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クイズなっとく歴史館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
納得歴史館から転送)
おもしろニッポン!なっとく歴史館

クイズなっとく歴史館
ジャンル 歴史クイズ番組
司会者 原田大二郎
榊原郁恵
長野智子(当時:フジテレビアナウンサー。榊原の代理)
出演者 解答者
丹波哲郎
五代目中村勘九郎(→十八代目勘三郎)
ゲスト解答者3名
VTR
神田紅
鳥海ゆかり
ほか
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
製作 フジテレビ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
おもしろニッポン!なっとく歴史館
放送期間1988年4月7日 - 1989年3月23日
放送時間木曜19:00 - 19:54
放送分54分
回数40回
クイズなっとく歴史館
放送期間1989年5月4日 - 同年9月28日
放送時間同上(初回のみ木曜19:00 - 20:54)
放送分54分
回数17回
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クイズなっとく歴史館』(クイズなっとくれきしかん)は、1988年4月7日から1989年9月28日までフジテレビ系列局で放送されたクイズ番組。通算57回(40回+17回)。

概要

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歴史上の人物の人生ないし出来事を、ドラマで仕立てて取り上げながらクイズを出題する番組である。番組開始時のタイトルは『おもしろニッポン! なっとく歴史館』だった。1989年5月4日放送分(唯一の2時間SP)から改題された。

これまでフジテレビの木曜19時台は前半30分枠はアニメ[1]、後半30分枠はドラマやバラエティの放送枠として放送されていたが、当枠が1時間のレギュラー番組になるのは、開局以来この番組が初めてとなった。

また、歴史にテーマを絞ったクイズ番組も同局では初めてだった。これまでは、1970年スタートの『クイズグランプリ』のジャンルの一つ「文学・歴史」で出題される程度だった。

放送開始日には、TBSの『クイズ日本昔がおもしろい』もスタート。放送時間帯もほぼ同じだった。これは、NHKの『クイズ面白ゼミナール』の終了を受けて人気コーナーだった「歴史クイズ」に的を絞って企画されたものと受け止められ「ポスト面白ゼミナール」、「ポスト歴史クイズ」の様相を呈していた。

放送時間は木曜19:00 - 19:54(JST)だが、プロ野球中継の時は休止された。また春秋の改編期や年末年始にも休止、特に『クイズ~』に変わる時には1ヶ月10日も放送されなかった。結果は1年半放送ながら1年1ヶ月分の57回だった。

番組恒例の決め台詞として、シンキングタイム前の「ロダ〜ンタイム!」(『考える人』にちなむ)、解答オープン前の「なっとくの“な”!でございます」があった。

ルール

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クイズは一問一答の記述形式で、正解すると1点獲得。各解答者は答えを緑色のフリップに書くが、1問だけゴールドのフリップで解答することができる。ゴールドで正解すると2点獲得。

最終問題には「クイズごたくをならべて」という五者択一クイズが出題された。

解答席には、得点と同じ数の蔵のオブジェが置かれる。最終問題終了後、最多得点者にはトップ賞(主にその回のクイズに関連した賞品)が贈呈された。解答者にオブジェや賞品を贈呈するアシスタントの女性はバニーガールに扮していた。

出演者

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司会

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解答者

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5枠あり、右から1枠は勘九郎、3枠は丹波で固定。それ以外はゲストという配置である。『おもしろニッポン!~』時代は司会者、解答者と共に席には自分の名前を書いた提灯が置いてあった。

VTR出演

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放送リスト

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放送日 テーマ 備考
1 1988年
4月7日
織田信長
2 4月14日 豊臣秀吉
3 4月21日 勝海舟
4 4月28日 徳川家康
5 5月5日 坂本龍馬
6 5月19日 武田信玄
7 6月2日 徳川吉宗
8 6月9日 新選組
9 6月16日 伊達政宗
10 6月23日 清水次郎長一家
11 6月30日 西郷隆盛
12 7月7日 上杉謙信
13 7月21日 宮本武蔵
14 7月28日 徳川光圀
15 8月11日 大岡忠相
16 8月18日 (不明) [2]
17 9月1日 高杉晋作
18 9月15日 一休さん
19 9月12日 真田幸村
20 10月20日 夏目漱石
21 10月27日 淀君
22 11月3日 沖田総司
23 11月10日 紫式部
24 11月17日 福沢諭吉
25 11月24日 源義経
26 12月1日 葛飾北斎
27 12月8日 忠臣蔵
28 12月15日 遠山金四郎
29 12月22日 鼠小僧 [3]
30 1989年
1月12日
紀伊國屋文左衛門 [4]
31 1月19日 春日局
32 1月26日 石川啄木
33 2月2日 平賀源内
34 2月9日 武田信玄の秘湯
35 2月16日 千利休
36 2月23日 徳川家康(2)
37 3月2日 吉田松陰
38 3月9日 豊臣秀吉(2)
39 3月16日 織田信長(2)
40 3月23日 服部半蔵 [5]
41 5月4日 戦国ヒーロー [6]
42 5月11日 (不明) [7]
43 5月18日 坂本龍馬(2)
44 5月25日 田沼意次
45 6月1日 男女7人露天ブロ物語
46 6月22日 戦国オバタリアン
47 6月29日 戦国親子ゲーム
48 7月6日 白虎隊
49 7月27日 松尾芭蕉 [8]
50 8月3日 大江戸スキャンダル
51 8月10日 城下町ミステリーの旅
52 8月17日 紫式部(2) 清少納言
53 8月31日 石田三成
54 9月7日 (不明) [7]
55 9月14日 太宰治
56 9月21日 奇兵隊
57 9月28日 大江戸アイデア商売

(参考:下野新聞 縮刷版』下野新聞社、1988年4月7日 - 1989年9月28日。 ラジオ・テレビ欄)

放送局

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特記の無い限り全て放送時間は木曜 19:00 - 19:54、同時ネット。

脚注

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  1. ^ ただし、1984年4月以降はローカルセールス枠となっていた。
  2. ^ プロ野球中継「西武×南海」戦中止に伴う。
  3. ^ 昭和」最後の放送(「昭和64年」は放送されず)。
  4. ^ 平成」初の放送。
  5. ^ 『おもしろニッポン』最後の放送。
  6. ^ この回から『クイズ~』に改題。唯一の2時間SP(19:00 - 20:54)。
  7. ^ a b プロ野球中継「横浜大洋×巨人」戦中止に伴う。
  8. ^ 1989年7月13日放送の予定だったが、「手石海丘噴火」関連報道特別番組のため中止され、この日に延期された。なおこの間の7月20日にはプロ野球中継「中日×巨人」戦が放送されたが、雨傘番組として編成された当番組は別の内容だった。
  9. ^ 北海道新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  10. ^ a b 福島民報』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  11. ^ 秋田魁新報』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  12. ^ 山形新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  13. ^ 新潟日報』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  14. ^ 『長野放送二十年の歩み』(1989年5月25日、長野放送発行)175pより。
  15. ^ 山梨日日新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  16. ^ a b c 『北國新聞』1988年4月7日付朝刊、テレビ欄。
  17. ^ 中日新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  18. ^ 京都新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  19. ^ 山陰中央新報』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  20. ^ a b 『山陽新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  21. ^ 愛媛新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  22. ^ a b c d 熊本日日新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  23. ^ a b 宮崎日日新聞』1989年3月各日朝刊テレビ欄
  24. ^ 『沖縄タイムス』1989年3月各日朝刊テレビ欄
フジテレビ系列 木曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
おもしろニッポン!なっとく歴史館

クイズなっとく歴史館
(1988年4月7日 - 1989年9月28日)