高村章子
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たかむら あきこ 高村 章子 | |
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プロフィール | |
本名 | 巧刃 章子[1] |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・長野県岡谷市[2] |
生年月日 | 1922年11月9日 |
没年月日 | 2012年6月27日(89歳没) |
血液型 | O型[2][3][4] |
職業 | 女優、声優 |
事務所 | アドヴァンスプロモーション |
公称サイズ(時期不明)[5] | |
身長 / 体重 | 153 cm / 60 kg |
活動 | |
活動期間 | 1940年代 - 2012年[要出典] |
高村 章子(たかむら あきこ、1922年11月9日[3][6][7] - 2012年6月27日[8])は、日本の女優、声優。アドヴァンスプロモーションの創設者であり、代表取締役会長を経て[9]、晩年は名誉会長を務めていた[10]。長野県岡谷市出身[2]。
略歴
[編集]1948年に文学座の研究生となる[7]。1951年に文学座を退団[7]。1953年に劇団麦の会に入団後、1954年に退団してフリーランスとなる[7]。演協プロ[11]、太陽プロモーション[12]に所属していた。
人物
[編集]声種はメゾソプラノ[11]。アニメで、品格漂う、優しげな母親、おばあさん役で知られていた[4]。
趣味・特技は姓名判断[11]、小唄、民話[5]、俳句、姓名判断[3]。
出演作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- 1969年
- 1970年
- 1971年
-
- 国松さまのお通りだい(吉田の母、きく)
- 1972年
- 1973年
- 1975年
-
- タイムボカン(マダム・リンドン)
- 1976年
-
- ほかほか家族(山野ヨネ〈初代〉)
- 1977年
- 1978年
-
- 野球狂の詩(おたね)
- 1979年
-
- ドラえもん(テレビ朝日版第一期)(母方の祖母〈初代〉、のび太のおばあちゃん〈2代目〉)
- 1980年
-
- 二十四の瞳(きく)
- ルパン三世 (TV第2シリーズ)(パンチョ夫人[要出典])
- 1981年
-
- 最強ロボ ダイオージャ(おばあさん)
- 野生のさけび
- 1982年
-
- 怪物くん(ハズカシラーの母)
- 1985年
-
- プロゴルファー猿(1985年 - 1988年、母)
- 1986年
- 1988年
-
- 新プロゴルファー猿(母)
- 1990年
-
- 八百八町表裏 化粧師(式亭小三馬の母)
- 私のあしながおじさん(校長)
- 1995年
-
- アニメ世界の童話(祖母)
- 2002年
-
- 名探偵コナン(大森静)
OVA
[編集]- 3×3 EYES 〜聖魔伝説〜(1995年、ばいの祖母)
劇場アニメ
[編集]- ムーミン(1970年、ムーミンママ)
- セロ弾きのゴーシュ(1982年、母ネズミ)
- おばあちゃんの思い出(2000年、のび太のおばあちゃん)
- ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年、のび太のおばあちゃん)
吹き替え
[編集]映画
[編集]- 悪魔の棲む家(ヘレナおばさん〈アイリーン・デイリー〉)
- 家(エリザベス〈ベティ・デイヴィス〉)
- エクソシスト3(クレリア婦人)※フジテレビ版
- ガス燈(ベッシー・スウェイツ〈メイ・ウィッティ〉)※NET版
- サスペリアPART2(マーサ〈クララ・カラマイ〉)※TBS版
- 終身犯(エリザベス・ストラウド〈セルマ・リッター〉)※NET版
- スクワーム(ナオミ・サンダース〈ジーン・サリヴァン〉)
- スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!(トゥラル〈ジュディス・アンダーソン〉)※日本テレビ版
- 続・激突!/カージャック(ノッカー夫人〈ジェシー・リー・フルトン〉)※テレビ朝日版
- 太陽がいっぱい(ポポヴァ夫人〈エルヴィーレ・ポペスコ〉)※テレビ朝日版(DVD&BD収録)
- 太陽は、ぼくの瞳(おばあちゃん)
- チェンジリング(ミニー・ハクスリー〈ルース・スプリングフォード〉)※テレビ東京版(BD収録)
- テンタクルズ(ティリー・ターナー〈シェリー・ウィンタース〉)※TBS版(BD収録)
