FCスパルタク・モスクワ

FCスパルタク・モスクワ
原語表記	Футбольный клуб Спартак Москва
愛称	Myaso（肉）; The red-whites
クラブカラー	赤; 白
創設年	1922年
所属リーグ	ロシア・プレミアリーグ
所属ディビジョン	1部
ホームタウン	モスクワ
ホームスタジアム	; オトクリティ・アリーナ
収容人数	45,360
代表者	レオニード・フェドゥン
監督	Guillermo Abascal
公式サイト	公式サイト
	■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

FCスパルタク・モスクワ（ロシア語: Футбольный клуб Спартак Москва、英語: Football Club Spartak Moscow）は、ロシア・モスクワを本拠地とするサッカークラブチーム。ロシアで最も過激なサポーターを有することで知られる。なお、同国には同名のアイスホッケーチームも存在する。

概要

1922年創立。「スパルタク」の名称は、古代ローマ時代の奴隷叛乱の指導者スパルタクスによる。ソ連時代から強豪チームでそれぞれリーグ優勝12回、カップ優勝10回を果たす。

1991年には、来日したスパルタク・モスクワと日本代表が対戦したが、0対0の引き分けに終わった。

ソ連が解体し、ロシア・リーグに移行して以降もその強さは変わらず、1992年のリーグ新設から10年間で9回の優勝を誇った。オレグ・ロマンツェフ監督の下では圧倒的な強さを誇るチームであった。エンブレムの上の星はリーグ優勝5回を意味する。2002年以降はほとんどタイトルから遠ざかっている。CSKAモスクワやFCロコモティフ・モスクワと並ぶ同国を代表するチームである。

レオニード・フェドゥン会長は、石油企業ルクオイルの副社長を務めるなど、ロシア有数の大富豪である。

ライバル

スパルタク・モスクワの最大のライバルはPFC CSKAモスクワである。他にFCゼニト・サンクトペテルブルク、同じモスクワと本拠地とするFCロコモティフ・モスクワ、FCディナモ・モスクワとライバル関係がある。

国内の人気度

2012年9月、マーケティングリサーチ会社のACニールセンがロシア国内の38都市で延べ1万9千人から「何処のファンか」問うたところ、全体の2位である16%がスパルタクのファンだと答えた^[1]。

タイトル

国内タイトル

ロシア・リーグ：10回

1992, 1993, 1994, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2016-17

ロシア・カップ：3回

1994, 1998, 2003

ロシア・スーパーカップ：1回

2017

ソ連リーグ：12回

1936秋, 1938, 1939, 1952, 1953, 1956, 1958, 1962, 1969, 1979, 1987, 1989

ソ連カップ：9回

1938-39, 1946, 1947, 1950, 1958, 1963, 1965, 1971, 1992

ソ連フェデレーションカップ：1回

1987

国際タイトル

なし

過去の成績

ロシア

シーズン	ディヴィジョン	順位	試	勝	分	敗	得	失	点	国内カップ	欧州カップ戦
1992	プレミア	1	26	18	7	1	62	19	43	-	-
1993		1	34	21	11	2	81	18	53	ベスト32	CWC	ベスト4
1994		1	30	21	8	1	73	21	50	優勝	UCL	グループリーグ
1995		3	30	19	7	5	76	26	63	準決勝敗退	UCL	グループリーグ
1996		1	35	22	9	4	72	35	75	準優勝	UCL	ベスト8
1997		1	34	22	7	5	67	30	73	準々決勝敗退	UC	ベスト32
1998		1	30	17	8	5	58	27	59	優勝	UCL UC	予選3回戦ベスト4
1999		1	30	22	6	2	75	24	72	ベスト32	UCL	グループリーグ
2000		1	30	23	1	6	69	30	70	準決勝敗退	UCL UC	グループリーグベスト32
2001		1	30	17	9	4	56	30	60	準決勝敗退	UCL	2次リーグ
2002		3	30	16	7	7	49	36	55	ベスト32	UCL	グループリーグ
2003		10	30	10	6	14	38	48	36	優勝	UCL	グループリーグ
2004		8	30	11	7	12	43	44	40	ベスト32	UC UIC	ベスト16 ベスト4
2005		2	30	16	8	6	47	26	56	ベスト32	-
2006		2	30	15	13	2	60	36	58	準優勝	-
2007		2	30	17	8	5	50	30	59	準決勝敗退	UCL UC	グループリーグベスト32
2008		8	30	11	11	8	43	39	44	ベスト32	UCL UC	予選3回戦ベスト32
2009		2	30	17	4	9	61	33	55	準決勝敗退	-
2010		4	30	13	10	7	43	33	10	ベスト16	UCL UC	予選3回戦グループリーグ
2011-12		2	44	21	12	11	68	48	75	ベスト16	UEL	プレーオフ
2012-13		4	30	15	6	9	51	39	51	ベスト16	UCL	グループステージ
2013-14		5	30	15	5	10	46	36	50	ベスト16	UEL	プレーオフ
2014-15		6	30	12	8	10	42	42	44	ベスト16	-
2015-16		5	30	15	5	10	48	39	50	ベスト16	-
2016-17		1	30	22	3	5	46	27	69	ベスト32	UEL	予選3回戦
2017-18		3	30	16	8	6	51	32	56	準決勝敗退	UCL UEL	グループステージベスト32
2018-19		5	30	14	7	9	36	31	49	準々決勝敗退	UCL UEL	予選3回戦グループステージ
2019-20		7	30	11	6	13	35	33	39	準々決勝敗退	UEL	プレーオフ
2020-21		2	30	17	6	7	56	37	57	ベスト16	-
2021-22			30							ラウンド16	UCL UEL	予選3回戦ラウンド16

現所属メンバー

2019-20シーズン　基本フォーメーション

マクシメンコ
# 98

マスロフ
# 39

ギゴ
# 2

ジキア
# 14

ラスカゾフ
# 92

バカエフ
# 10

クラール
# 33

ゾブニン
# 47

アイルトン
# 6

ラーション
# 23

ポンセ
# 19

2022年 2月22日現在

注：選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。


No.	Pos.	選手名
2	DF	サミュエル・ギゴ
3	DF	マクシミリアーノ・カウフリース
5	DF	レオン・クラッセン
6	DF	アイルトン
7	FW	アレクサンドル・ソボレフ
8	MF	ビクター・モーゼス
10	MF	ゼリムハン・バカエフ
14	DF	ゲオルギ・ジキヤ ()
17	MF	クリストファー・マーティンス
18	MF	ナイル・ウムヤロフ
19	FW	シャマル・ニコルソン
22	MF	ミハイル・イグナトフ


No.	Pos.	選手名
23	DF	ニキータ・チェルノフ
24	MF	クインシー・プロメス
25	MF	ダニル・プルツェフ
26	MF	ダニイル・フルシェビッチ
29	DF	イリヤ・クテポフ
39	DF	パヴェル・マスロフ
47	MF	ロマン・ゾブニン
57	GK	アレクサンドル・セリホフ
68	MF	ルスラン・リトヴィーノフ
88	GK	イリヤ・スヴィノフ
92	DF	ニコライ・ラスカゾフ
98	GK	アレクサンドル・マクシメンコ