菅滋正
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菅 滋正(すが しげまさ、1945年 - )は、日本の固体物理学の研究者である。工学博士(東京大学)。大阪大学名誉教授。専門は放射光、高エネルギー分光、光電子分光、ナノ磁性。35年間にわたり日独の国際共同研究を推進した。岡山県岡山市出身。
経歴
[編集]- 1964年(昭和39年) 岡山県立岡山朝日高等学校卒業
- 1968年(昭和43年) 東京大学工学部物理工学科卒業
- 1973年(昭和48年) 東京大学工学博士、マックスプランク固体研究所(MPIF)研究員
- 1976年(昭和51年) 東京大学助教授。物性研究所にて放射光研究を推進
- 1989年(平成元年) 12月 大阪大学教授基礎工学部
- 2009年(平成21年) 3月 大阪大学退職、同年7月 大阪大学大学院基礎工学研究科特任教授、この間文部省高エネルギー物理学研究所教授を6年間併任
- 2009年(平成21年) 4月 - 9月 大阪大学産業科学研究所 特任教授
- 2012年(平成24年) 3月 - 現在 大阪大学産業科学研究所 招へい教授
受賞等
[編集]- 1994年 応用物理学会賞
- 2003年 Eugen-und-Ilse Seibold賞 ドイツ研究振興協会
- 2005年 文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門
- 2007年 島津賞
- 2008年 Helmholtz-Humboldt研究賞 ヘルムホルツ協会、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団
- 命名 「極低エネルギー光電子分光 ELEPES」「バルク敏感光電子分光」