長印
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非公開 |
略称 | 長印 |
本社所在地 |
日本 〒381-2202 長野県長野市市場3-1 |
設立 | 1913年(大正2年)12月17日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 3100001006818 |
事業内容 | 青果物および花卉等の委託販売ならびに買付品の売買 |
代表者 | 倉﨑浩(代表取締役社長) |
資本金 | 3億640万円[1] |
売上高 | 371億円(平成30年度[1]) |
純利益 |
3億3257万8000円 (2021年03月31日時点)[2] |
総資産 |
67億5435万8000円 (2021年03月31日時点)[2] |
従業員数 | 198名[1] |
主要株主 | 株式会社R&Cホールディングス(100%) |
主要子会社 | 長印船橋青果株式会社ほか |
外部リンク | http://www.chojirushi.co.jp/ |
株式会社長印(ちょうじるし)は、かつて長野県長野市に本社を置いていた青果卸売会社。長野地方卸売市場(本社)、松本市公設地方卸売市場(松本支社)、佐久長印地方卸売市場(佐久支社)、 中野長印地方卸売市場(中野支社)長印須坂地方卸売市場(須坂支社[注 1])の各市場[3]で青果物卸売を担っていた。2022年4月、おなじR&Cホールディングスの長野県連合青果と合併・統合して新たに「株式会社R&Cながの青果」となった。
沿革
[編集]- 1913年(大正2年)12月 - 株式会社長野青果市場として、長野市問御所町(現在の鶴賀)において創業[4]。資本金三万円。初代社長は市会議員・長野商業会議所常議員の関口政五郎[5]。
- 1917年(大正6年)1月 - 同市千歳町乙四番地(鶴賀)に移転[5]。
- 1943年(昭和18年)2月 - 戦時統制のため国策に沿って臨時休業。これに先立つ16年10月中旬に「長印 長野青果配給統制株式会社」が設立され青果物一切の市内配給を担うこととした[5]。
- 1948年(昭和23年)12月 - (株)長野青果市場が株主総会で営業継続を決議、同市上千歳町一四三六番地に移転。翌年4月より野菜類の統制が解除。
- 1962年(昭和37年)- 搬出入の不便に付近農民からの強い要望が出たことなどから取締役内藤武男ら長野青果市場の社員らが分離して更北村(のちの長野市更北地域)に長野中央青果株式会社を設立[4][5]。
- 1965年(昭和40年)10月 - 同市若里に市が主導した都市計画の一環として整備された「市場団地」に、青果・水産の関係三市場とともに移転・入場(長野中央市場)。
- 1967年(昭和42年)1月 - 長野中央青果株式会社と合併。社名を株式会社長印長野中央青果市場に変更。資本金3300万円。
- 1973年(昭和48年)1月 - 前々年1971年公布・施行の「卸売市場法」(従前の中央卸売市場法から改正され地方卸売市場も対象となった)に基づき、開設名称を「長野長印地方卸売市場」として県知事認可を得た法制下の市場として発足。
- 1975年(昭和50年)8月 - 株式会社中野飯山合同青果市場と合併。中野支社、飯山支社発足。社名を長印長野中央青果株式会社に改称。
- 1978年(昭和53年) - 年間取扱高が200億円を突破。
- 1981年(昭和56年)12月 - 丸果松本中央青果株式会社と業務提携、長印松本中央青果株式会社発足。
- 1986年(昭和61年)
- 4月 - 飯山支社分離、飯山中央青果市場株式会社と合併、長印飯山中央青果市場株式会社発足。小諸市で小諸マルK生鮮市場協同組合の営業一切を継承して長印小諸市場株式会社発足。
- 11月 - 株式会社長野通商発足。
- 1988年(昭和63年)
- 3月 - 長印松本中央青果と合併、松本支社発足。社名を株式会社長印に改称。CI(コーポレートアイデンティティ)を導入。
- 4月 - 長野地方卸売市場移転に伴い、本社所在地を長野市市場3番地1に移転。
- 1989年(平成元年)3月 - 松本支社分離、株式会社一印長野県合同青果と合併、株式会社長印松本合同発足。
- 1992年(平成4年)9月 - 長印小諸市場と合併、小諸支社発足。
- 1993年(平成5年)6月 - 小諸支社を佐久市長土呂に新築移転。佐久支社としてオープン。
- 1994年(平成6年)12月 - バナナ熟成加工庫(バナナセンター)を竣工。
