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廃止日 | 1953年9月1日 |
廃止理由 |
新設合併 江見町、土居町、粟井村、福山村、吉野村 → 作東町 |
現在の自治体 | 美作市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 英田郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 12.9 km2 |
総人口 |
2,236人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 英田郡江見町、粟広村、大野村、大吉村、吉野村、勝田郡勝田町、梶並村 |
粟井村役場 | |
所在地 |
岡山県英田郡粟井村大字小野 |
座標 | 北緯35度04分34秒 東経134度14分42秒 / 北緯35.07606度 東経134.245度座標: 北緯35度04分34秒 東経134度14分42秒 / 北緯35.07606度 東経134.245度 |
ウィキプロジェクト |
粟井村(あわいそん)は、岡山県英田郡にあった村。1900年3月31日までは吉野郡に属した。
概要
[編集]現在の美作市粟井中・小野・小房・梶原・鷺巣に当たる。
この地は美作国発足当時は英多郡粟井郷に属し、その後荘園が発達すると粟井荘となった[2]。村名は粟井荘から命名された[3]。
沿革
[編集]- 1883年(明治16年)2月15日 - 連合戸長役場制度発足により、吉野郡第十部戸長役場を小野村に設置し、同村および梶原村・小房村・粟井中村・鷺巣村を管轄[2][4]。
- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行に伴い、第十部戸長役場管轄区域の5村が合併し、粟井村が発足。大字小野に役場を置く[3]。
- 1893年(明治26年)- 小野にあった尋常有終小学校が尋常粟井小学校となる[3]。
- 1900年(明治33年)4月1日 - 吉野郡が英田郡と合併し、英田郡となる。
- 1914年(大正3年) - 尋常粟井小学校と高等双山小学校が合併して粟井尋常高等小学校となる[3]。
- 1953年(昭和28年)9月1日 - 英田郡江見町・土居町・福山村・吉野村と合併して作東町となる。
地名の読み方
[編集]- 粟井中(あわいなか)
- 小野(おの)
- 小房(おぶさ)
- 梶原(かじわら)
- 鷺巣(さぎす)
現在の様子
[編集]郵便番号
[編集]- 709-4201 美作市小房
- 709-4202 美作市梶原
- 709-4203 美作市小野
- 709-4204 美作市鷺巣
- 709-4205 美作市粟井中
教育
[編集]幼稚園
[編集]- 美作市立粟井幼稚園(2015年3月閉園)[5]
小学校
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]旧村内を走る鉄道およびその駅なし
道路
[編集]高速道路
[編集]旧村内を走る高速道路なし
国道
[編集]県道
[編集]- 主要地方道
- 旧村内を走る主要地方道なし
河川・山岳
[編集]河川
[編集]- 粟井川
- 小房川
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]旧跡
[編集]- 粟井中村城跡
寺院・神社
[編集]寺院
[編集]- 円福寺
神社
[編集]- 春日神社
参考文献
[編集]- 和泉橋警察署 『新旧対照市町村一覧』第2冊(東京 : 加藤孫次郎、1889(明22))
- 地名編纂委員会 『角川日本地名大辞典33 岡山県』(角川学芸出版、1989、ISBN 4040013301)
脚注
[編集]- ^ 1/50000津山東部 明治30年測図・昭和7年第2回修正測図(Stanford Digital Repository)
- ^ a b 岡山県市町村合併誌 市町村編 1085頁(岡山県、1960)
- ^ a b c d 角川日本地名大辞典 岡山県「粟井村(近代)」
- ^ 岡山県市町村合併誌 総編 76頁(岡山県、1960)
- ^ a b 美作市立粟井小学校・粟井幼稚園「閉校記念式典」
- ^ 粟井小141年に思い 今年度末で閉校、岡山・美作市で写真展(山陽新聞、2015年3月3日)