齋藤雄一
齋藤 雄一(さいとう ゆういち、1984年9月15日 - )は、地方競馬の岩手県競馬組合・盛岡競馬場所属の調教師、元騎手である。
勝負服の柄は胴緑・桃縦縞、袖緑・桃一本輪。新潟県出身、血液型O型。地方競馬教養センター騎手課程第75期生。
来歴
[編集]当初は地元の新潟県競馬でデビューする予定であったが、2002年1月、同競馬の廃止に伴い岩手競馬でデビュー。
2002年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得。同年4月20日第2回水沢競馬1日目第2競走C2一般戦グラスオードリーで初騎乗(10頭立て2番人気3着)。同年6月1日第2回盛岡競馬1日目第1競走C2一般戦をグラスロワで優勝(10頭立て6番人気)し、20戦目で初勝利。
2004年3月22日第18回全日本新人王争覇戦出場(12人中11位)[1]。
2007年4月29日第2回水沢競馬5日目第2競走C3一般戦をケイアイポラリスで優勝(10頭立て1番人気)し、1764戦目で地方競馬通算100勝達成。
2008年8月31日第7回水沢競馬5日目第10競走第34回ビューチフル・ドリーマーカップをジュリアで逃げ切り優勝(10頭立て3番人気)、重賞初制覇(2,597戦目)。
2009年12月31日第12回水沢競馬5日目第9競走第35回桐花賞を、(主戦騎手が他馬に騎乗した関係で)代打騎乗の機会を得たゴールドマインで優勝(10頭立て4番人気)。同年10月10日第7回盛岡競馬4日目第9競走もりおか三大麺レース(C1九組一般戦)をデポジットブックで優勝(9頭立て1番人気)し、3275戦目で地方競馬通算200勝達成[2]。
2010年8月30日第6回水沢競馬6日目第10競走第36回ビューチフル・ドリーマーカップをマイネベリンダで逃げ切り優勝(11頭立て6番人気)。
2017年10月1日第8回盛岡競馬2日目第1競走C2十組戦をエルミニョンヌで優勝(10頭立て1番人気)、9236戦目で地方競馬通算1000勝達成[3]。
2018年7月12日、地方競馬全国協会(NAR)の平成30年度 第1回調教師・騎手免許試験に調教師として合格したことが発表される。7月30日をもって騎手を引退[4]し、同年8月1日に調教師免許を取得した[5]。
地方通算成績は9853戦1078勝・2着1104回・3着1118回・勝率10.9%・連対率22.1%、中央競馬3戦0勝[6]。
主な重賞勝利
[編集]- ジュリア(2008年ビューチフル・ドリーマーカップ)
- ゴールドマイン(2009年桐花賞)
- マイネベリンダ(2010年ビューチフル・ドリーマーカップ、青藍賞)
- ラブミープラチナ(2011年OROターフスプリント)
- マンセイグレネード(2012年若鮎賞)
- コスモフィナンシェ(2013年すずらん賞)
- ラブバレット(2013年寒菊賞、2014年金杯)
- ランデックハナコ(2014年ビギナーズカップ)
- パーティメーカー(2014年ジュニアグランプリ)
- グッドギアー(2015年あやめ賞、ヴィーナススプリント)
- ブレークビーツ(2016年かきつばた賞、桂樹杯)
- オールザベスト(2017年金杯)
- ニッポンダエモン(2017年若駒賞)
- スターギア(2018年あやめ賞)
主な管理馬
[編集]脚注
[編集]- ^ 全日本新人王争覇戦 - えるえるさいず
- ^ 地方ケイバTOPICS - クリック!地方ケイバ【〜地方競馬探検隊〜】(動画)
- ^ “齋藤雄一騎手 地方通算1000勝達成!”. 岩手県競馬組合. 2018年8月1日閲覧。
- ^ “齋藤雄一騎手の引退セレモニーを行いました”. 岩手県競馬組合. 2018年8月1日閲覧。
- ^ “平成30年度 第1回調教師・騎手免許試験 新規合格者について”. 地方競馬全国協会. 2018年8月1日閲覧。
- ^ “地方競馬 データ情報”. 地方競馬全国協会. 2018年8月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 調教師登録情報 - 地方競馬情報サイト
- 騎手登録情報 - 地方競馬情報サイト
- 騎手詳細データ - nankankeiba.com
- 齋藤雄一(盛岡・小西重征厩舎所属) - ジョッキーデータ 岩手競馬