長崎県立農業大学校
表示
長崎県立農業大学校(ながさきけんりつ のうぎょうだいがっこう、 Nagasaki Agricultural College)は、長崎県諫早市小船越町にある県立の農業大学校(農業改良助長法に基づく農業者研修教育施設)である。
概要
[編集]- 所在地
- 本校 〒854-0062 長崎県諫早市小船越町3171番地(北緯32度50分11.6秒 東経130度1分38.0秒 / 北緯32.836556度 東経130.027222度)
- 畜産学科 〒859-1404 長崎県島原市有明町湯江丁3600
- 設置学部・学科
- 養成部 - 4学科(野菜学科・花き学科・果樹学科・畜産学科)。全寮制で修業年限は2か年。
- 研究部 - 養成部より高度で専門的な知識と技術の修得を行う。2014年(平成26年)に廃止。
- 研修部 - 農業者、農業指導者、及び他産業経験者・Uターン者・Iターン者・新規学卒者に対し、必要に応じた各種の研修を行う。
- 校訓
- 「自律・実践・協調」
沿革
[編集]- 1914年(大正3年) - 長崎市中川町の農事試験場に「農事練習所」が設置される。
- 1915年(大正4年) - 「甲種・乙種農事練習所」に改称し、甲種は農会その他の技術指導者、乙種は篤農家[1]を養成。
- 1920年(大正9年) - 農事試験場の移転に伴い、北諫早村大字栄田に移転。
- 1922年(大正11年) - 「農事練習所」 改称(再)。
- 1938年(昭和13年) - 「農会技術員養成所」に改称し、農会技術員を養成。
- 1943年(昭和18年) - 「農業技術員養成所」に改称。
- 1949年(昭和24年) - 「長崎県立農業講習所」に改称し、農業改良普及員・篤農家の養成。
- 1961年(昭和36年) - 「長崎県総合農林センター教習部農業講習所」に改称。現在地(小船越町)に移転。
- 1966年(昭和41年) - 「長崎県総合農林センター教習部農業大学校」に改称。
- 1971年(昭和46年) - 長崎県行政機構の改正により、「長崎県立農業大学校」 として独立。
- 1978年(昭和53年) - 「長崎県立農業経営大学校」に改称し、自営者養成を目的とする。
- 1995年(平成7年) - 「長崎県立農業大学校」(現校名)に改称(再)。養成部に4学科(定員70名)、新たに研究部(定員10名)を設置。
- 2014年(平成26年) - 研究部を廃止
脚注
[編集]- ^ 読みは「とくのうか」。意味は「農業に熱心で研究的な人」。