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BJW認定デスマッチヘビー級王座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BJW認定デスマッチヘビー級王座
詳細
現王者 神谷英慶
獲得日 2024年4月14日
管理団体 大日本プロレス
創立 1998年
統計
最多保持者 伊東竜二(7回)
初代王者 ザ・グレート・ポーゴ
最長保持者 伊東竜二(850日)
最短所持者 マッドマン・ポンド(5日)
最年長 アブドーラ・ザ・ブッチャー(57歳)
最年少 ドリュー・パーカー(23歳)

BJW認定デスマッチヘビー級王座(ビー・ジェー・ダブリューにんていデスマッチヘビーきゅうおうざ)は、大日本プロレスが管理、認定している王座。

歴史

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1998年8月9日大日本プロレス新川崎小倉陸下広場大会で行われた初代王者決定トーナメントに優勝したザ・グレート・ポーゴが初代王者になった[1]

初代チャンピオンベルトは正面とサイドに椅子がデザインされており、「イス色のベルト」と呼ばれていた[2]。初代チャンピオンベルトのデザインは公募によって決定された[3]

2002年CZWに所属している王者のザンディグが初代チャンピオンベルトを保持したままアメリカに帰国後、CZWとの業務提携が終了して初代チャンピオンベルトが戻らないため、2代目チャンピオンベルトの作成を余儀なくされた[2]

2003年、2代目チャンピオンベルトが制作された。同年、王者の伊東竜二によってベルト中央にクモの巣状に有刺鉄線が張られた。

2012年3月13日、2代目チャンピオンベルトの金属面に老朽化が見られるようになったため、3代目チャンピオンベルトのデザインを募集することが決定された[3]

2013年4月28日、大日本プロレス後楽園ホール大会で3代目チャンピオンベルトが披露されて椅子、画鋲、蛍光灯があしらわれたデザインになった。5月5日、大日本プロレス横浜文化体育館大会から3代目チャンピオンベルトを使用している。

ルール

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  • 挑戦資格:デスマッチを行う男子選手とする。
    • 女子選手の挑戦は不可。
  • 決着:リング内におけるピンフォール、リング内におけるタップアウト、レフェリーストップ、ドクターストップ。
    • どこでもフォールが取れるエニウェアルールは原則不採用。
  • 試合時間:30分1本勝負。時間切れ引き分けの場合は王座防衛。
    • 2007年3月までは時間無制限1本勝負だったが選手の安全面から4月以降のタイトルマッチは時間制限が設けられた。
  • カウント等:ロープエスケープ、反則カウント、場外カウントは原則として取らない。ピンフォールは3カウント。
  • 試合形式:挑戦者は当日の試合形式を王者に提示する権限を有して大会前に発表。
    • 空位となった場合の王座決定戦については対戦者間での合意により試合形式を決定。
  • 凶器:蛍光灯、画鋲、ガラスなどが使用できる。本人のみならず相手が持ち込んだ凶器の使用も可能。
    • ただし、試合会場の規制で使用が禁止される凶器がある場合は従う。
    • 開催地、開催時期などにちなんだテーマが設けられた場合にはテーマに従った凶器を製作して使用する。
  • ルール変更:これらのルールは対戦者間での合意により変更が可能(挑戦資格と制限時間の変更は不可)。

