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読売ウイークリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青年讀賣から転送)
週刊読売

読売ウイークリー
1967年11月17日号の新聞広告
読者対象 30代以上の男性
刊行頻度 週刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 読売新聞社読売新聞東京本社
刊行期間 1943年(月刊読売) - 2008年12月1日(2008年12月14日号)
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読売ウイークリー』(よみうりウイークリー)は、読売新聞東京本社[1]1943年から2008年まで発行していた週刊誌

最終時には、定価350円で、毎週月曜日に発売されていた。書店、キヨスクなどの販売、読売新聞系列の新聞販売店読売センター(YC)による宅配、またはグループ社の中央公論新社から手に入れることができた。医療機関や飛行機内などでも閲覧できた。

読売新聞は、『読売ウィークリー』など一部の読売新聞発行雑誌・書籍は中央公論新社[2]に引き継がず、読売新聞東京本社出版局の名義で発行し続けた。

歴史

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  • 1943年に『月刊読売[3]として創刊[4][5]
  • 1944年5月号から『青年読売[6]と改題するが1945年3月休刊。1946年1月に『月刊読売』[7]に復題し復刊、1951年11月より『旬刊読売[8]として旬刊化される[9]
  • 1952年に『週刊読売』へ改題[4][5]すると共に一般週刊誌へリニューアル。週刊読売時代は硬派な記事が多かったため、時代の趨勢もあり発行部数が減少。2000年4月よりリニューアルし、誌名を『Yomiuri weekly』に改題すると共に判型を「AERA」(朝日新聞出版)と同様のA4判変型に変えて再出発した。2005年より、表紙題字のローマ字表記を取りやめ『読売ウイークリー』になった[4][5]

休刊

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新聞社系の週刊誌では『週刊朝日』や『サンデー毎日』より発行部数が少なく、日本雑誌協会による総合週刊誌の売り上げ調査では下位に低迷、2000年に約40万部だった発行部数は2008年には約10万部に減少していた[4][5]活字離れインターネットの普及などで広告収入も大幅に減少し、2008年12月14日号(12月1日発売)をもって休刊した[4][5]

脚注

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  1. ^ 2002年6月までは読売新聞社名義で、同年7月1日読売新聞グループ再編により、読売新聞東京本社名義に変更された。
  2. ^ 前身の中央公論社も1959年から1961年にかけて『週刊公論』(創刊当時は『週刊コウロン』)を発行していたことがある。
  3. ^ 全国書誌番号:00007048
  4. ^ a b c d e “読売ウイークリー休刊へ 創刊65年で幕”. 共同通信社. 47NEWS. (2008年10月29日). オリジナルの2014年7月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140731224528/http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102901000318.html 2014年1月15日閲覧。 
  5. ^ a b c d e “読売ウイークリー、12月1日発売号で休刊”. 朝日新聞デジタル. (2008年10月29日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304204521/http://book.asahi.com/news/TKY200810290058.html 2014年1月15日閲覧。 
  6. ^ 全国書誌番号:00013253
  7. ^ 全国書誌番号:00007049
  8. ^ 全国書誌番号:00011173
  9. ^ 月刊読売 【復刻版】”. 三人社. 2022年11月6日閲覧。

関連項目

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