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轟橋 (大分県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
轟橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 豊後大野市清川町左右知
交差物件 大野川水系奥岳川
設計者
施工者
設計:竹田営林署[1]
石工:山下嘉平、界寿光[1][注 1]
建設 1934年(昭和9年)[1]
座標 北緯32度54分49.7秒 東経131度28分51.2秒 / 北緯32.913806度 東経131.480889度 / 32.913806; 131.480889
構造諸元
形式 2連アーチ橋[1]
材料 石造[1]
全長 68.5m[1]
2.5m[3]
高さ 27m[1]
最大支間長 31.6m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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轟橋(とどろばし)は、大分県豊後大野市大野川水系奥岳川に架かる石造2連アーチ橋である。

概要

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奥岳川が轟川と合流する地点のすぐ上流に架かる橋である。2連アーチの径間は、右岸側が32.1m、左岸側が26.2mで、右岸側の径間は日本国内の石橋で最長である[1]。なお、轟橋の約80m下流に架かる出會橋は径間29.3mで、轟橋に次ぐ日本国内第2位である[1]

この橋付近の奥岳川の渓谷の峻崖にはしゃくし岩と呼ばれる柱状節理が見られ、石橋とともに絶景を成している[4]

歴史

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1934年(昭和9年)に傾山山麓の国有林の木材を搬出する森林鉄道のトロッコ軌道橋として、竹田営林署によって架橋された。1955年(昭和30年)にこの鉄道が廃止された後は、両側を約0.6m拡幅した上で道路橋として使用されており[3]、豊後大野市の市道となっている[5]

2016年4月の熊本地震の影響で轟橋下方の岩壁が崩落したため、轟橋は全面通行止めとなり、渇水期の2016年11月から2017年5月にかけて復旧工事が行われている[6]

交通

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脚注

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注釈

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  1. ^ 石工を、山形県、工藤武士とする資料もある[2]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j 轟橋 土木遺産in九州(一般社団法人 九州地域づくり協会)
  2. ^ 建築士大分 2014.10 No.113 (PDF) 公益社団法人大分県建築士会
  3. ^ a b スポット詳細 出會橋・轟橋 おおいた豊後大野ジオパーク
  4. ^ 出會橋・轟橋ジオサイト (PDF) おおいた豊後大野ジオパーク推進協議会
  5. ^ 岡崎文雄「大分の石橋探訪 Vol.41 豊後大野市 (6) (PDF) 」 大分合同新聞社、2008年1月11日
  6. ^ 市報ぶんごおおの 2016年12月 (PDF)
  7. ^ おおいた豊後大野ジオパーク - 日本ジオパーク NPO法人 日本ジオパークネットワーク

関連項目

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外部リンク

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