- 2001年(平成13年)12月 - 長野通商にて青果物加工工場を竣工。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)6月 - 千葉県市川市に長印市川青果株式会社を発足。
- 2004年(平成16年)2月 - 関東営業所を長印市川青果に統合。
- 2006年(平成18年)
- 6月 - 長印須坂青果市場を須坂市小島に新築移転。
- 9月 - 長印松本合同との共同持株会社「株式会社長印長野松本ホールディングス」創立。
- 12月 - 株式会社長印ながのファーム発足。
- 2009年(平成21年)
- 2月 - 長印と長印松本合同が新設合併方式にて一本化。松本支社開設。
- 6月 - 持株会社である長印長野松本ホールディングスの社名を「株式会社長印ホールディングス」に改称。
- 2012年(平成23年)12月 - 千葉県船橋市に長印船橋青果株式会社発足。船橋市中央卸売市場における青果卸売業務を旧来の船橋中央青果株式会社より継承[6]。
- 2014年(平成26年)12月 - 長野通商カット野菜部門を分離独立、6次産業化総合事業計画認定者認定を受け、株式会社フレッシュベジ加工を設立。
- 2015年(平成27年)
- 2017年2月 - R&Cグループ内の組織再編により、物流部門子会社である長印エキスプレスの運送事業を長野県連合青果グループのレンゴー青果運輸に統合[9]。新会社名を株式会社R&C物流とする。
- 2018年7月 - 傘下の長印市川青果の量販店直接取引事業を長印船橋青果に一本化[10]。
- 2019年
- 2021年
- 2022年4月 - 長野県連合青果株式会社と合併。新社名は「株式会社R&Cながの青果」[17]。
歴代社長
[編集]- 初代 - 関口政五郎(1913-)
- 2代目 - 徳武勇作
- 3代目 - 夏目喜太郎
- 4代目 - 千野鶴吉
- 5代目 - 北山一三
- 6代目 - 内藤武男
- 7代目 - 早川昇一
- 8代目 - 倉崎利雄
- 9代目 - 村松清人
- 10代目 - 赤羽長一
- 11代目 - 倉崎浩
関連会社
[編集]- ※現在はいずれもR&Cながの青果のグループ会社となっている。(※両子会社の社名には長印の名が残されている)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 企業概要|株式会社長印
- ^ a b 株式会社長印 第13期決算公告
- ^ 第10次長野県卸売市場整備計画 (PDF, 1050KB)
- ^ a b “青果卸の長印 農家と組みリンゴ出荷を近代化(老舗の研究 持続の秘訣)”. 日本経済新聞. (2018年6月7日) 2021年10月2日閲覧。
- ^ a b c d 株式会社長印『株式会社長印九十年史』2004年
- ^ “船橋市場の青果部門が新会社に-「長印船橋青果」誕生”. 船橋経済新聞. (2012年12月19日) 2021年10月2日閲覧。
- ^ “青果物卸の連合青果と長印HDが経営統合 地方市場最大に”. 日本経済新聞. (2015年4月10日) 2019年3月31日閲覧。
- ^ 新たな経営戦略を模索する卸売市場~長野連合と長印の経営統合が意味するもの~|株式会社流通研究所
- ^ “レンゴー青果運輸、長印エキスプレスの運送事業を統合”. LOGISTICS TODAY. LOGISTICS TODAY株式会社 (2017年2月3日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “長野の青果卸長印、首都圏で小売りと直接取引拡大”. 日本経済新聞. (2018年1月30日) 2018年3月27日閲覧。
- ^ a b c “青果卸R&CHD 傘下2社の賃金・システム統合へ”. 日本経済新聞. (2019年1月18日) 2019年3月31日閲覧。
- ^ HOME > 採用情報 > 新卒採用 > 採用トピックス > 信濃毎日新聞 - 長野県連合青果株式会社
- ^ “長印船橋青果(千葉)が長印市川青果を吸収合併”. 食品速報. (2019年2月26日) 2019年3月31日閲覧。
- ^ R&Cグループの子会社の合併に関するお知らせ (PDF, 335KB) - 重要なお知らせ|株式会社長印 (2021年5月25日)
- ^ “R&Cグループの長野県連合青果と長印が合併 22年4月に”. 日本経済新聞. (2021年5月25日) 2021年10月2日閲覧。
- ^ ㈱長印㈱長印須坂青果市場経営統合について (PDF, 117KB) - 重要なお知らせ|株式会社長印 (2021年9月9日)
- ^ “新社名「R&Cながの青果」に 県連合青果と長印が合併”. 日本経済新聞. (2022年1月14日) 2022年2月7日閲覧。