進藤大典
Daisuke Shindo | |
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基本情報 | |
名前 | 進藤大典 |
生年月日 | 1980年7月3日(44歳) |
身長 | 173 cm (5 ft 8 in) |
体重 | 70 kg (154 lb) |
出身地 | 京都府舞鶴市 |
経歴 | |
大学 | 東北福祉大学 |
2017年5月3日現在 |
進藤 大典(しんどう だいすけ、1980年7月3日 - )は、[実業家、ゴルフ解説者]。京都府出身。 ・アイダ設計所属・PUMAアンバサダー
明徳義塾高校、東北福祉大学卒業。2013年から6年間松山英樹の専属キャディとしてアメリカを拠点に活動。
世界ランキング2位まで上り詰め、日本代表キャディとなる。 現在は解説業、執筆活動、講演などメディア業の他、ミュアフィールドヴィレッジ株式会社代表取締役としてスポーツマネージメント業など幅広く活躍している。 また世界に羽ばたく次世代に向けてジュニア育成活動もしており、小学生、中学生、高校生が参加出来る進藤大典ジュニアトーナメントを毎年開催している。
経歴
[編集]1995年 転校先の明徳義塾中学でゴルフ部に入部し、ゴルフを始める。[1]
1999年 卒業生である星野英正に憧れ、東北福祉大学に入学。同年夏に同級生のプロゴルファー・宮里優作(プロゴルファー・宮里藍の兄)から誘われ、キャディを始める。[1]
2003年 ソニーオープンにて宮里優作のプロデビュー戦から専属プロキャディーとなる。[1]
3月に東北福祉大学卒業。[2] 同大学同級生には他にプロゴルファー・岩田寛がいる。[3]
2006年 谷原秀人専属としてツアー参戦。JCBクラシックで谷原秀人のバックを担ぎキャディーとして、初優勝をあげる。[4]
次戦のマンダムルシードよみうりオープン(現・よみうりオープンゴルフトーナメント)にて2試合連続優勝を増田伸洋のキャディとして達成する。[5]
全英オープンで5位タイ。サン・クロレラクラシックで優勝。[6]
この年谷原秀人最高位の賞金ランキング2位となる。[7]
2007年 谷原秀人とともにマスターズ初出場[8]。フジサンケイクラシック優勝。[9]
2008年 マンシングウェアオープン優勝[10] パナソニックオープン優勝[11]
2011年 岩田寛、佐伯三貴、上田桃子、北田瑠衣のキャディを担ぐ
2012年 浅地洋佑、佐伯三貴、上田桃子のキャディを担ぐ[2]
2013年 松山英樹 2月 タイのアマタスプリンスグスにて全英オープン予選会で2位の成績として、全英オープン出場権を得る キャディーとしてサポート。[13]
プロキャディとして同大学の松山英樹と契約を結ぶ。[14]
プロデビュー前から、松山から進藤に専属キャディーオファーをし、進藤は松山のプロデビューを待っていた。
4月東建ホームメイトカップでのプロデビュー戦から専属キャディを務める。[15]
同年、松山英樹はプロデビュー初年度ながら、つるやオープンゴルフトーナメント、ダイヤモンドカップゴルフ、フジサンケイクラシック、カシオワールドオープンゴルフトーナメントで優勝し、計4勝を挙げて賞金王に輝いた。[16]
2014年 松山英樹がトヨタ自動車と所属契約を結ぶ。LEXUS所属。[17]
6月12日より、松山英樹の所属するLEXUS(トヨタ自動車)の公式サイトにキャディブログを連載中。[18]
2016年 松山英樹がHSBCチャンピオンズでWGCシリーズでアジア人初の優勝。米国男子ツアーのポストシーズンに行われたキャディ対抗戦である「ワールド・キャディ・マッチ」の第1回大会では日本から唯一出場。[19]
過去にキャディを務めたプロゴルファー
[編集]現在のスポンサー契約
[編集]- アイダ設計
- タカミクリニック
- LEXUS
- アライパーツ株式会社
- 株式会社リード
- UUUM株式会社
- 相互物産株式会社
- PUMAアンバサダー
専属である松山英樹選手の戦績
[編集]2013年
- つるやオープンゴルフトーナメント 優勝
- ダイヤモンドカップゴルフ 優勝
- 全米オープン 10位(日本人最高順位)
- 全英オープン 6位(日本人最高順位)
- フジサンケイクラシック 優勝
- プレジデンツカップ 出場
- カシオワールドオープンゴルフトーナメント 優勝
2014年
- メモリアル・トーナメント 優勝
- PGAツアー初優勝 (日本人選手の米ツアー制覇は、4人目で。当時22歳で最年少優勝)
- ダンロップフェニックストーナメント 優勝
2016年
- フェニックス・オープン 優勝(PGAツアー2勝目)
- 日本オープンゴルフ選手権競技 優勝(国内メジャー初優勝)
- CIMBクラシック 2位
- HSBCチャンピオンズ 優勝(世界ゴルフ選手権初優勝、PGAツアー3勝目)
- 三井住友VISA太平洋マスターズ 優勝
- ヒーロー・ワールドチャレンジ 優勝
2017年
- トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2位
- フェニックス・オープン 優勝(日本人選手初のPGAツアー年間複数勝利、同一大会連覇、PGAツアー4勝目)[20]
- 全米オープン 2位
