鳥取市立江山中学校
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鳥取市立江山中学校 | |
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北緯35度26分49秒 東経134度12分06秒 / 北緯35.446972度 東経134.201778度座標: 北緯35度26分49秒 東経134度12分06秒 / 北緯35.446972度 東経134.201778度 | |
過去の名称 | 鳥取市立美和中学校(校地継承) |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 鳥取市 |
併合学校 |
鳥取市立美和中学校 鳥取市立神戸中学校 |
設立年月日 | 1963年 |
閉校年月日 | 2020年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 2学期制 |
中学校コード | 310009[1] |
所在地 | 〒680-1151 |
鳥取県鳥取市倭文65番地 | |
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鳥取市立江山中学校(とっとりしりつ こうざんちゅうがっこう)は、鳥取県鳥取市倭文にあった公立中学校。2020年、鳥取市立美和小学校・鳥取市立神戸小学校と統合し、義務教育学校に移行した。
概要
[編集]1963年(昭和38年)4月に、美和中学校と神戸中学校の統合により発足した。
1947年(昭和22年)4月、新制中学校の創設にあたって当初は旧千代青年学校と同じく神戸村・大和村・美穂村の組合立として計画されたが、神戸村が単村独立を主張したことから美和・神戸の両中学校が発足した。しかし神戸中学校は小学校の敷地に同居して規模が小さかったことから地元からその措置について要望が出ており、鳥取市に合併後の1961年(昭和36年)11月から美和・神戸の両中学校の統合計画が進められた[2]。
この中学校統合により通学距離が長くなる神戸地区では、交通費補助について「6km以上の遠距離通学生には4kmを差し引いた残りの距離につき、11ヶ月分のバス運賃を補助」することで妥結された。これは「神戸方式」と呼ばれ、市内のその後の統合にも適用された[2]。
校区は、美和小学校、神戸小学校の通学区域となっていた。付近を千代川が流れている。
沿革
[編集](参考文献:[4])
美和中学校
[編集]- 1947年(昭和22年)4月29日 - 大和村美穂村組合立美和中学校を大和村大字倭文65番地、旧千代青年学校校舎に設立。校名は「美穂」と「大和」から漢字一文字ずつとって美和とした。3年生の教室は元の育雛場で、土間に荒壁という劣悪な環境であった。
- 1948年(昭和23年)8月 - 大和小学校余剰校舎1教室の建物を3教室に移転改築。
- 1949年(昭和24年)9月 - 美穂小学校余剰校舎3教室の建物を2階建3教室に移転改築。
- 1952年(昭和27年)4月 - 新校舎2階建6教室および応接室、玄関落成。
- 1953年(昭和28年)7月1日 - 美穂・大和両村が鳥取市に編入、鳥取市立美和中学校と改称。
- 1957年(昭和32年)10月 - 体育館竣工。
- 1963年(昭和38年)3月31日 - 閉校。
神戸中学校
[編集]- 1947年(昭和22年)4月28日 - 神戸小学校高等科教室を転用して開校。
- 1949年(昭和24年)5月19日 - 神戸中学校農業協同組合を結成。
- 1951年(昭和26年) - 校舎増改築。
- 1953年(昭和28年)
- 4月 - 体育館竣工。
- 7月1日 - 神戸村が鳥取市に編入、鳥取市立神戸中学校と改称。
- 1963年(昭和38年)3月31日 - 閉校。
通学区域
[編集]- 神戸小学校校区
- 岩坪、上砂見、下砂見、中砂見
- 美和小学校校区
- 赤子田、朝月、猪子、上味野、源太、倭文、下味野、竹生、玉津、長谷、向国安、横枕
- ただし、小規模校特別転入制度により区域外から神戸小学校に通学していた場合に限り、希望すれば区域外から江山中学校に通学することが認められている。