谷田部雅嗣
やたべ まさし 谷田部 雅嗣 | |
---|---|
本名 | 谷田部雅嗣 |
職業 |
ディレクター NHK解説委員 |
活動期間 | 1973年 - |
活動内容 |
NHKの番組製作 書籍版製作 シンポジウムの司会進行、登壇 |
主な作品 | |
『地球汚染』 『生命40億年はるかな旅』 |
谷田部 雅嗣(やたべ まさし、1950年3月14日 - )は、NHK解説委員。担当分野は生命科学・医学・環境・原子力・科学技術一般。NHKスペシャル『生命40億年はるかな旅』の制作や、『スタジオパークからこんにちは』『NHKジュニアスペシャル』への出演などで知られる。
経歴
[編集]1950年3月14日生まれ。1973年3月に北里大学医療衛生学部科学科を卒業後、4月よりNHKに入局し[1]、NHK仙台放送局ディレクターとして番組製作に携わる[2]。ディレクターとしての在籍中にNHK特集『地球汚染』(1989年)やNHKスペシャル『生命40億年はるかな旅』(1994年)の制作に参加。両作が彼の代表作とされており、書籍版の執筆にも参加した。1997年よりNHK解説委員に就任[1]。NHK解説委員となってからは科学番組を中心にNHKのテレビ番組とラジオ番組に多く出演している。
2000年には中央環境審議会企画政策部会「環境保全上健全な水循環のあり方」に関する検討チームに委員として所属し、三度の検討チーム会合を経て6月に報告書を発表[3]。2001年に土壌農薬部会に出席[4]。この他にも環境問題・技術開発・医療など数多くの分野のパネルディスカッションで司会やコーディネーター、パネリストを担当する[5][6][7]。
2005年には2005年日本国際博覧会の「ロボット・キッズ・スタジオ」にてタキシードとシルクハットを纏った姿で司会進行を務め、眞鍋かをりと共に当時の最先端技術を子どもたちに紹介した[8]。なお、『NHKジュニアスペシャル』では同様の服装で"やったべぇ"というキャラクターとして登場している[9]。
製作
[編集]テレビ番組
[編集]- 『地球汚染』
- 第2集「海はひそやかに警告する」(1989年3月)
- 『生命40億年はるかな旅』
- 第3集「魚たちの上陸作戦」(1994年6月)
- 第9集「ヒトは何処へいくのか」(1995年2月)
書籍
[編集]- 『地球汚染2 海はひそやかに警告する』(1989年5月、NHK出版、ISBN 978-4140086490)
- 『脳死 生と死の選択 日本で心臓移植は可能か』(NHK出版)
- 『生命40億年はるかな旅 進化の不思議な大爆発 魚たちの上陸作戦』(1994年6月、NHK出版、ISBN 978-4140801727)
- 『生命40億年はるかな旅 ヒトがサルと別れた日 ヒトは何処へいくのか』(1995年3月、NHK出版、ISBN 978-4140801758)
出演
[編集]全てがレギュラー出演というわけではない。
テレビ
[編集]- お達者くらぶ(1981年10月7日)[10]
- スタジオパークからこんにちは(1997年7月24日 - 2012年2月13日)[11]
- あすを読む(1997年8月5日 - 2006年3月6日)[12]
- クローズアップ現代(1997年9月9日 - 2006年2月8日)[13]
- NHK土曜プラザ(1997年12月13日)[10]
- 列島スペシャル(1998年5月30日)[10]
- 金曜フォーラム(2000年8月25日、2001年7月13日、2002年12月20日)[10]
- BS討論(2001年1月13日)[10]
- ETV2001(2001年10月15日、11月8日)[10]
- 四国羅針盤(2003年9月11日)[10]
- ETVスペシャル(2003年12月20日)[10]
- BSフォーラム(2004年1月24日 - 2006年8月26日)[14]
- 土曜フォーラム(2004年3月20日、2005年3月19日、4月23日、2006年2月18日、12月9日)[15]
- NHKジュニアスペシャル(2004年4月11日 - 2006年3月19日)[16]
- お元気ですか日本列島(2005年1月6日、2月22日、6月8日)[10]
- サイエンスZERO(2005年3月19日)[10]
- 土曜解説(2005年5月28日、12月17日、2006年1月28日、9月12日)[17]
- スポーツ&ニュース(2006年5月24日 - 2007年3月19日)[18]
- どう読む2007年の日本と世界(2006年12月29日)[10]
- きょうのニュース&スポーツ(2007年4月2日 - 2010年1月11日)[18]
- 明日のエコではまにあわない〜地球だい好き環境キャンペーン〜(2007年6月2日)[10]
- 日曜フォーラム(2007年6月3日、2007年11月18日、2008年2月17日)[19]
- 高専ロボコン四国地区大会(2008年 - 2010年、2014年、2018年、2019年)[20]
- 大人ドリル(2009年10月29日)[10]
- 双方向解説・そこが知りたい(2009年12月26日 - 2012年12月29日)[21]
- BS世界のドキュメンタリー[22]
- 検証 H1N1〜変異のシナリオ〜(2010年1月14日)
- シリーズ新型インフルエンザ(2010年1月15日、1月16日)
- 欧州 人造密売ルートを追う(2010年12月15日)
- エボラ出血熱 その謎に迫る(2014年11月28日)
- 時論・公論(2010年5月11日 - 2014年9月24日)[23]
- TVシンポジウム(2011年5月21日 - 2017年9月26日)[24]
- 週刊ニュース深読み(2011年7月2日 - 2015年2月7日)[25]
- くらし☆解説(2012年4月24日 - 2014年12月12日)[26]
- オトナへのトビラTV(2012年10月25日 - 2013年1月22日)[27]
- 解説スタジアム(2014年12月28日)[10]
ラジオ
[編集]- 土曜ジャーナル(1998年6月13日、1999年10月2日)[28]
- NHKラジオ夕刊(2006年11月27日 - 2008年3月28日)[29]
- すっぴん!(2013年2月20日、11月21日)[28]
- NHKマイあさラジオ(2015年4月19日 - 2017年3月26日)[30]
- 日曜コラム(2017年4月30日 - 2019年3月3日)[28]
出典
[編集]- ^ a b “International Symposium on Environmental Endocrine Disrupters 2001 挨拶・講演者一覧”. 環境省. p. 17. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “学会誌”. 日本沿岸域学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ 中央環境審議会企画政策部会「環境保全上健全な水循環のあり方」に関する検討チーム (2000). 「環境保全上健全な水循環のあり方」に関する検討チーム報告書 (PDF) (Report).
- ^ “中央環境審議会土壌農薬部会(第1回)議事要旨”. 環境省. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “第4回 内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)問題に関する国際シンポジウム”. 環境省. 2020年8月23日閲覧。
- ^ 牧野力 (2005年1月11日). “新エネルギーワンダーランド〜げんきなみらいのエネルギー〜「新エネルギーシンポジウム2005」の開催”. 新エネルギー・産業技術総合開発機構. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ”. 日本うつ病学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “「ロボット・キッズ・スタジオ」開催 最先端技術をやさしく解説”. Global Industrial and Social Progress Research Institute. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “今週の主な番組”. NHK. 2005年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “番組表検索結果”. NHK. 2020年8月23日閲覧。
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