飯野友幸
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飯野 友幸(いいの ともゆき、1955年 - )は、日本のアメリカ文学研究者、翻訳家。 上智大学文学部教授。
略歴
[編集]東京都生まれ。1978年、上智大学英文科卒。1986年、同博士課程満期退学。カリフォルニア大学デービス校修士号。1984年、玉川学園女子短期大学講師。1989年日本大学講師。1991年、助教授。2000年、上智大学文学部英文科助教授。2001年、「中立的呈示 1970年代におけるジョン・アッシュベリーの詩法形成」で上智大学文学博士、教授。
ウォルト・ホイットマンなどアメリカの詩を専門とする。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『ポール・オースター 現代作家ガイド』 編著(栩木玲子・秋元孝文・柴田元幸ほか、彩流社)1996、増補版1999、増訂版2013
- 『ブルースに囚われて アメリカのルーツ音楽を探る』 編著(信山社)2002
翻訳
[編集]- 『霊視と幻聴』(アレイスター・クロウリー、国書刊行会、クロウリー著作集4) 1988
- 『消失 ポール・オースター詩集』(ポール・オースター、思潮社) 1992
- 『アメリカの抒情詩 多彩な声を読む』(ヘレン・ヴェンドラー、江田孝臣共訳、彩流社) 1993
- 『ジョン・アッシュベリー詩集』(ジョン・アッシュベリー、大岡信共訳、思潮社、アメリカ現代詩共同訳詩シリーズ) 1993
- 『シルヴィア・プラス』(ロナルド・ヘイマン、徳永暢三共訳、彩樹社) 1995
- 『ブルース・ピープル』(リロイ・ジョーンズ、音楽之友社) 2004、平凡社ライブラリー 2011
- 『壁の文字 ポール・オースター全詩集』(ポール・オースター、TOブックス) 2005
- 『おれにはアメリカの歌声が聴こえる 草の葉(抄) 』(ホイットマン、光文社古典新訳文庫) 2007
- 『アメリカン・ルネサンス エマソンとホイットマンの時代の芸術と表現』(F・O・マシーセン、江田孝臣,大塚寿郎,高尾直知,堀内正規共訳、上智大学出版、SUPモダン・クラシックス叢書) 2011
- 『ビリー・バッド』(メルヴィル、光文社古典新訳文庫) 2012
- 『ロバート・ジョンソンより前にブルース・ギターを物にした9人のギタリスト』(ジャス・オブレヒト、リットーミュージック) 2016
- 『凸面鏡の自画像』(ジョン・アシュベリー、左右社) 2021
参考
[編集]- ジョン・アッシュベリ- ― 「可能性への賛歌」の詩 - 紀伊國屋書店BookWeb
- 教員情報検索:文学部 英文学科 飯野友幸 - 上智大学