赤松杯
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赤松杯 | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 岩手県競馬組合 |
競馬場 | 水沢競馬場 |
第1回施行日 | 1975年5月4日 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1600m |
格付け | M3 |
賞金 |
1着賞金300万円 |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上オープン、岩手所属 |
負担重量 | 別定 |
出典 | [1] |
赤松杯(せきしょうはい)は、岩手県競馬組合が水沢競馬場で施行する地方競馬の重賞競走(M3)である。正式名称は「胆江日日新聞杯 赤松杯」。胆江日日新聞が優勝杯を提供している。
概要
[編集]1975年水沢競馬場で施行される古馬による特別競走として創設。特別競走時代は施行距離や施行時期の変更が多く、第20回から第22回、第31回から第32回は盛岡競馬場で開催された。
2013年に重賞に格上げされると施行条件が水沢競馬場ダート1600mに固定された。2016年に岩手競馬グレード制の導入に伴い、M3に格付けされる。また、シーズン最初の古馬重賞として定着している。
特別競走時代の過去の勝ち馬にはスイフトセイダイ、トウケイニセイ、トーホウエンペラーなどの岩手競馬を代表する名馬が名を連ねている。
シアンモア記念のトライアル競走として3着以上の馬に優先出走権が与えられる。
条件・賞金等(2024年)
[編集]- 出走条件
- サラブレッド系4歳以上、岩手所属。
- 負担重量
- 別定。56kg、牝馬2kg減を基本に、格付賞金2000万円以上は1kg負担増となる[2]。
- 賞金等
- 賞金額は1着300万円、2着105万円、3着60万円、4着39万円、5着21万円で、着外手当は1万5000円[1]。
- 副賞
- 胆江日日新聞社賞、奥州市長賞、開催執務委員長賞[2]。
- 優先出走権
- 3着以上の馬にシアンモア記念の優先出走権が付与される[1]。
歴代優勝馬
[編集]重賞に昇格した2013年以降。全て水沢競馬場ダート1600mで施行。
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第38回 | 2013年4月27日 | コンプリート | 牝5 | 水沢 | 1:40.5 | 高松亮 | 畠山信一 | 藤村榮子 |
第39回 | 2014年4月27日 | ナムラタイタン | 牡8 | 水沢 | 1:40.4 | 坂口裕一 | 村上昌幸 | 岩渕道良 |
第40回 | 2015年4月11日 | ナムラタイタン | 牡9 | 水沢 | 1:38.7 | 坂口裕一 | 村上昌幸 | 岩渕道良 |
第41回 | 2016年4月10日 | ナムラタイタン | 牡10 | 水沢 | 1:40.5 | 坂口裕一 | 村上昌幸 | 岩渕道良 |
第42回 | 2017年4月8日 | イーグルカザン | 牡9 | 盛岡 | 1:44.8 | 大坪慎 | 橘友和 | 石川秀守 |
第43回 | 2018年4月8日 | ベンテンコゾウ | 牡4 | 水沢 | 1:40.1 | 村上忍 | 菅原勲 | 大久保和夫 |
第44回 | 2019年4月14日 | ロジストーム | 牡6 | 水沢 | 1:39.7 | 村上忍 | 千葉幸喜 | 岩渕瑞生 |
第45回 | 2020年4月12日 | ランガディア | 牡6 | 水沢 | 1:42.3 | 鈴木祐 | 板垣吉則 | 蓑島竜一 |
第46回 | 2021年4月11日 | チャイヤプーン | 牡6 | 水沢 | 1:42.8 | 村上忍 | 菅原勲 | 大久保和夫 |
第47回 | 2022年4月10日 | マイネルアストリア | 牡5 | 水沢 | 1:42.1 | 山本聡哉 | 板垣吉則 | (株)サラブレッドクラブラフィアン |
第48回 | 2023年4月9日 | グローリーグローリ | 牡8 | 水沢 | 1:40.0 | 山本聡哉 | 菅原勲 | 遠山淳 |
第49回 | 2024年4月14日 | グランコージー | 牡7 | 水沢 | 1:41.0 | 坂口裕一 | 千葉幸喜 | 佐野幸一郎 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “令和6年度第1回水沢競馬改定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年4月13日閲覧。
- ^ a b “令和6年度 第1回 水沢競馬 概定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年4月12日閲覧。