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荒木市次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

荒木 市次郎(あらき いちじろう、1895年明治28年)6月11日[1][2] - 没年不明)は、日本会社役員、鳥取県多額納税[3][4][5]資産家[4]、鳥取県の大地主[6]

経歴

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鳥取県西伯郡境町(現・境港市)出身[5]。荒木徳三郎の長男[4]1912年家督を相続する[4]農業[2]金融[5]を営む。境貿易取締役[7]・同専務取締役[8]をつとめる。

人物

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境貿易の大株主である[9]。境日本海写真倶楽部会員である[10]

『西伯之資力 大正11年10月調』によると「地価所有高は11421円83銭[11]所得税は999円56銭[11]」である。

貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[1][2]。住所は鳥取県西伯郡境町栄町[5]

家族・親族

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荒木家
  • 父・徳三郎1846年 - ?、荒木屋、肥料綿米穀商、大地主、境町会議員)
  • 母・てつ1857年 - ?、鳥取、門脇小次郎の長女)[4]
親戚

脚注

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  1. ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』431頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  2. ^ a b c 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』98頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  3. ^ 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』58頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 『人事興信録 第8版』ア118頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  5. ^ a b c d 『大衆人事録 第13版 中国・四国・九州篇』鳥取1頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  6. ^ 『陰陽八郡郡勢一斑』66頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  7. ^ 『日本全国諸会社役員録 第25回』鳥取県下編777頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  8. ^ 『日本全国諸会社役員録 第26回』鳥取県下編553頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  9. ^ 『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正元年(初版)』鳥取県7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
  10. ^ 『鳥取県大百科事典』352頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月2日閲覧。
  11. ^ a b 『西伯之資力 大正11年10月調』7 - 8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。

参考文献

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  • 帝国興信所編『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正元年(初版)』帝国興信所、1912年。
  • 﨏雨村編『陰陽八郡郡勢一斑』陰陽八郡時報社、1917年。
  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第25回』商業興信所、1917年。
  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第26回』商業興信所、1918年。
  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
  • 『大衆人事録 第13版 中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1940年。
  • 新日本海新聞社鳥取県大百科事典編集委員会編『鳥取県大百科事典』新日本海新聞社、1984年。