コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

赤松杯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤松杯
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 水沢競馬場
第1回施行日 1975年5月4日
2024年の情報
距離 ダート1600m
格付け M3
賞金 1着賞金300万円
出走条件 サラブレッド系4歳以上オープン、岩手所属
負担重量 別定
出典 [1]
テンプレートを表示

赤松杯(せきしょうはい)は、岩手県競馬組合水沢競馬場で施行する地方競馬重賞競走(M3)である。正式名称は「胆江日日新聞杯 赤松杯」。胆江日日新聞が優勝杯を提供している。

概要

[編集]

1975年水沢競馬場で施行される古馬による特別競走として創設。特別競走時代は施行距離や施行時期の変更が多く、第20回から第22回、第31回から第32回は盛岡競馬場で開催された。

2013年に重賞に格上げされると施行条件が水沢競馬場ダート1600mに固定された。2016年に岩手競馬グレード制の導入に伴い、M3に格付けされる。また、シーズン最初の古馬重賞として定着している。

特別競走時代の過去の勝ち馬にはスイフトセイダイトウケイニセイトーホウエンペラーなどの岩手競馬を代表する名馬が名を連ねている。

シアンモア記念のトライアル競走として3着以上の馬に優先出走権が与えられる。

条件・賞金等(2024年)

[編集]
出走条件
サラブレッド系4歳以上、岩手所属。
負担重量
別定。56kg、牝馬2kg減を基本に、格付賞金2000万円以上は1kg負担増となる[2]
賞金等
賞金額は1着300万円、2着105万円、3着60万円、4着39万円、5着21万円で、着外手当は1万5000円[1]
副賞
胆江日日新聞社賞、奥州市長賞、開催執務委員長賞[2]
優先出走権
3着以上の馬にシアンモア記念の優先出走権が付与される[1]

歴代優勝馬

[編集]

重賞に昇格した2013年以降。全て水沢競馬場ダート1600mで施行。

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第38回 2013年4月27日 コンプリート 牝5 水沢 1:40.5 高松亮 畠山信一 藤村榮子
第39回 2014年4月27日 ナムラタイタン 牡8 水沢 1:40.4 坂口裕一 村上昌幸 岩渕道良
第40回 2015年4月11日 ナムラタイタン 牡9 水沢 1:38.7 坂口裕一 村上昌幸 岩渕道良
第41回 2016年4月10日 ナムラタイタン 牡10 水沢 1:40.5 坂口裕一 村上昌幸 岩渕道良
第42回 2017年4月8日 イーグルカザン 牡9 盛岡 1:44.8 大坪慎 橘友和 石川秀守
第43回 2018年4月8日 ベンテンコゾウ 牡4 水沢 1:40.1 村上忍 菅原勲 大久保和夫
第44回 2019年4月14日 ロジストーム 牡6 水沢 1:39.7 村上忍 千葉幸喜 岩渕瑞生
第45回 2020年4月12日 ランガディア 牡6 水沢 1:42.3 鈴木祐 板垣吉則 蓑島竜一
第46回 2021年4月11日 チャイヤプーン 牡6 水沢 1:42.8 村上忍 菅原勲 大久保和夫
第47回 2022年4月10日 マイネルアストリア 牡5 水沢 1:42.1 山本聡哉 板垣吉則 (株)サラブレッドクラブラフィアン
第48回 2023年4月9日 グローリーグローリ 牡8 水沢 1:40.0 山本聡哉 菅原勲 遠山淳
第49回 2024年4月14日 グランコージー 牡7 水沢 1:41.0 坂口裕一 千葉幸喜 佐野幸一郎

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c 令和6年度第1回水沢競馬改定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年4月13日閲覧。
  2. ^ a b 令和6年度 第1回 水沢競馬 概定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年4月12日閲覧。

各回競走結果の出典

[編集]