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2022 QX4

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2022 QX4
分類
発見
発見日 2022年8月24日[1]
発見者 小惑星地球衝突最終警報システム[1]
軌道要素と性質
元期:2022年8月9日(JD 2459800.5)[2]
軌道の種類 楕円軌道
軌道長半径 (a) 0.6808 au[2]
近日点距離 (q) 0.33713 au[2]
遠日点距離 (Q) 1.025 au[2]
離心率 (e) 0.50484[2]
公転周期 (P) 0.562 [2]
軌道傾斜角 (i) 0.14800°[2]
近点引数 (ω) 176.2°[2]
昇交点黄経 (Ω) 335.6°[2]
平均近点角 (M) 154.3°[2]
最小交差距離 地球:0.00027天文単位 (40×10^3 km)[2]
木星:3.97天文単位 (594×10^6 km)[2]
物理的性質
平均直径
  • ~40 m[3]
  • 30–70 m
絶対等級 (H) 24.7[1]
Template (ノート 解説) ■Project

2022 QX4とは、ツングースカ大爆発隕石程度の大きさを持つ小惑星で、その直径は約40メートル (130 ft)のアテン群に属する地球近傍天体として分類されている[3]。2022年8月24日に小惑星地球衝突最終警報システムによって発見され[1]、そのとき地球から0.03天文単位 (4.5×10^6 km)離れた距離に存在した。2022年9月4日、8日間の観測弧により2068年9月4日00:52(UTC)にトリノスケール1で地球に衝突する可能性が109分の1であるとしてリストされた[3]。名目上の接近は2068年8月28日に発生すると予想される[4]

2022年における地球への最接近は、2022年8月29日に約180万キロメートル離れた距離で発生した[2]。17日間の短い観測弧は、2022 QX4が1977年9月初旬に地球から5400キロメートル近くを通過した可能性があることを示している[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 2022 QX4 Orbit”. Minor Planet Center. 2022年9月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n JPL Small-Body Database Browser: (2022 QX4)”. ジェット推進研究所. 2022年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年9月6日閲覧。
  3. ^ a b c ESA Risk List”. 欧州宇宙機関 near-earth objects coordination centre. 2022年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年9月5日閲覧。
  4. ^ 2022 QX4 geocentric distance from 08-27 to 09-06 (2068)”. JPL Horizons. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ2022年9月5日閲覧。

外部リンク

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