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野田駅 (阪神)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野田駅
駅舎(2016年6月)
背後に見えるのが阪神電鉄本社ビルとWISTE
のだ
Noda
HS 02 福島 (1.2 km)
(1.0 km) 淀川 HS 04
地図 左から海老江駅、野田阪神駅、野田駅
所在地 大阪市福島区海老江一丁目1-11
北緯34度41分39.72秒 東経135度28分33.91秒 / 北緯34.6943667度 東経135.4760861度 / 34.6943667; 135.4760861座標: 北緯34度41分39.72秒 東経135度28分33.91秒 / 北緯34.6943667度 東経135.4760861度 / 34.6943667; 135.4760861
駅番号 HS03
所属事業者 阪神電気鉄道
所属路線 本線
キロ程 2.3 km(大阪梅田起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年次-
32,293人/日
-2023年-
開業年月日 1905年明治38年)4月12日
乗換 野田阪神駅Osaka Metro千日前線
海老江駅JR東西線
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野田駅(のだえき)は、大阪府大阪市福島区海老江一丁目にある、阪神電気鉄道本線。駅番号はHS 03。阪神電気鉄道の本社は当駅の北側にある。

区間特急急行区間急行の停車駅である。

当駅から接続する鉄道路線

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以下の駅と近接しており、乗り換えが可能である。

また、過去には阪神の路面電車、国道線北大阪線のターミナルが駅の北側にあったが、廃止され現存しない。跡地には1992年梅田より阪神本社が移転し、同年8月にはショッピングセンターが開業している(詳細は後述)。両線の駅は本線の北側、現在の野田阪神前バス停の位置にあった。

JR西日本にも大阪環状線野田駅があるが、約500メートル離れている。JR野田駅とほぼ同位置にある千日前線の駅は玉川駅を名乗る。

年表

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南側から見た阪神野田駅周辺。阪神本線、国道線、北大阪線の位置関係が分かる(1954年撮影)

駅構造

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島式ホーム2面4線を持ち待避設備のある高架駅。2階に改札口立ち食いうどん店などの店舗、3階にホームがある。改札口は駅西方の1か所。

PTC導入前は、駅の西方に野田信号所が設置されていた。廃止後はその跡(土台のみ)が残っている。

高架下にあった路面電車(国道線、北大阪線)も島式ホーム2面4線を有し、車庫が併設されていた[5]

かつては東口を設置する計画があった。これは、地下鉄千日前線の野田阪神駅が当駅の東寄り付近の地下に建設される予定で、その連絡用として計画されたものである。結果として野田阪神駅は当駅の西方地下に建設されたため、東口は設置されなかった。ホーム上屋を支える柱の形状(東口階段を造る予定だった箇所が2本柱になっている)と、高架下から観察できる階段用の開口部跡に、その名残を見ることができる。


野田駅配線略図

梅田方面
0 0 0 0D24-2
0 0 0
sensd voie bifbg voie bifbg sensd
sensg bifhd voie bifhd voie sensg
0 0 0
0 0 0

三宮・元町方面
凡例
出典:[6]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 本線 上り 大阪(梅田)方面
3・4 下り 尼崎神戸(三宮)明石姫路方面
  • 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。

ホーム有効長はいずれも6両編成分。

利用状況

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2023年(令和5年)11月の1日平均乗降人員32,293人である。これは阪神本線の33駅の中では今津駅に次ぐ9位である[7]

近年の1日平均乗降・乗車人員は下表の通り。

年次 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 44,884 21,521 [大阪府 1]
1991年(平成03年) 50,216 22,839 [大阪府 2]
1992年(平成04年) 54,418 24,776 [大阪府 3]
1993年(平成05年) 48,221 23,227 [大阪府 4]
1994年(平成06年) 46,335 22,319 [大阪府 5]
1995年(平成07年) 46,828 22,628 [大阪府 6]
1996年(平成08年) 45,905 22,146 [大阪府 7]
1997年(平成09年) 43,005 20,747 [大阪府 8]
1998年(平成10年) 41,816 20,175 [大阪府 9]
1999年(平成11年) 40,345 19,470 [大阪府 10]
2000年(平成12年) 38,070 18,473 [大阪府 11]
2001年(平成13年) 37,347 18,242 [大阪府 12]
2002年(平成14年) 35,655 17,320 [大阪府 13]
2003年(平成15年) 35,004 17,124 [大阪府 14]
2004年(平成16年) 34,785 16,963 [大阪府 15]
2005年(平成17年) 33,706 16,393 [大阪府 16]
2006年(平成18年) 35,473 17,282 [大阪府 17]
2007年(平成19年) 35,151 16,896 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 35,626 17,213 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 36,868 17,823 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 33,173 16,217 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 33,375 16,317 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 33,160 16,245 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 33,340 16,360 [大阪府 24]
2014年(平成26年) 32,760 15,985 [大阪府 25]
2015年(平成27年) 32,371 15,760 [大阪府 26]
2016年(平成28年) 31,647 15,678 [大阪府 27]
2017年(平成29年) 31,721 15,455 [大阪府 28]
2018年(平成30年) 32,496 15,895 [大阪府 29]
2019年(令和 元年) 32,832 16,086 [大阪府 30]
2020年(令和 2年) 28,870 14,227 [大阪府 31]
2021年(令和 3年) 29,746 14,656 [大阪府 32]
2022年(令和 4年) 30,137 14,823 [大阪府 33]

