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金子丈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金子 丈
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府茨木市
生年月日 (1993-02-25) 1993年2月25日(31歳)
身長
体重
189 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 ドラフト9位
初出場 2015年4月16日
最終出場 2016年5月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

金子 丈(かねこ たけし、1993年2月25日 - )は、大阪府茨木市出身の元プロ野球選手投手)、スコアラー。右投右打。

経歴

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プロ入り前

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大阪商業大学では先発・中継ぎ共にこなせる投手として活躍。関西六大学リーグでは1年春の2011年、平古場(新人)賞。3年春の2013年、4試合連続完封を記録しベストナインを受賞[1]。同13年秋、4年近藤大亮投手の活躍もあり秋季リーグ優勝。続いて第44回明治神宮大会に進出。同大会準決勝で明治大に敗れベスト4に留まる。リーグ通算65試合登板、23勝17敗、防御率1.85の成績を残した[2]。近藤大亮投手、桂依央利捕手、橋爪大佑らは大学の1年先輩に当たる。

2014年度新人選手選択会議において、中日ドラゴンズより9位指名(育成選手を除き12球団で最後の指名)を受け入団し、契約金1500万円、年俸600万円(推定)で仮契約した[3]。背番号は50

プロ入り後

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2015年、4月16日の阪神タイガース戦(ナゴヤドーム)で4対6で迎えた9回に4番手としてプロ初登板を果たし、三者凡退に抑えた[4]。同期入団投手4人の中で最速の一軍デビューとなった。11月2日には同年1月に高校時代から交際していた茨木市出身の保育士(当時23歳)と入籍。また、同年2月には妻が第一子となる長男を出産していた事を併せて公表した[5]

2016年はわずか1試合の出場に終わり、2017年は一軍出場機会は無く、10月30日に球団から戦力外通告を受けた[6]。その後、12球団合同トライアウトを受けたものの獲得の意思を示す球団は現れず、12月2日付で自由契約選手として公示された[7]

引退後

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2017年11月29日に中日ドラゴンズから球団スタッフ(スコアラー)として契約したことが発表された[8]

2018年12月22日、スコアラーから二軍サブマネージャーへ配置転換された事が発表された。

2020年シーズンからはスコアラーに復帰し、阪神タイガース担当を務めている。

選手としての特徴・人物

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最速145km/hの直球とフォークボールが持ち味[9]。先発・中継ぎ・抑えとどこでもこなせるオールマイティーな投手との評価をドラフト時に受けている[10]。 趣味はドライブ

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2015 中日 10 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 58 13.2 17 0 1 0 1 12 0 1 6 6 3.95 1.32
2016 1 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 6 1.0 2 1 1 0 0 0 0 0 2 2 18.00 3.00
NPB:2年 11 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 64 14.2 19 1 2 0 1 12 0 1 8 8 4.91 1.43

記録

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背番号

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  • 50 (2015年 - 2017年)

脚注

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  1. ^ 週刊ベースボール増刊 大学野球2013春季リーグ戦決算号 ベースボールマガジン社
  2. ^ 中日ドラ9金子に関西6大学特別功労賞
  3. ^ 中日、9位指名の金子丈と仮契約 朝日新聞、2014年11月7日配信、同年12月25日閲覧。
  4. ^ 中日ドラ9金子3人斬り1軍デビュー「集中できた」
  5. ^ 中日、金子の結婚と第1子誕生を発表 サンケイスポーツ 2015年11月3日
  6. ^ 中日ドラゴンズ 公式サイト - ドラゴンズニュース ★来季の契約について”. 中日ドラゴンズ. 2018年1月17日閲覧。
  7. ^ 2017年度 自由契約選手 日本野球機構オフィシャルサイト 2017年12月4日閲覧。
  8. ^ サンケイスポーツ (2017年11月29日). “中日、戦力外選手5人とスタッフ契約 野村は打撃投手に”. 産業経済新聞社. 2018年1月17日閲覧。
  9. ^ 中日新聞2014年10月24日紙面より
  10. ^ 中日ドラゴンズのドラフト - ドラフト会議2014 日刊スポーツ、2014年12月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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