野崎韶夫
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野崎 韶夫(のざき よしお、1906年4月27日 - 1995年6月20日[1])は、ロシア演劇研究者。
福島県生まれ。早稲田大学文学部露文科中退。1928-32年モスクワ、レニングラードで学び、南満州鉄道の『東方評論』で日本紹介の仕事をする。敗戦後抑留され、帰国後は演劇評論、翻訳などを行い、のち早稲田大学文学部教授。76年定年、名誉教授[2]。
著書
[編集]共編著
[編集]翻訳
[編集]- ノヴイツキイ,マルゴーリン『現代のソヴェト演劇』訳編 ナウカ社 1934
- ペ・マールコフ,エヌ・チューシキン共著『モスクワ芸術座五十年史』筑摩書房 1953
- V.S.イヴァノフ「装甲列車14-69」『現代世界戯曲選集 第3』白水社 1954
- P.ヤーリツェフ「密林地帯」『現代世界戯曲選集 第7』白水社 1954
- ゴーゴリ原作 ブルガーコフ脚色『死せる魂』白水社 現代海外戯曲 1955
- クリスチ『「俳優修業」解説』未来社てすぴす叢書 1956
- チェーホフ「三人姉妹」『ロシア文学全集 第10巻』修道社 1957
- ゴルチャコーフ『モスクワ芸術座の演劇修業』筑摩書房 1958
- ゴーゴリー「検察官」『世界文学大系 第80』筑摩書房 1963
- ゴーリキー「どん底」『世界文学全集 第44』筑摩書房 1968
- 『現代世界演劇 14 (リアリズム劇 3)』恐怖(A.アフィノゲーノフ) とわに生きるもの(B.ローゾフ)白水社 1971
- グリゴーリイ・クリースチ『スタニスラーフスキイシステムによる俳優教育』佐藤恭子共訳 白水社 1971
- 『ソビエト現代劇集』編訳 白水社 1981
- B.リヴォーフ=アノーヒン他『マイヤ・プリセツカヤ』プログレス出版所 1981
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ 安井亮平「野崎韶夫先生を悼む」『ロシア語ロシア文学研究』第27号、日本ロシア文学会、1995年、138-139頁、NAID 110001248564。