駅周辺

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阪神電車の他駅と比較してみても、商業集積が進んでいる駅である。

バス路線

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野田阪神前停留所

7番・8番のりばは野田阪神前交差点付近に設置されている。それ以外ののりばは、駅北側(WISTEとの間のバスターミナル)に設置されており、大阪シティバス(旧・大阪市営バス)が乗り入れている。かつては阪神バスが乗り入れていたが、2024年1月13日ダイヤ改正で天神橋筋六丁目行き及び阪神杭瀬駅北行きの路線が休止となり、乗り入れなくなった[8]。バスターミナルの奥には阪神バスの車庫(大阪営業所)がある。

のりば 運行事業者 系統 行先 経由地 備考
1 大阪シティバス  38 竹島三丁目[注 1] 御幣島駅                                     
39 新大阪駅北口 福島西通・中津六丁目十三・三国本町
3 58 大阪駅前 鷺洲六丁目・中津・済生会病院
5 59A 酉島車庫前 西九条此花区役所・伝法 始発便のみ 
6 90 鶴町四丁目 川口一丁目・ドーム前千代崎大正橋大正区役所前
7 59 大阪駅前 鷺洲 地下鉄8号出入口前
8 59 北港ヨットハーバー  西九条・此花区役所・伝法・酉島車庫前 地下鉄7号出入口前

その他

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戦後すぐに、当駅から分岐して難波を経由し近鉄鶴橋駅へ至る路線が計画され、阪神と近鉄の共同出資による「大阪高速鉄道」(大阪モノレールを運営する現在の大阪高速鉄道とは無関係)を設立して軌道特許の申請まで行ったが、大阪市の反対(市営モンロー主義)により実現せず(この計画に対抗するために大阪市が計画したのが、現在のOsaka Metro千日前線である)、阪神伝法線を千鳥橋から難波へ延伸し、東側は近鉄が上本町から難波への新線を建設するように計画を変更して、現在の近鉄難波線阪神なんば線となった。

大阪環状線にも同じ駅名があるが、当駅から500mも離れている為、便宜上「阪神野田駅」と呼ばれている。

隣の駅

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阪神電気鉄道
本線
直通特急・特急
通過
区間特急(大阪梅田行きのみ運転)・急行
大阪梅田駅 (HS 01) - 野田駅 (HS 03) - 尼崎駅 (HS 09)
区間急行
福島駅 (HS 02) - 野田駅 (HS 03) - 千船駅 (HS 06)
普通
福島駅 (HS 02) - 野田駅 (HS 03) - 淀川駅 (HS 04)

かつて存在した路線

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阪神電気鉄道
北大阪線
野田駅 - 海老江駅
国道線
野田駅 - 中海老江駅

脚注

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注釈

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出典

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本文

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  1. ^ a b 「第6章 鉄道事業の近代化と経営の多角化」『阪神電気鉄道八十年史』阪神電気鉄道株式会社、1985年4月12日、309頁。doi:10.11501/12065975全国書誌番号:86008333 
  2. ^ 「“開かずの踏切”の汚名解消 阪神電鉄 野田踏切の立体交差完成」『交通新聞』交通協力会、1961年12月10日、1面。
  3. ^ 3月20日(火・祝)全線のダイヤ改正を実施!』(PDF)(プレスリリース)阪神電気鉄道、2012年1月20日。オリジナルの2021年1月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210129052504/https://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20120120-11.pdf2021年1月29日閲覧 
  4. ^ 阪神「三宮」を「神戸三宮」に駅名変更、駅ナンバリングを導入し、すべてのお客さまに分かりやすい駅を目指します』(PDF)(プレスリリース)阪神電気鉄道、2013年4月30日。オリジナルの2020年10月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201015030440/https://www.hankyu-hanshin.co.jp/legacy_data/ir/data/SR201304304N1.pdf2021年1月29日閲覧 
  5. ^ トンボブックス『阪神国道電車』(トンボ出版)p.128 - 130
  6. ^ 『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 大阪エリア-神戸駅』川島令三 編著、講談社〈図説 日本の鉄道〉、2009年。ISBN 978-4-06-270017-7  19頁
  7. ^ ハンドブック阪神PDF
  8. ^ 【路線バス】阪神線におけるダイヤの見直しの実施について”. 阪神バス (2023年12月20日). 2024年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月18日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(令和3年)(PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(令和4年)PDF
  33. ^ 大阪府統計年鑑(令和5年)PDF

関連項目

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外部リンク

[編集]
  • 野田駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道