言えない
「言えない」 | ||||||||||||||||
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緑黄色社会 の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『Channel U』 | ||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | |||||||||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | Epic Records Japan | |||||||||||||||
作詞 | 小林壱誓 | |||||||||||||||
作曲 | peppe | |||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
後述を参照 | ||||||||||||||||
緑黄色社会 シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「言えない」(いえない)は、日本のポップ・ロック・バンドである緑黄色社会の楽曲。2024年7月30日にSony Music Labelsの社内レーベルEpic Records Japanより配信限定シングルとして発売された[1]。作詞は小林壱誓、作曲はpeppeが手がけ、編曲は緑黄色社会とLASTorderの共作[2]。楽曲は、ABEMAのオリジナル恋愛番組『今日、好きになりました。夏休み編2024』の挿入歌として書き下ろされた[3]。
リリース
[編集]2024年7月9日、同月22日からABEMAで放送が開始される『今日、好きになりました。夏休み編2024』の主題歌が「恥ずかしいか青春は」、挿入歌が本作に決定したことが発表される[4]。「恥ずかしいか青春は」が番組の放送開始に先駆けて7月9日に配信シングルとして発売された一方で、本作は7月22日に放送された第1話で初公開となった[3]。
7月29日、翌日に配信シングルとして発売することを発表[2]。配信サムネイルには、『今日、好きになりました。プサン編』や『今日、好きになりました。ホアヒン編』に参加した瀬川陽菜乃の口元にフォーカスした写真が使用された[5]。
8月5日、『今日、好きになりました。夏休み編2024』の映像を使用したミュージック・ビデオが公開された[6]。
制作
[編集]「言えない」の作詞は小林壱誓、作曲はpeppeによるもの[2]。peppeは夏に感じるさわやかさや、広がりを出したいなと思って。最初は、水しぶきが飛んでいるようなイメージがあって、そこから膨らませていきました
と説明している[7]。メロディーを制作した段階では「疾走感」を前面に出したアレンジとなっていたが、「切なさ」も曲に入れ込みたいということからテンポはそのままにゆっくりとしたリズムの取り方に変更された[8]。
作詞を手がけた小林は表には出ていない背景も想像しながら
書いたとし、「今日好き」はみんなで海外へ行き、そこで恋をする。そして、作品の性質上触れられてはいないけれど、必ず帰りの飛行機があるわけじゃないですか。この曲の言葉は半分以上がフィクションではありつつ、帰りの空港のターミナルといった見えない部分までイメージしましたね
と説明している[8]。また、「今日好き」という番組にはいろんな人の物語があるんですけど、その物語のすべてを語り切ることはできない。なので、それぞれのストーリーがあったうえでの「だから」という部分から書き始めようと思いました。恋愛って、自分の思いを言うか言わないかがめちゃくちゃ大事だと思うんです。それは付き合うまででも、付き合ってからでも。いうか言わないかが今後を左右する。そこにある葛藤を書こうと思って作った歌詞ですね
とも説明している[7]。
本作のレコーディングについて、穴見真吾は1番のニュアンスをみんなで探りながらやった
ことが印象的だったとし、最初は1番もガッシリとした感じで演奏していたんですけど、それを「もうちょっと儚く演奏しよう」とメンバーに伝えて、そこから徐々に見える景色が変わっていった。ここまでニュアンスをみんなで共有しながらレコーディングしたのは初めてだったかもしれないです
と回想している[7]。当初本作にはアウトロが存在していたが、潔く歌で終わるのが合うんじゃないか?
という話が挙がり削除されることとなった[7]。長屋晴子は「この恋が運んでゆく」という歌詞で終わるのも相まって、続きを聞き手に託すような終わり方にできたんじゃないかと思います
と語っている[7]。ボーカルのレコーディングは自分の家に近い空間
で歌いたいということから照明を落として座った状態で行なわれた[7]。
クレジット
[編集]チャート成績
[編集]チャート (2024年) | 最高位 |
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Japan Download Songs (Billboard JAPAN)[10] | 9 |
日本 (オリコンデジタルシングル)[11] | 9 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ "緑黄色社会、『今日好き』挿入歌の新曲"言えない"の配信がスタート". rockin'on.com. ロッキング・オン. 2024年7月30日. 2024年8月8日閲覧。
- ^ a b c d e "「言えない」7月30日(火)配信リリース!". 緑黄色社会 Official Site. 2024年7月29日. 2024年8月8日閲覧。
- ^ a b "緑黄色社会、『今日好き』新シリーズの主題歌と挿入歌を担当". rockin'on.com. ロッキング・オン. 2024年7月10日. 2024年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日閲覧。
- ^ ryokushakaのツイート(1810327994948276280)
- ^ "緑黄色社会、新曲「言えない」を7月30日にリリース". BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2024年7月29日. 2024年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月8日閲覧。
- ^ ryokushakaのツイート(1820429941609210060)
- ^ a b c d e f 天野史彬(インタビュアー:天野史彬)「緑黄色社会インタビュー|2つの新曲で切り取る“青春の奥にある苦悩”」『音楽ナタリー』、ナターシャ、2頁、2024年8月5日。オリジナルの2024年8月5日時点におけるアーカイブ 。2024年8月9日閲覧。
- ^ a b (インタビュー)「緑黄色社会「今日好き」メンバーと対談!青春の輝きと葛藤を描いた新曲に「すごく共感」」『モデルプレス』、ネットネイティブ、2024年7月30日。オリジナルの2024年7月31日時点におけるアーカイブ 。2024年8月9日閲覧。
- ^ 緑黄色社会『緑黄色社会『言えない』Official Video(今日好き Special ver.) / Ryokuoushoku Shakai – Ienai』2024年8月5日 。2024年8月9日閲覧。
- ^ "Billboard Japan Top Download Songs | Charts". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2024年8月7日. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
- ^ "オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2024年07月29日~2024年08月04日". ORICON NEWS. oricon ME. 2024年8月7日. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。