- ブリヂストン招待選手権 優勝(世界ゴルフ選手権、PGAツアー5勝目)
- 全米プロゴルフ選手権 5位
2013年
【4月25日-4月28日】つるやオープンゴルフトーナメントでは、最終日首位と2打差の2位からスタート。後半15番で首位に並ぶと、上がり4ホール連続バーディーを含む逆転優勝を飾る。プロ転向2戦目での優勝は、1999年のJGTO「日本ゴルフツアー機構」発足後では、従来の5試合を抜きツアー最短記録。JGTO設立以前では、1979年の中四国オープンにプロデビュー戦の重信秀人が、1981年の日本国土計画サマーズでは、松山と同じプロ転向2戦目の倉本昌弘がそれぞれ優勝している。
【5月30日-6月2日】ダイヤモンドカップゴルフ最終日、首位タイからスタートした松山がそのまま何とか逃げ切り、トータル9アンダーまでスコアを伸ばして今季2勝目を挙げた。
【6月13日-6月16日】全米オープンでは10位タイに入り、次年の全米オープン出場権を獲得。
【7月18日-7月21日】初の全英オープン に出場し、6位タイの成績を収めた。3日目にはスロープレーにより1打罰を課せられ物議を醸した。海外メジャーにおいて、二戦連続で10位以内という日本人初の記録を残した。
【9月5日-9月8日】フジサンケイクラシック最終日、4打のリードを持ちながら後続に追いつかれプレーオフに突入。苦しみながらも今季3勝目を手にした。
9月28日、震災復興を支援する基金設立を発表。今後出場する国内外の全試合で、バーディー1つに1万円、イーグル1つに2万円を積み立てる予定。これを被災した子供たちの役に立てたいと考えている。
【10月3日-10月6日】米国選抜vs世界選抜(欧州国籍の選手を除く)による団体戦・プレジデンツカップに出場。世界選抜は10名が世界ランキングの上位から自動的に選出され、松山はアダム・スコット( オーストラリア)、アーニー・エルス( 南アフリカ共和国)らに続き6番目での堂々の選出となった。
【11月28日-12月1日】カシオワールドオープンゴルフトーナメントで優勝し、今季4勝目を達成した。史上初のツアー参戦初年度(ルーキーイヤー)での賞金王を確定。史上3人目の2億円プレーヤーとなった。プロデビューから16試合(海外メジャー3戦を含む)での獲得賞金2億円突破は、尾崎将司(1994年、96年)と伊澤利光(2001年)を抜いて史上最速。また、新人選手の年間4勝は1981年の倉本昌弘の最多記録に並んだ。
12月9日、2013年度ジャパンゴルフツアー表彰式で史上最多の9冠(最優秀選手賞、賞金ランキング賞、Unisysポイントランキング賞、最優秀新人賞、平均ストローク賞、パーキープ率賞、バーディ率賞、サンドセーブ率賞、ゴルフ記者賞)を受賞した。
2014年
5月29日-6月1日に行われたメモリアル・トーナメントにて、ケビン・ナ(英語版)とのプレーオフを制してPGAツアー初優勝を果たした。 日本人選手の米ツアー制覇は、青木功、丸山茂樹、今田竜二に次いで6年ぶり4人目で、22歳の松山は最年少優勝。
2015年
4月9日-12日に行われた米マスターズ・トーナメントでは、11アンダーで単独5位に入った。
2014-2015シーズンは、PGAツアー賞金ランキング15位(3,758,619ドル)、FedExCupポイントランキング16位(558ポイント)で終えた。
2016年
2月4日-7日に行われたフェニックス・オープンでリッキー・ファウラーとのプレーオフを制し2シーズンぶりPGAツアー2勝目を挙げた。
10月13日-16日に行われた日本オープンゴルフ選手権競技で国内メジャー初優勝を果たした。
10月27日-30日に行われたHSBCチャンピオンズで世界ゴルフ選手権初優勝を果たした。
2017年
2月2日-5日に行われたフェニックス・オープンでウェブ・シンプソン(英語版)とのプレーオフを制し2連覇、PGAツアー4勝目を挙げた。
6月15日-18日に行われた全米オープンで2位タイに入った。
8月3日-6日に行われたブリヂストン招待選手権で世界ゴルフ選手権2勝目、PGAツアー5勝目を挙げた。
11月5日、来日中のトランプ大統領と安倍首相の霞ヶ関カンツリー倶楽部でのゴルフに同伴してプレーした。
人物
[編集]- 明徳義塾中学・高校時代の同級生に第68代目横綱で現在実業家の朝青龍 明徳がいる。[1]
- キャディを始めたきっかけは大学1年生の夏に宮里優作から『キャディをやってみない?』と言われたこと。[1]
- プロゴルファーの岩田寛とは東北福祉大学時代のチームメイトで今でも親交がある
- 現在バッグを担いでいる松山英樹も東北福祉大学出身であり、後輩にあたる。
- 進藤大典と同じく海外遠征などに帯同するパーソナルトレーナーの飯田光輝と松山英樹の3人で「チーム松山」と呼ばれている。[21]
- 石川遼のキャディ・佐藤賢和は東北福祉大ゴルフ部の同期。
- PGAキャディー同士の交流は、アダムスコット、リッキー・ファウラー、ジェイソン・デイなど海外のトップ選手との親交が深く、インスタグラムやSMSなどで頻繁にやり取りをしている。
- 松山英樹の所属するレクサス(トヨタ自動車)の公式サイトにキャディブログの他に週間パーゴルフ、日刊スポーツで連載を持つ。
