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Apple A15

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Apple A15 Bionicから転送)
Apple A15 Bionic
生産時期 2021年9月14日から
設計者 Apple
生産者 TSMC
アーキテクチャ ARMv8.6-A
コア数 高性能コアAvalanche x2, 高効率コアBlizzard x4
前世代プロセッサ Apple A14 Bionic
次世代プロセッサ Apple A16 Bionic
トランジスタ 150億
L1キャッシュ 64KB
L2キャッシュ 4MB
GPU

Appleデザイン 4コアGPU: iPhone 13, iPhone SE(第3世代)

Appleデザイン 5コアGPU: iPhone 13 Pro, iPad mini(第6世代), iPhone 14
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Apple A15 Bionicは、Appleが設計した64ビットARMベースSoCで、2021年9月14日に発表されたiPhone 13とiPhone 13 miniiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro MaxiPad mini(第6世代)に初めて搭載され、翌年発売のiPhone 14とiPhone 14 PlusiPhone SE(第3世代)、およびApple TV 4K (第3世代)にも搭載された[1]

設計

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A15は2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される、Apple製の64ビット6コアCPUを搭載している。

iPhone 13/13 miniおよびiPhone SE(第3世代)に搭載されるA15は、Appleが設計した4コアGPUを搭載しているが、iPhone 13 Proや13 Pro Max、iPhone 14/14 PlusおよびiPad mini (第6世代)に搭載されるA15は、1コア多い5コアGPUを搭載している。A15には、Appleが「新しい16コアのニューラルエンジン」と発表した、専用のニューラルネットワークハードウェアが搭載されている。このニューラルエンジンは、1秒間に15.8兆回の演算を行うことができ、1秒間に11兆回の演算が可能なA14より高速となった。また、A15には、コンピューテショナルフォトグラフィー能力を向上させる新しい画像プロセッサSecure Enclaveが搭載されている[2]。メモリはLPDDR4X-4266である[3]

搭載製品

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関連する同世代SoC

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以下の表は「Avalanche」と「Blizzard」マイクロアーキテクチャに基づいた各種SoCを示している。

チップ名 CPUコア数(高性能+高効率) GPUコア数 メモリ (GB) トランジスタ数
A15 6 (2+4) 4 4 - 6 150億
5
M2 8 (4+4) 8 8 - 16 - 24 200億
10
M2 Pro 10 (6+4) 16 16 - 32 400億
12 (8+4)
19
M2 Max 12 (8+4) 30 32 - 64 -96 670億
38
M2 Ultra 24 (16+8) 60 64 - 128 -192 1340億
76

参考文献

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  1. ^ Apple A15 Bionic Powers iPhone 13 and iPad Mini”. Tom's Hardware (September 14, 2021). 2021年9月15日閲覧。
  2. ^ Apple unveils iPhone 13 Pro and iPhone 13 Pro Max — more pro than ever before”. Apple Newsroom. 2021年9月15日閲覧。
  3. ^ Apple iPhone 13 Pro Teardown | TechInsights”. www.techinsights.com. 2022年4月16日閲覧。