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縫別駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
縫別駅
ぬいべつ
Nuibetsu
茶路 (7.5 km)
(5.9 km) 上茶路
地図
所在地 北海道白糠郡白糠町茶路基線
北緯43度04分34.0秒 東経143度57分45.0秒 / 北緯43.076111度 東経143.962500度 / 43.076111; 143.962500座標: 北緯43度04分34.0秒 東経143度57分45.0秒 / 北緯43.076111度 東経143.962500度 / 43.076111; 143.962500
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 白糠線
キロ程 19.3 km(白糠起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1964年昭和39年)10月7日[1]
廃止年月日 1983年(昭和58年)10月23日[1]
備考 白糠線廃線に伴い廃駅
テンプレートを表示
駅周辺を写した航空写真。画像中央が縫別駅、右方向が白糠駅方面、左方向が北進駅方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

縫別駅(ぬいべつえき)は、北海道白糠郡白糠町茶路基線にあった日本国有鉄道(国鉄)白糠線廃駅)である。事務管理コードは▲111906[2]

歴史

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年表

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駅名の由来

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地名より。アイヌ語に由来するが、「ニウンペッ(ni-un-pet)」(木・ある・川)に由来する説[5]、「ヌイエペッ(nuie-pet)」(豊漁・川)に由来する説[6]がある。

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側(北進方面に向かって右手側)に存在した。開業時からの無人駅で駅舎はないが、ホーム南側の出入口附近に待合室を有した[7]

利用状況

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乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均
1978年(昭和53年) 19.0 [8]
1981年(昭和56年) (7.5) [7] 1日乗降客数15人

駅周辺

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周囲は酪農地帯である[7]

駅跡

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牧草地の一部になっている。

また2011年平成23年)時点では、駅跡の近くに「縫別川橋梁」「第五茶路川橋梁」「第六茶路川橋梁」などが残存している[9]

2015年(平成27年)3月29日、駅跡の北側に道東自動車道白糠ICが開通し、国道392号と接続している。

隣の駅

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日本国有鉄道
白糠線
茶路駅 - 縫別駅 - 上茶路駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、895頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、238頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第460号」『官報』1964年9月30日。
  4. ^ 「通報 ●白糠線白糠・上茶路間の開業について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1964年9月30日、13面。
  5. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、151頁。ASIN B000J9RBUY 
  6. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 71. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  7. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)141ページより。
  8. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、884頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  9. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)150-151ページより。

関連項目

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