膝折町
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膝折町・膝折 | |
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脇本陣 | |
北緯35度47分47.2秒 東経139度35分06.35秒 / 北緯35.796444度 東経139.5850972度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 朝霞市 |
人口 | |
• 合計 | 11,724人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | |
市外局番 | 048[4] |
ナンバープレート | 所沢 |
膝折町(ひざおりちょう)は、埼玉県朝霞市の町名。現行行政地名は膝折町一丁目から膝折町五丁目。郵便番号は膝折町が351-0014[2]、大字膝折は351-0013[3]。
地理
[編集]埼玉県朝霞市西部に位置し、新座市と接する。住居表示未実施の大字膝折も一部残っている。かつての膝折宿周辺であり、朝霞駅からも近いため宅地化が進んでいる。
地価
[編集]住宅地の地価は2017年(平成29年)1月1日の公示地価によれば膝折町1-4-25の地点で17万円/m2となっている。
歴史
[編集]もとは江戸期より存在した新座郡野方領に属する膝折村、古くは戦国期より見出せる新座郡のうちの膝折の里であった[5]。
- はじめは一部が幕府領で、殆どが旗本佐野氏の知行地であったが、その後は全域が幕府領となる[5]。
- 1869年(明治2年)1月13日 武蔵知県事・古賀定雄の管轄区域に品川県を設置。品川県の管轄となる。
- 1871年(明治4年)11月14日 - 第1次府県統合により、品川県が廃止され、入間県の管轄となる。
- 1873年(明治6年)6月15日 - 入間県が群馬県と合併し、熊谷県となる。
- 1875年(明治8年) - 一乗院の境内を仮用して膝折小学校を開校[5]、児童数75人。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した新座郡に属す。
- 1884年(明治17年) - 連合戸長制の実施により、膝折村連合戸長役場を設置する。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、膝折村・溝沼村・岡村・根岸村と合併し新座郡膝折村が成立、旧膝折村は新座郡膝折村の大字膝折となる。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 郡制が施行され、翌月1日に新座郡が北足立郡に編入され、北足立郡膝折村となる。
- 1914年(大正3年)5月1日 - 地内に東上鉄道膝折駅(現東武東上本線朝霞駅)が開業する。
- 1932年(昭和7年)5月1日 - 町制施行及び改称により、朝霞町の大字となる。また、東京都駒沢町の東京ゴルフ倶楽部が地内に移転する(キャンプ・ドレイク#キャンプ・サウスを参照)。当時の名誉会長朝香宮鳩彦王の名前が「朝霞」の名前の由来となる[6]。
- 1967年(昭和42年)3月15日 - 市制施行により朝霞市の大字となる。
- 1970年(昭和45年)5月1日 - 第1次住居表示の実施に伴い[7]、大字膝折の大部分から膝折町一丁目〜四丁目が成立 [5]。また、大字膝折の一部が幸町一丁目〜三丁目、本町一丁目〜三丁目の各一部となる[8]。
- 1977年(昭和52年)5月5日 -、大字膝折の一部から膝折町五丁目が成立[5][9]。
- 1981年(昭和56年)8月1日 - 大字膝折の一部が泉水一丁目〜三丁目、三原一丁目〜五丁目の各一部となる[10]。
- 2004年(平成16年)11月7日 - 大字膝折の一部が青葉台一丁目の一部となる[10]。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目・大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
膝折町一丁目 | 1,270世帯 | 2,929人 |
膝折町二丁目 | 1,332世帯 | 2,668人 |
膝折町三丁目 | 222世帯 | 547人 |
膝折町四丁目 | 1,815世帯 | 4,603人 |
膝折町五丁目 | 393世帯 | 977人 |
大字膝折 | 0世帯[11] | 0人[11] |
計 | 5,032世帯 | 11,724人 |
小・中学校の学区
[編集]丁目・大字 | 番地 | 小学校 | 中学校 | 備考 |
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膝折町一丁目 | 3番・4番 | 朝霞市立朝霞第一小学校 | 朝霞市立朝霞第一中学校 | |
その他 | 朝霞市立朝霞第四小学校 | |||
膝折町二丁目 | 全域 | |||
膝折町三丁目 | 全域 | 朝霞市立朝霞第一小学校 | ||
膝折町四丁目 | 全域 | |||
膝折町五丁目 | 9番 | |||
その他 | 朝霞市立朝霞第四小学校 | 8番について、小学校は調整区域となっています。 | ||
膝折 | 全域 |
交通
[編集]町内を通る鉄道はない。最寄り駅は朝霞駅(東武東上本線)、北朝霞駅(武蔵野線)・朝霞台駅(東武東上本線)、又は新座駅(武蔵野線)である。
道路
[編集]- 国道254号(川越街道)
- 埼玉県道36号保谷志木線
- 埼玉県道79号朝霞蕨線
- 埼玉県道109号新座和光線(旧川越街道)
- ひざおり通り
河川
[編集]施設
[編集]5丁目には商業施設以外の施設は存在しない。
- 1丁目
- 膝折市民センター(ひざおり児童館併設)
- ゆりの木保育園
- 菩提樹の森幼稚園
- 真言宗智山派一乗院
- 膝折第三児童遊園地
- 2丁目
- 膝折郵便局
- 膝折市街地住宅
- 子の神氷川神社
- 3丁目
- ひざおり水車広場
- 4丁目
- 朝霞市西朝霞公民館(図書室併設)
- 朝霞市立朝霞第一小学校
- 一乗院閻魔堂(黒目山 閻魔寺)
- 島の上公園
- 北浦公園
- 東京電力パワーグリッド膝折変電所
- 大字膝折
- 陸上自衛隊 朝霞自動車教習所(一部)
- 埼玉県立朝霞西高等学校
- 朝霞市立朝霞第一中学校
- 青葉台公園
脚注
[編集]- ^ a b “平成29年度年度別人口統計”. 朝霞市 (2017年10月5日). 2017年10月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 721-722頁。
- ^ “あさかの紹介” (PDF). 朝霞市役所. 2022年1月23日閲覧。
- ^ “あさかのキセキ” (PDF). 朝霞市. 2023年3月7日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 781頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 932-933頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補5頁。
- ^ a b 現在残る大字膝折は陸上自衛隊朝霞駐屯地内、埼玉県立朝霞西高等学校、朝霞市立朝霞第一中学校、青葉台公園の敷地になっており、一般住民は居住していない。
- ^ “通学区域”. 朝霞市 (2012年10月12日). 2017年10月6日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県(増補版)』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。