荒木市次郎
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荒木 市次郎(あらき いちじろう、1895年(明治28年)6月11日[1][2] - 没年不明)は、日本の会社役員、鳥取県多額納税者[3][4][5]、資産家[4]、鳥取県の大地主[6]。
経歴
[編集]鳥取県西伯郡境町(現・境港市)出身[5]。荒木徳三郎の長男[4]。1912年、家督を相続する[4]。農業[2]、金融業[5]を営む。境貿易取締役[7]・同専務取締役[8]をつとめる。
人物
[編集]境貿易の大株主である[9]。境日本海写真倶楽部会員である[10]。
『西伯之資力 大正11年10月調』によると「地価所有高は11421円83銭[11]、所得税は999円56銭[11]」である。
貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[1][2]。住所は鳥取県西伯郡境町栄町[5]。
家族・親族
[編集]- 荒木家
- 親戚
脚注
[編集]- ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』431頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ a b c 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』98頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』58頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第8版』ア118頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ a b c d 『大衆人事録 第13版 中国・四国・九州篇』鳥取1頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ 『陰陽八郡郡勢一斑』66頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ 『日本全国諸会社役員録 第25回』鳥取県下編777頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ 『日本全国諸会社役員録 第26回』鳥取県下編553頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ 『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正元年(初版)』鳥取県7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
- ^ 『鳥取県大百科事典』352頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月2日閲覧。
- ^ a b 『西伯之資力 大正11年10月調』7 - 8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年3月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 帝国興信所編『帝国銀行会社要録 附・職員録 大正元年(初版)』帝国興信所、1912年。
- 﨏雨村編『陰陽八郡郡勢一斑』陰陽八郡時報社、1917年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第25回』商業興信所、1917年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第26回』商業興信所、1918年。
- 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
- 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
- 『大衆人事録 第13版 中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1940年。
- 新日本海新聞社鳥取県大百科事典編集委員会編『鳥取県大百科事典』新日本海新聞社、1984年。