すずらん賞 (岩手競馬)
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すずらん賞 | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 岩手県競馬組合 |
競馬場 | 盛岡競馬場 |
創設 | 1978年 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1800m |
格付け | M3 |
賞金 |
1着賞金300万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上、岩手競馬所属 |
負担重量 | 別定 |
出典 | [1] |
すずらん賞(-しょう)は、岩手県競馬組合が施行する地方競馬の重賞競走である。格付けはM3。
概要
[編集]1978年に(旧)盛岡競馬場ダート1800mの特別競走として創設。
1980年からは水沢競馬場の開催に移行し、1988年からダート1600mに施行距離を変更され、以来2010年までこの競走条件で続いた。
2011年からは(現)盛岡競馬場での開催となり、2年後の2013年より重賞に昇格し、2016年からは岩手競馬のグレード制導入に伴いM3に格付けされた。
2018年からは準重賞に降格され、2023年は2010年以来13年ぶりに水沢競馬場で開催された。
2024年度に、施行コース・距離も盛岡ダート1800mに変更の上、7年ぶりにM3の重賞競走に再昇格され[2]、加えて、北上川大賞典のトライアルとなる。
条件・賞金等(2024年)
[編集]- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上オープン、岩手所属。
- 負担重量[1]
- 4歳以上A級以上57kg、同B1級56kg、3歳55kg、牝馬2kg減(全馬A級の場合、56kg、牝馬2kg減)
- 賞金等[1]
- 賞金額は1着300万円、2着105万円、3着60万円、4着39万円、5着21万円、着外手当は1万5000円。
- 副賞[1]
- 岩手県畜産協会会長賞、岩手日報社賞、開催執務委員長賞。
- 優先出走権付与[1]
- 2着以上の馬に北上川大賞典の優先出走権が付与される。
歴代優勝馬
[編集]重賞に昇格した2013年以降。
回数 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第36回 | 2013年8月3日 | 盛岡 | D1600m | コスモフィナンシェ | 牡4 | 水沢 | 1:38.7 | 齋藤雄一 | 板垣吉則 |
第37回 | 2014年8月2日 | 盛岡 | D1600m | ランドオウジ | 牡8 | 水沢 | 1:36.7 | 村上忍 | 千葉幸喜 |
第38回 | 2015年8月1日 | 盛岡 | D1600m | ヴェリイブライト | 牡5 | 水沢 | 1:41.2 | 南郷家全 | 菅原勲 |
第39回 | 2016年7月30日 | 盛岡 | D1600m | ライズライン | 牡5 | 水沢 | 1:37.8 | 村上忍 | 千葉幸喜 |
第40回 | 2017年7月29日 | 盛岡 | D1600m | イーグルカザン | 牡9 | 盛岡 | 1:36.4 | 大坪慎 | 橘友和 |
第41回 | 2018年7月28日 | 盛岡 | D1600m | タイセイファントム | 牡10 | 水沢 | 1:38.2 | 高松亮 | 佐藤雅彦 |
第42回 | 2019年7月27日 | 盛岡 | D1600m | ダイチラディウス | 牡6 | 水沢 | 1:37.7 | 山本聡哉 | 畠山信一 |
第43回 | 2020年8月1日 | 盛岡 | D1600m | ヒガシウィルウィン | 牡6 | 水沢 | 1:36.9 | 山本聡哉 | 菅原勲 |
第44回 | 2021年8月31日 | 盛岡 | D1600m | タイセイブラスト | 牡8 | 水沢 | 1:39.9 | 高松亮 | 佐藤雅彦 |
第45回 | 2022年8月29日 | 盛岡 | D1600m | セイヴァリアント | 牡6 | 水沢 | 1:37.8 | 山本聡哉 | 佐々木由則 |
第46回 | 2023年8月29日 | 水沢 | D1600m | マイネルアストリア | 牡6 | 水沢 | 1:40.7 | 高橋悠里 | 板垣吉則 |
第47回 | 2024年10月27日 | 盛岡 | D1800m | ミニアチュール | 牝4 | 水沢 | 1:54.7 | 佐々木志音 | 佐藤祐司 |
各回競走結果の出典
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “令和6年度第9回盛岡競馬競走番組表(概定)” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年10月25日閲覧。
- ^ 2024シーズン 岩手競馬開催日程のおしらせ~ 2024シーズンは4月7日(日)開幕! ~岩手県競馬組合、2024年2月15日配信・閲覧