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菱苦土鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
菱苦土石
菱苦土石
菱苦土石
分類 炭酸塩鉱物
化学式 MgCO3
結晶系 三方晶系
へき開 あり
モース硬度 4
光沢 ガラス光沢
無色、白色
条痕 白色
比重 3.0
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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菱苦土石(りょうくどせき、magnesite、マグネサイト)は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。菱苦土鉱(りょうくどこう)ともいう。方解石グループに属する。

組成は炭酸マグネシウム(MgCO3)で、菱鉄鉱(FeCO3)との間では連続固溶体を形成する。三方晶系。純粋なものは透明か白だが、不純物を含み色のついているものもある。比重3.0。モース硬度3.5-4.5。

用途・加工法

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ハウライトと混同されて売られていることがある。現在流通しているハウライトのビーズなどの多くはマグネサイトである。またトルコ石ラピスラズリの代用品として、染めて使われることが多い石でもある。

産出地

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中国が最大の産出地であり他国を圧倒しており、ブラジルがそれに続く。[1]

埋蔵量においては北朝鮮が小国ながら世界第一位のロシアに次いで19%の埋蔵量を誇っている。[2]

ブロイネル石

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を少し含む亜種をブロイネル石(breunnerite)という。

脚注

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関連項目

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参考文献

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外部リンク

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