栄町 (境港市)
栄町 | |
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境水道に停泊する漁船 | |
北緯35度32分50秒 東経133度13分46秒 / 北緯35.54722度 東経133.22944度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鳥取県 |
市町村 | 境港市 |
人口 | |
• 合計 | 146人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
684-0006[2] |
市外局番 | 0859[3] |
ナンバープレート | 鳥取 |
栄町(えいまち)は、鳥取県境港市の町名[4]。郵便番号684-0006(境港郵便局管区)[5]。
地理
[編集]弓浜半島の北端部に位置し、北は境水道に面する[4]。東は末広町、南東は本町、南は松ケ枝町、西は大正町に接する。境水道の対岸は松江市美保関町森山にあたる。
歴史
[編集]江戸期から続く臨港問屋街で、沿岸部には回漕店・船問屋・銀行・船宿が軒を連ねた[4]。
明治3年(1870年)9月3日から明治20年(1887年)8月23日に至るまでの境町の町名[6]。明治20年(1887年)8月23日、境町の小町はいったん廃止され、単に「境町」とのみ呼称したが、大正15年(1926年)5月15日、境町の大字「栄町」として設定された[7]。表記の方法は、大字の文字は表記せず、「境町栄町」となる。
昭和29年(1954年)に境町が周辺の渡村・外江町・上道村・余子村・中浜村と合併して境港町となった際に境港町の大字「栄町」となる。昭和31年(1956年)、市制施行に伴い境港市の町名「栄町」となる。
旧家の問屋が多く、資産家で境の政治、経済界に活躍した人も多い[8]。
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出来事
[編集]昭和時代
[編集]昭和10年大火発生
軍用船玉栄丸爆発事件
産業
[編集]企業・店
[編集]食料品の部
- 足立食品(営業内容・食料品、煙草、日用品小売)[9]
- (有)柏木精麦製粉所(営業内容・米麦、雑穀、精米、製粉販売)[10]
- 里見商店(営業内容・菓子類、煙草、日用雑貨小売)[11]
- (有)伯雲軒(営業内容・パン製造、販売)[11]
- 上原茶舗(営業内容・茶、茶道具小売)[12]
- (有)渋山酒店
- (有)ほそい牛肉店
機械器具の部
- 大洋船具店(営業内容・船具、漁具、エンジン油圧機器小売)[13]
電気器具、燃料の部
請負工事、土建資材の部
- 田中建設(営業内容・港湾土木)[16]
水産の部
宗教
[編集]- 天理教山但境布教所 栄町一八二[18]。
- <沿革>
- 本布教所については、昭和14年の宗教団体法による「宗教結社台帳」に、
- 神社本庁
医療機関
[編集]世帯数と人口
[編集]2022年(令和4年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
栄町 | 85世帯 | 146人 |
戸数(世帯数)・人口の変遷
[編集]明治初年の戸数・人口は1丁目178・771、2丁目29・125、3丁目46・202、4丁目69・272[4]。
世帯数・人口は、昭和30年(1955年)179・708、昭和55年(1980年)130・363[4]。
交通
[編集]鉄道
[編集]栄町には鉄道駅は設置されていない。西に隣接する大正町の境港駅が最寄り駅になる。
バス
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道路
[編集]町内を通過する国道、県道はない
施設
[編集]- 水木しげる記念館(敷地の一部)
出身人物・ゆかりのある人物
[編集]実業家・政治家
[編集]- 岡田洲二 - 岡田商店代表取締役会長、鳥取県議会議員。父は元境商工会会頭、岡田汽船社長岡田庄作。
- 柏木整一郎 - 元境港市長
- 栢木節蔵 - 回船問屋。元日本商工会議所会頭足立正の義父。
- 松下道蔵 - 第16代境町長。
- 山本熊吉 - 第3代境町長。
- 山本亮 - 第17代境町長。
教育者・学者
[編集]- 黒田正巳 - 熊本大学名誉教授
資料
[編集]- 第四回境港市表彰者名簿(昭和三十八年十一月三日)
- 善行表彰 氏名・竹内福松、職・海事代理士、事由・船舶職員の養成に貢献、住所・栄町[19]
- 第五回境港市表彰者名簿(昭和三十九年十一月三日)
- 第七回境港市表彰者名簿(昭和四十一年十一月三日)
- 勤続表彰 氏名・永井貞章、職・市議会議員、事由・八年、住所・栄町[21]
- 第十一回境港市表彰者名簿(昭和四十五年十一月三日)
- 第十三回境港市表彰者名簿(昭和四十七年十一月三日)
- 勤続表彰 氏名・渋山国雄、職・体育指導委員、事由・一一年、住所・栄町[24]
- 第十四回境港市表彰者名簿(昭和四十八年十一月三日)
- 氏名・渋山国雄、職・体育指導委員、事由・一二年、住所・栄町[25]
脚注
[編集]- ^ a b “令和4年度月別住民基本台帳登録数”. 境港市 (2021年7月31日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 31鳥取県』 1982年 146頁
- ^ 郵便番号[1]
- ^ 『境港市三十五年史』平成3年、29頁
- ^ 『境港市三十五年史』平成3年、29-30頁
- ^ 『境港市史』(下巻) 昭和61年、83頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、76頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、79頁
- ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、80頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、83頁
- ^ a b 『境港商工名鑑(1980年)』、94頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、95頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、96頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、102頁
- ^ 『境港商工名鑑(1980年)』、109頁
- ^ a b 『境港市史』(下巻) 昭和61年、514頁
- ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、343頁
- ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、344頁
- ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、347頁
- ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、355頁
- ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、357頁
- ^ 『境港市三十五周年史』) 平成3年、362頁
- ^ a b 『境港市三十五周年史』) 平成3年、363頁
関連項目
[編集]- 栄町(曖昧さ回避)
境水道 | ||||
大正町 | 末広町 | |||
栄町 | ||||
松ケ枝町 | 本町 |