鎌田次郎
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名前 | ||||||
愛称 | ジロー[1][2]、カマジ、KJ | |||||
カタカナ | カマタ ジロウ | |||||
ラテン文字 | KAMATA Jiro | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1985年7月28日(39歳) | |||||
出身地 | 東京都大田区 | |||||
身長 | 179cm | |||||
体重 | 76kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | DF (CB,SB)[3] / MF (DH)[4] | |||||
利き足 | 右足[1][2] | |||||
ユース | ||||||
下丸子シューターズ | ||||||
1998-2000 | FC東京U-15[5] | |||||
2001-2003 | FC東京U-18 | |||||
2004-2007 | 流通経済大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006 | 柏レイソル (特別指定) | 15 | (0) | |||
2008-2009 | 柏レイソル | 37 | (1) | |||
2010-2015 | ベガルタ仙台 | 176 | (9) | |||
2016-2021 | 柏レイソル | 85 | (4) | |||
2021 | → SC相模原 (loan) | 17 | (0) | |||
2022 | SC相模原 | 16 | (1) | |||
通算 | 346 | (15) | ||||
代表歴 | ||||||
2006 | 日本 U-21 | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
鎌田 次郎(かまた じろう、1985年7月28日 - )は、東京都大田区出身の元プロサッカー選手。ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]FC東京の下部組織出身。ユースでのチームメイトの攻撃陣・李忠成や梶山陽平らがトップチームに昇格したのに対して、DFは市立船橋高校から増嶋竜也の獲得が決まったこともあり、昇格が叶わなかった。そこでJFLにも参戦している流通経済大学へ進学し、同大学サッカー部で頭角を現した。同部では主将を務め、関東大学リーグ及び総理大臣杯優勝の原動力となった[1]。
大学3年の2006年には、当時J2にて1年でのJ1復帰を目指していた柏レイソルに特別指定選手として参加(流通経済大学のある茨城県龍ケ崎市と柏市は比較的近い)[6]。登録発表直後の第15節鳥栖戦で早速出場機会を得ると、当時台所事情の苦しかったチームにおいて第48節神戸戦まで15試合に出場し[1]、主力離脱の穴を埋めた。
柏レイソル
[編集]2008年に大学を卒業し、柏と正式に契約[7]。ボランチとセンターバックをこなすユーティリティぶりを発揮し、またも主力の抜けた穴を埋める活躍をした。守備的ポジションながらリーグ・カップ戦共にゴールを決めており、同年代のセンターバックの小林祐三や石川直樹、ボランチの大谷秀和らと共に将来の柏の守備を担う人材として、期待を集めた。2009年をもって契約満了[8]。
ベガルタ仙台
[編集]2010年よりベガルタ仙台へ完全移籍[9][10]。センターバックのレギュラーを確保し、J1リーグ戦27試合に出場した。2011年6月、高校から交際していた同級生の一般女性と入籍。同年は東日本大震災後の川崎戦での逆転ゴールや年間通しての堅守を評価され、クラブの年間MVPおよびJリーグの優秀選手賞に選出された。2012年も31試合に出場、失点数は前年に比べ増えたものの、チームの2位に貢献し、2年連続でJリーグ優秀選手賞に選出された。2013年はチームに負傷者が相次いだため、センターバックとボランチで併用された。強烈なキャプテンシーと粘り強い守備で[2] 2014年はリーグ戦におけるチーム最多のボール奪取数を記録[11]。2015年も堅実な守備で[12] 重宝され、同年末に契約が切れる際には[13]強い慰留を受けた[14]。
柏レイソル復帰
[編集]2016年、数年来のオファーに応え[13]、柏へ完全移籍[15][16]。7季ぶりの古巣復帰となった。自身をプロへスカウトした下平隆宏監督の下、同年序盤には右サイドバックでも起用され、鋭い読みと対人の強さで新境地を開拓した[3]。
SC相模原
[編集]2022年より、SC相模原へ完全移籍[18]。
2022年11月7日、SC相模原は契約期間の満了と契約を更新しないことを発表[19]。
2023年1月21日に現役引退を発表[20]。
所属クラブ
[編集]- - 1997年 下丸子シューターズFC(大田区立矢口西小学校)
- 1998年 - 2000年 東京ガスFCジュニアユース / FC東京U-15[5] (大田区立矢口中学校[6])
- 2001年 - 2003年 FC東京U-18 (東京都立蒲田高等学校[6])
- 2004年 - 2007年 流通経済大学
- 2006年 柏レイソル (特別指定選手)
- 2008年 - 2009年 柏レイソル
- 2010年 - 2015年 ベガルタ仙台
- 2016年 - 2021年 柏レイソル
- 2022年 SC相模原
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2005 | 流経大 | 36/37 | JFL | 2 | 0 | - | - | 2 | 0 | ||
2006 | 2 | 2 | 0 | - | 0 | 0 | 2 | 0 | |||
2006 | 柏 | 40 | J2 | 15 | 0 | - | - | 15 | 0 | ||
2007 | 流経大 | 2 | JFL | 6 | 0 | - | 1 | 0 | 7 | 0 | |
2008 | 柏 | J1 | 26 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 31 | 2 | |
2009 | 11 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | |||
2010 | 仙台 | 27 | 2 | 8 | 0 | 0 | 0 | 35 | 2 | ||
2011 | 33 | 1 | 4 | 0 | 3 | 0 | 40 | 1 | |||
2012 | 31 | 3 | 5 | 0 | 1 | 0 | 37 | 3 | |||
2013 | 29 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 34 | 0 | |||
2014 | 31 | 2 | 6 | 1 | 1 | 0 | 38 | 3 | |||
2015 | 25 | 1 | 4 | 1 | 4 | 0 | 33 | 2 | |||
