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柳津駅 (岐阜県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西柳津駅から転送)
柳津駅*
駅舎(2024年1月)
やないづ
YANAIZU
TH01 西笠松 (2.0 km)
(2.3 km) 南宿 TH03
地図
所在地 岐阜県岐阜市柳津町梅松一丁目1番地2
北緯35度21分54.3秒 東経136度44分22.3秒 / 北緯35.365083度 東経136.739528度 / 35.365083; 136.739528座標: 北緯35度21分54.3秒 東経136度44分22.3秒 / 北緯35.365083度 東経136.739528度 / 35.365083; 136.739528
駅番号 TH  02 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 竹鼻線
キロ程 2.9 km(笠松起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
3,372人/日
-2021年-
開業年月日 1921年大正10年)6月25日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
*1953年 西柳津駅から改称
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柳津駅(やないづえき)は、岐阜県岐阜市柳津町梅松一丁目にある、名古屋鉄道竹鼻線である。駅番号はTH02

歴史

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以前の柳津駅は、柳津町宮東1丁目77に設置されていた。カーブしている場所に駅のホームを建設したため、ホームは大きく湾曲しており、ホームと電車の間に隙間(特に3扉車の中央のドアからは隙間が40cm程あった)が開いていた。これに注意を促すアナウンスが流れていたほか、転落検知マットも4両編成分全ての長さに渡って設置されていた。

しかし、ホームへの転落防止の安全対策と利便性向上の理由から、2008年(平成20年)6月29日に230m東(西笠松駅寄り)へ移設された。移転当初は歩行者・通行者のみ通行可能な広い空間となっていたが、のちに岐阜市により駅前の整備が行われ、ロータリー、駐輪場が設置された。また、竹鼻線の駅では唯一未導入であったトランパスを移設と同時に導入され、駅集中管理システムにより無人駅として営業されている。

なお、移転に伴い当駅との間の運賃が安くなる区間が生じた。その場合には運賃を値下げすると共に定期券・回数券は無手数料で払戻が行われている。逆に当駅と新羽島駅との間の駅においては運賃が高くなる区間も生じたが、この場合は運賃は据え置きとされているが、2024年3月16日に本来の駅位置で運賃が改正された。

旧駅跡地は大部分が歩行者・自転車専用道路に転用された。

年表

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駅構造

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単式1面1線ホームを持つ地上駅で、駅集中管理システムが導入された無人駅である。ホームは笠松方を向いて右側にあり、改札口付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[2])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。

のりば
路線 方向 行先
TH 竹鼻線 下り 竹鼻新羽島方面[3]
上り 笠松名鉄岐阜方面[3]

配線図

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柳津駅 構内配線略図

新羽島方面
柳津駅 構内配線略図
笠松・
岐阜方面
凡例
出典:[4]


利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,435人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中123位、竹鼻線・羽島線(10駅)中2位であった[5]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,924人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中176位、竹鼻線・羽島線(16駅)中5位であった[6]

名鉄社史および移動等円滑化取組報告書による一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗降人員の推移
年度 一日平均
乗降人員
備考
1992(平成04)年度 1924 [6]
2013(平成25)年度 3435 [5]
2019(令和元)年度 4199 [7]
2020(令和02)年度 3103 [8]
2021(令和03)年度 3372 [9]

駅周辺

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隣の駅

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名古屋鉄道
TH 竹鼻線
西笠松駅(TH01) - 柳津駅(TH02) - 南宿駅(TH03)

脚注

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  1. ^ 運賃改定の実施について』(プレスリリース)名古屋鉄道https://www.meitetsu.co.jp/train/ticket_fare/unchinkaitei202403/index.html2024年3月17日閲覧 
  2. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月28日閲覧。
  3. ^ a b 柳津(TH02)(やないづ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  4. ^ 川島令三、『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 名古屋駅 - 米原エリア』、p.16、 講談社、2009年7月、ISBN 978-4062700153
  5. ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  6. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  7. ^ 令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2020年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
  8. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
  9. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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