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藤原清瀬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤原 清瀬(ふじわら の きよせ、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族藤原南家右衛門権佐藤原長道の曾孫。従五位下・藤原道成の子。官位は従五位上・伊勢守(または伊予守

経歴

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清和朝大蔵少輔を務める。

元慶元年(877年)4月に備中介官職にあったが、陽成天皇大嘗会に向けて備中守・源直らとともに主基行事に任ぜられる。同年中に美濃介に遷り、11月の大嘗会に際して従五位上に昇叙された。元慶6年(882年左衛門権佐の官職にあった際に左相撲司を務めたほか、時期は不明ながら木工頭伊勢守(または伊予守)を務めている。

官歴

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注記のないものは『日本三代実録』による。

系譜

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尊卑分脈』による。

  • 父:藤原道成
  • 母:不詳
  • 妻:藤原長岡の娘
    • 男子:藤原善方(?-929)
  • 生母不詳の子女
    • 男子:藤原滋茂

脚注

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  1. ^ 『政事要略』206頁
  2. ^ 『尊卑分脈』

参考文献

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