2016 | 柏 | 16 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 21 | 0 | ||
2017 | 15 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 19 | 0 | |||
2018 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 19 | 0 | |||
2019 | J2 | 27 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 28 | 4 | ||
2020 | J1 | 9 | 0 | 2 | 0 | - | 11 | 0 | |||
2021 | 相模原 | 24 | J2 | 17 | 0 | - | 0 | 0 | 17 | 0 | |
2022 | J3 | 16 | 1 | - | - | 16 | 1 | ||||
通算 | 日本 | J1 | 271 | 10 | 47 | 3 | 15 | 0 | 333 | 13 | |
日本 | J2 | 59 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 60 | 4 | ||
日本 | J3 | 16 | 1 | - | - | 16 | 1 | ||||
日本 | JFL | 10 | 0 | - | 1 | 0 | 11 | 0 | |||
総通算 | 356 | 15 | 47 | 3 | 17 | 0 | 420 | 18 |
- 2006年は特別指定選手として出場
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2013 | 仙台 | 2 | 3 | 0 |
2018 | 柏 | 0 | 0 | |
通算 | AFC | 3 | 0 |
- 2005年10月29日:JFL初出場 - JFL後期第10節 vsデンソーサッカー部 (名古屋市港)[21]
- 2006年サガン鳥栖 (鳥栖) 5月14日:J2初出場 - J2第15節 vs
- 2008年コンサドーレ札幌 (柏) 3月30日:J1初出場・初得点 - J1第3節 vs
- 2012年セレッソ大阪 (金鳥) 3月31日:J1 100試合出場 - J1第4節 vs
- 2013年FCソウル (ソウル) 4月 2日:ACL初出場 - GL第3節 vs
- 2015年サンフレッチェ広島F.C (ユアスタ) 7月11日:J1 200試合出場 - J1 2nd第1節 vs
代表・選抜歴
[編集]タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 柏レイソル
個人
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 選手データベース - ウェイバックマシン(2008年4月22日アーカイブ分) WEBサッカーマガジン (2008年2月21日)
- ^ a b c 『サッカーダイジェストNo.1324 特別付録 2015 J1&J2選手名鑑「最新版」』日本スポーツ企画出版社、2015年、32頁。
- ^ a b 『Jリーグ選手名鑑2017 J1・J2・J3 (エル・ゴラッソ特別編集)』三栄書房、2017年、52頁。
- ^ 仙台松下×鎌田Wボランチ起こせ化学反応 日刊スポーツ (2013年3月8日)
- ^ a b 1999年からFC東京U-15に改称。
- ^ a b c 流通経済大学 鎌田次郎選手 特別強化指定選手に 柏レイソル (2006年05月10日)
- ^ 流通経済大学 鎌田 次郎選手 新加入内定 柏レイソル (2007年8月30日)
- ^ 契約満了選手についてのお知らせ - ウェイバックマシン(2010年1月25日アーカイブ分) 柏レイソル (2009年12月3日)
- ^ 鎌田 次郎選手 ベガルタ仙台へ移籍 柏レイソル (2009年12月30日)
- ^ 鎌田次郎選手 完全移籍加入のお知らせ ベガルタ仙台 (2009年12月30日)
- ^ 『ELGOLAZO J1総集号 2014』スクワッド、2014年、100頁。
- ^ <ベガルタ> 鎌田、ボランチ起用へ - ウェイバックマシン(2015年9月13日アーカイブ分)河北新報 (2015年9月12日)
- ^ a b 【仙台】鎌田が柏に移籍へ 不動のDF、条件面大筋合意 - ウェイバックマシン(2015年11月16日アーカイブ分)スポーツ報知 (2015年11月15日)
- ^ 【仙台】柏からオファーの鎌田を全力で慰留 - ウェイバックマシン(2015年11月7日アーカイブ分)スポーツ報知 (2015年11月8日)
- ^ 鎌田次郎選手 柏レイソルへ完全移籍のお知らせ ベガルタ仙台 (2015年12月30日)
- ^ 鎌田次郎選手が移籍加入 柏レイソル (2015年12月30日)
- ^ 『鎌田次郎 選手 柏レイソルより期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)SC相模原、2021年1月12日 。2021年1月16日閲覧。
- ^ 『鎌田次郎 選手 期限付き移籍期間満了ならびに完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)SC相模原、2022年1月13日 。2022年1月13日閲覧。
- ^ “相模原が13選手との契約満了を一斉発表”. ゲキサカ (2022年11月7日). 2022年11月29日閲覧。
- ^ 『鎌田次郎選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)SC相模原、2023年1月21日 。2023年1月21日閲覧。
- ^ 公式記録 (PDF) JFL (2005年10月29日)
- ^ 2011 J.LEAGUE AWARDS 優秀選手賞 Jリーグ
- ^ 2012 J.LEAGUE AWARDS 優秀選手賞 Jリーグ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 鎌田次郎 - Soccerway.com
- 鎌田次郎 - FootballDatabase.eu
- 鎌田次郎 - WorldFootball.net
- 鎌田次郎 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 鎌田次郎 - J.League Data Siteによる選手データ
- 鎌田次郎 - playmakerstats.com
- JIRO KAMATA (2Jiro2) - X(旧Twitter)
- 鎌田次郎 - ESPN FC
- 鎌田次郎(柏レイソル)「“2年目”のルーキー」 - ウェイバックマシン(2008年12月20日アーカイブ分) - WEBサッカーマガジン
- プロフィール (2015年) - ウェイバックマシン(2015年12月10日アーカイブ分) - ベガルタ仙台
- プロフィール (2016年) , (2017年) - 柏レイソル