- 2017年よりダブルスの新フォーマットで開催される「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオリンズ」では松山英樹と組んだ谷原秀人のキャディを務めた。[22]
- 2017年11月5日、松山英樹がドナルド・トランプ米大統領、安倍首相と20年東京五輪が開かれる東Cの1番からの9ホールをラウンドした際には、松山英樹のキャディとして立ち会った。[23]
関連作品
[編集]書籍
[編集]ゴルフキャディ 世界で闘うために・・・(2020年 [2])
ブログ
[編集]連載
[編集]
週刊パーゴルフ
脚注
[編集]- ^ a b c d e 松山英樹&石川遼のキャディ大対談!「2人は同じ価値観を持っている」 - Sports Graphic Number Web (2016年1月1日) 閲覧 2017年5月3日
- ^ a b 「英語ができることで見える世界が変わってくる」世界が舞台、前人未到のフィールドへ プロキャディー進藤大典 - グローバルアスリートプロジェクト(2017年1月19日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2014「岩田寛がアルバトロスを達成」 - JAPAN GOLF TOUR 一般社団法人 日本ゴルフツアー機構(2014年6月21日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 第22回マスターズ - 青梅フレンドシップゴルフ 小田 美奈のコラム(2007年4月2日) 閲覧2017年5月3日
- ^ ツアープレーヤーたちを支える人々<キャディの進藤大典さん> - GDOニュース(2006年6月26日) 閲覧2017年5月3日
- ^ サン・クロレラ クラシック 2012 - JAPAN GOLF TOUR 一般社団法人 - 日本ゴルフツアー機構(2012年8月19日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 谷原秀人 プロフィール - 日本ゴルフツアー機構 閲覧2017年5月3日
- ^ 谷原秀人の「マスターズ」初出場が決定! - GDOニュース(2007年1月31日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 歴代優勝者 (2000年代) - FUJISANKEI CLASSIC 閲覧2017年5月3日
- ^ マンシングウェアオープンKSBカップ 2007 歴代優勝者 - 日本ゴルフツアー機構(2008年5月20日) 閲覧2017年5月3日
- ^ アジアパシフィック パナソニックオープン 2013 - 日本ゴルフツアー機構(2013年9月29日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 片山晋呉が新コンビで09年をスタート!!- GDOニュース(2009年2月5日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 松山英樹、丸山大輔が全英OP出場権を獲得!/全英OPアジア地区予選 最終日 - GDOニュース(2013年3月1日) 閲覧2017年5月3日
- ^ プロ転向への決意 松山英樹を後押ししたマスターズ - GDOニュース(2013年4月3日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 松山英樹が最速のプロ初V【インタビュー動画】 - 日本ゴルフツアー機構(2013年4月28日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 2013年国内男子 賞金ランキング- 日本ゴルフツアー機構(2013年12月9日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 松山英樹が「レクサス」と所属契約を締結 - GDOニュース(2013年12月24日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 皆様始めまして!松山英樹プロの専属キャディの進藤大典です。 - LEXUS×松山英樹 松山英樹の専属キャディ進藤大典氏のブログ vol.1
- ^ 世界選抜vs米国選抜 PGAツアーキャディたちの真剣勝負- GDOニュース(2016年8月31日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 松山英樹 選手の詳細プロフィール、クラブセッティング、スイング動画、スタッツ・戦績を紹介- GDOニュース(2017年5月1日) 閲覧2017年5月3日
- ^ 優勝支えた“チーム松山” キャディーら歓喜に沸く- 産経ニュース(2017年8月7日) 閲覧2017年11月17日
- ^ ピンがしなるほどの強風に翻弄された3日目 「英樹は残り何ヤードが好き?」苦しい状況でも笑顔と会話の絶えない日本チーム- GOLF NETWORK(2017年4月30日) 閲覧2017年11月17日
- ^ 松山英樹、安倍首相&トランプ米大統領と9ホールをラウンド- Yahoo!ニュース(2017年11月5日) 閲覧2017年11月17日