歴代王者

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歴代 選手 戴冠回数 防衛回数 戴冠日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
初代 ザ・グレート・ポーゴ 1 0 1998年8月9日 新川崎小倉陸下広場
松永光弘
第2代 松永光弘 1 0 1998年8月23日 花博鶴見緑地公園広場
第3代 シャドウWX 1 1 1998年9月23日 後楽園ホール
第4代 アブドーラ・ザ・ブッチャー 1 0 1999年1月10日 アクロス福岡イベントホール
第5代 シャドウWX 2 1 1999年2月28日 後楽園ホール
第6代 山川竜司 1 1 1999年5月30日 新川崎小倉陸下広場
第7代 シャドウWX 3 2 1999年8月10日 花博鶴見緑地公園広場
第8代 山川竜司 2 0 1999年12月4日 横浜文化体育館
第9代 本間朋晃 1 1 2000年1月2日 後楽園ホール
第10代 ザンディグ 1 2 2000年7月2日 後楽園ホール
第11代 本間朋晃 2 0 2000年11月23日 横浜文化体育館
剥奪
第12代 ザンディグ 2 1 2001年5月4日 札幌テイセンホール
金村キンタロー
第13代 松永光弘 2 0 2001年8月19日 横浜文化体育館
第14代 ザンディグ 3 0 2001年12月2日 横浜アリーナ
空位
第15代 金村キンタロー 1 1 2003年3月30日 横浜文化体育館
シャドウWX
第16代 伊東竜二 1 6 2003年8月24日 横浜文化体育館
第17代 アブドーラ・小林 1 0 2005年12月21日 横浜文化体育館
第18代 佐々木貴 1 1 2006年3月31日 後楽園ホール
第19代 伊東竜二 2 0 2006年9月10日 横浜文化体育館
返上
第20代 佐々木貴 2 2 2006年12月3日 横浜文化体育館
"黒天使"沼澤邪鬼
第21代 "黒天使"沼澤邪鬼 1 1 2007年8月26日 ディファ有明
第22代 伊東竜二 3 1 2007年12月14日 横浜文化体育館
第23代 シャドウWX 4 3 2008年5月4日 桂スタジオ
第24代 宮本裕向 1 4 2008年12月19日 横浜文化体育館
第25代 伊東竜二 4 6 2010年5月4日 横浜文化体育館
第26代 アブドーラ・小林 2 7 2011年12月18日 横浜文化体育館
第27代 石川修司 1 4 2013年1月2日 後楽園ホール
第28代 木高イサミ 1 4 2013年11月4日 横浜文化体育館
第29代 伊東竜二 5 0 2014年5月25日 DIAMOND HALL
第30代 宮本裕向 2 5 2014年6月15日 広島県立広島産業会館東館
第31代 アブドーラ・小林 3 0 2015年5月5日 横浜文化体育館
第32代 伊東竜二 6 5 2015年7月20日 両国国技館
第33代 星野勘九郎 1 3 2016年7月24日 両国国技館
第34代 アブドーラ・小林 4 0 2016年12月18日 横浜文化体育館
第35代 高橋匡哉 1 2 2017年5月5日 横浜文化体育館
第36代 竹田誠志 1 9 2017年8月19日 名古屋国際会議場イベントホール
第37代 高橋匡哉 2 3 2018年11月11日 両国国技館
第38代 木高イサミ 2 4 2019年5月5日 横浜文化体育館
第39代 アブドーラ・小林 5 1 2019年12月18日 横浜文化体育館
第40代 伊東竜二 7 0 2020年3月16日 横浜文化体育館
第41代 藤田ミノル 1 3 2020年8月29日 横浜文化体育館
第42代 塚本拓海 1 1 2021年1月2日 後楽園ホール
第43代 ドリュー・パーカー 1 0 2021年7月23日 後楽園ホール
第44代 宮本裕向 3 5 2021年9月5日 名古屋国際会議場イベントホール
第45代 ドリュー・パーカー 2 1 2022年5月5日 横浜武道館
返上
第46代 神谷英慶 1 4 2022年8月28日 名古屋国際会議場イベントホール
アブドーラ・小林
第47代 アブドーラ・小林 5 0 2023年5月4日 横浜武道館
第48代 石川勇希 1 3 2023年7月16日 後楽園ホール
第49代 マッドマン・ポンド 1 0 2023年12月30日 後楽園ホール
第50代 石川勇希 2 1 2024年1月4日 新木場1stRING
第51代 神谷英慶 2 3 2024年4月14日 シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ

特殊な試合形式一覧

[編集]

脚注

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  1. ^ プロレス選手権変遷史 BJW認定デスマッチヘビー級選手権
  2. ^ a b イス色のベルトは山川とWXの物語の最後を見届けた KEN筆.txt出張版(2012年7月6日)
  3. ^ a b デスマッチヘビー級ベルトのお知らせ ピロピロレスラー大橋篤ちゃんのエブリデイ(2012年3月19日)