- ドラグネット 正義一直線(マンディおばあちゃん)※機内上映版
- ドラブル
- 鳥(マクグルーダー夫人〈ルース・マクデヴィッド〉)※フジテレビ版
- ピーター・セラーズのマウス(皇女グロリアナ)
- フェリーニのアマルコルド(チッタの母)
- ペーパー・ムーン(パール・モーガン〈リズ・ロス〉)
- ポセイドン・アドベンチャー(ベル・ローゼン〈シェリー・ウィンタース〉)※日本テレビ版
- ボディガード(デビー・レイノルズ)※フジテレビ版
- ポルターガイスト(タンジーナ〈ゼルダ・ルビンスタイン〉)※TBS版、テレビ朝日版(BD&特別版DVD収録)
- マイ・フェア・レディ(グラディス・クーパー)※TBS版(BD収録)、機内上映版
- 真夜中のカーボーイ(サリー〈ルース・ホワイト〉)※NET版、TBS版
- レニー・ブルース(ミーマおばさん〈ラシェル・ノヴィコフ〉)
- ロマンシング・ストーン 秘宝の谷(ミセス・アーウィン〈エヴァ・スミス〉)※日本テレビ版
ドラマ
[編集]- ER緊急救命室
- シーズンI #10(ホジンスキー夫人〈パール・シェア〉)
- シーズンII #8(ランソム夫人〈アンジェラ・ペイトン〉)
- シーズンVI #6、13(ジューン・コネリー〈アムジー・ストリックランド〉)
- 奥さまは魔女(フィリス・スティーブンス〈ダーリンのママ〉)
- 刑事コロンボシリーズ
- 構想の死角(ケン・フランクリン家の女中)
- 指輪の爪あと(視力検査を受ける女性)
- ロンドンの傘(カバンを落とされる婦人)
- 事件記者コルチャック(エミリー・カウルズ)
- じゃじゃ馬億万長者(ドライスデール夫人)
テレビドラマ
[編集]テレビ番組
[編集]受賞歴
[編集]歌
[編集]- お茶の時間(作詞:井上ひさし / 歌:高村章子、館野令子)
- ママはインチキ(作詞:井上ひさし / 歌:高村章子、館野令子)
- さよならムーミン(作詞:井上ひさし / 歌:高村章子、玉川さきこ、館野令子、高木均、西本裕行)
出典
[編集]- ^ 成美堂出版 編「女性篇」『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月10日、162頁。ISBN 4-415-00878-X。
- ^ a b c 「高村 章子」『Excite News』(エキサイト株式会社)。2023年11月4日閲覧。
- ^ a b c 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、94頁。
- ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、80頁。ISBN 4-19-720012-9。
- ^ a b 『日本タレント名鑑(1998年版)』VIPタイムズ社、1998年、680頁。
- ^ 『日本音声製作者名鑑2004 vol.1』、203頁、小学館、2004年、ISBN 978-4095263014
- ^ a b c d 『タレント名鑑NO2』芸能春秋社、1963年、149頁。
- ^ 日俳連ニュース2015年5月29日号 訃報欄
- ^ “アドヴァンスプロモーションのご案内 - 会社案内”. アドヴァンスプロモーション. 2004年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月29日閲覧。
- ^ “アドヴァンスプロモーション 事務所紹介”. アドヴァンスプロモーション. 2013年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月29日閲覧。
- ^ a b c 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、89頁。
- ^ 掛尾良夫 編「女性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、447頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ “ムーミン”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月4日閲覧。
- ^ 植草信和 編「富野由悠季フィルモグラフィー(原口正宏)」『富野由悠季 全仕事』キネマ旬報社〈キネ旬ムック〉、1999年6月9日、416頁。ISBN 4-87376-514-5。
- ^ “講師紹介”. アドヴァンスプロモーション. 2012年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月25日閲覧。