黒羽根洋司
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黒羽根 洋司(くろばね ようじ、昭和22年(1947年)1月 - )は、日本の整形外科医、日本整形外科学会相談医、郷土史研究家、エッセイスト、鶴岡ハチ公像保存会事務局長、日本医史学会会員、元医療法人黒羽根整形外科理事長。
略歴
[編集]- 1947年(昭和22年)1月 - 山形県鶴岡市に医師・黒羽根節雄の次男として生まれる。
- 自宅の大部分が貸家となり風呂に入る事が出来なくなったため、鶴乃湯などの銭湯に通っていた。
- 1965年(昭和40年)3月 - 山形県立鶴岡南高等学校卒業
- 1972年(昭和47年) - 福島県立医科大学卒業
- 1977年(昭和52年) - 国際協力機構医療チームの一員となりガーナへ赴任
- 1978年(昭和53年) - 日本へ帰国。
- 福島県相馬市の公立相馬病院(現・公立相馬総合病院)勤務
- 同病院整形外科理学診療長
- 1986年(昭和61年) - 黒羽根整形外科 開院
- 2006年(平成18年)4月 - 鶴岡地区医師会議長 就任
- 11月3日 - 鶴岡ハチ公像保存会が発足し事務局長 就任
- 2018年(平成30年)6月21日 - 日本整形外科学会相談医
受賞歴
[編集]- 1999年(平成11年) - 第29回「らくがき文学賞」 受賞
- 2010年(平成22年)11月22日 - 第53回「高山樗牛賞」 受賞
- 2018年(平成30年)12月14日 - 第34回「真壁仁・野の文化賞」 受賞
著作物
[編集]著書
[編集]- 1997年(平成9年) - 『ヴィンテージ - 白髭先生の診療余話 - 』 近代文芸社 ISBN 4-89039-514-8
- 1999年(平成11年) - 『懐かしき人々 - 父の父たちの物語 - 』黒羽根洋司
- 2002年(平成14年) - 『耕せども尽きず - 白髭先生の出会いと感動 - 』 近代文芸社 ISBN 4-7733-6925-6
- 2005年(平成17年) - 『遥けき国、ガーナで 』 文芸社 ISBN 4-8355-9107-0
- 2007年(平成19年) - 『Kさんへの手紙』 文芸社 ISBN 978-4-286-02564-3
- 2010年(平成22年) - 『病者の心を心として - 庄内の医人たち - 』 メディア・パブリッシング ISBN 4-9905034-3-0
- 2013年(平成25年) - 『空を仰ぎ風にふかれて - しろひげ先生の四季の便り - 』 ライトハウスパブリケーション ISBN 9784990706708
- 2016年(平成28年) - 『この日、この町、この私。』 ライトハウスパブリケーション ISBN 9784990706722
- 2018年(平成30年) - 『庄内の女たち』 ライトハウスパブリケーション ISBN 9784990706746
- 2020年(令和2年) - 『白球を追いし人々』黒羽根洋司
編著
[編集]- 2007年(平成19年) - 『茨木のり子六月の会 会報』 茨木のり子六月の会
- 2012年(平成24年) - 『鶴岡は読書のまち:リレーエッセイ「私と読書」』 「読書のまち鶴岡」宣言をすすめる会(代表:黒羽根洋司)編著
執筆
[編集]- 2009年(平成21年) - 『鶴岡・田川の昭和』 梅木寿雄(監修) いき出版 ISBN 978-4-904614-04-4
親族一族
[編集]- 六世祖父:服部庄太夫(恒明)
- 五世祖父:大山北李 - 庄内藩士、絵師、葛飾北斎の弟子
- 高祖伯父(北李・長男):大山庄太夫 - 庄内藩士、留守居役
- 高祖父(北李・三男):服部和助 - 豊(此面・妻)の父
- 高祖父:白井半内 - 酒田士族、此面の父
- 従祖伯父:服部五老 - 南画家
- 従祖叔父:松平穆堂 - 書家
- 曾祖父:黒羽根此面 - 黒羽根家始祖、旧姓・白井、修験者、檀所院院主
- 義叔曾祖父:石井親憲 - 石井子龍の末裔
- 祖父:黒羽根秀雄 - 海軍大佐、防護巡洋艦「対馬」艦長
- 再従伯父:服部二柳 - 南画家
- 再従伯父:齋藤真成 - 真正極楽寺(真如堂)第53世貫主、洋画家、元・京都教育大学教授
- 伯父(秀雄・長男):黒羽根忠雄 - 医学博士、医師
- 父(秀雄・次男):黒羽根節雄 - 医師、海軍軍医
- 母:黒羽根和子
- 兄(節雄・長男):黒羽根秀機 - 医学博士、医師
- 姉(節雄・長女):黒羽根節子 - 伊藤良三の妻
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 1999年(平成11年) - 『懐かしき人々 - 父の父たちの物語 - 』 黒羽根洋司(著)