Facebook監督委員会
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Facebook監督委員会(フェイスブックかんとくいいんかい、英語: Facebook Oversight Board)は、FacebookやInstagramなどアメリカのFacebook社が提供・運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のグローバル・プラットフォームにおける、モデレーション[注 1]に関する判断・決定を行う機関である[1][2][3][4]。
特に、アカウント停止やコンテンツ削除についての異議申し立てを扱い、Facebook社は、このモデレーションに関する判断・決定については、(法令に違反しない限り、)必ず従う義務を負う[1][2][3][4]。
他に、「コミュニティ規定」を含む規定の改定など、Facebook社の方針について勧告する権限も有し、Facebook社は、この規定や方針に関する勧告については、従わないことも可能だが、その場合、その理由を公表して説明する義務を負う[1][2]。
2018年にマーク・ザッカーバーグによって提唱され[1]、2020年5月6日に初期メンバー(委員)20人が発表された[2][3][4]。
メンバー
[編集]共同議長
[編集]- ジャマール・グリーン(コロンビア大ロー・スクール教授/スティーブンス最高裁判事やハリス上院議員の補佐など/タリブ・クウェリの実弟)
- マイケル・W・マコーネル(スタンフォード大ロー・スクール教授/フーヴァー戦争・革命・平和研究所フェロー/元控訴裁判事)
- ヘレ・トーニング=シュミット(元デンマーク首相)
- カタリナ・ボテロ=マリノ(元米州機構米州人権委員会表現の自由特別報告者)
委員
[編集]- タワックル・カルマン(ノーベル平和賞受賞者/イエメンの人権活動家)
- アラン・ラスブリッジャー(ライト・ライブリフッド賞受賞者/元『ガーディアン』編集長)
- パメラ・S・カーラン(スタンフォード大ロー・スクール教授/元司法省訟務局局次長・選挙権担当)
- ニガット・ダッド(パキスタンの弁護士/インターネット・アクティビスト/ITセキュリティの専門家)
- ロナウド・レモス(知的財産権の専門家/リオデジャネイロ州立大ロー・スクール教授)
- アンドラーシュ・シャイオ(ハンガリーの法学者/中央ヨーロッパ大教授/元欧州人権裁判事)
- マイナ・キアイ(ケニアの人権活動家/HRW Alliances & Partnerships program長/元国連人権理集会結社の自由特別報告者)
- スディール・クリシュナスワミ(インド国立法科大副学長)
- キャサリン・チェン(Katherine Chen/台湾国立政治大学教授/「メディアコンテンツの影響」「選挙におけるソーシャルメディア」等を研究)
- エヴリン・アスワド(Evelyn Aswad/オクラホマ大学カレッジ・オブ・ロー教授/元国務省人権・難民室長/アメリカの弁護士)
- ジョン・サンプルズ(John Samples/ケイトー研究所副所長/ケイトー研究所Center for Representative Governmentセンター長)
- ニコラス・スゾール(Nicolas Suzor/クインズランド工科大ロースクール教授/インターネットやソーシャルネットワークのガバナンス等を研究)
- ジュリー・オワノ(Julie Owono/TSF常任理事/ハーバード大バークマン・センターフェロー/GNI理事)
- エンディ・バユミ(Endy Bayuni/ジャカルタ・ポスト編集主幹・役員)
- Afia Asantewaa Asare-Kyei(オープン・ソサイエティ・イニシアティヴ・フォー・ウェスト・アフリカプログラム・マネージャー)
- Emi Palmor(イスラエルの弁護士/元司法省総局長/元検事/エイブラハム・イニシアティヴスChampion of Shared Society受賞者)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 「フェイスブックがネット「最高裁」つくる?」『エコノミスト・日本経済新聞』エコノミスト・グループ・日本経済新聞社、2020年2月4日。2020年5月26日閲覧。
- ^ a b c d e f STEVEN LEVY「フェイスブックの「監督委員会」は、ザッカーバーグをしのぐ権限をもつことになる」『WIRED.jp』コンデナスト・ジャパン、2020年5月13日。2020年5月26日閲覧。
- ^ a b c d e 奥平和行「Facebookの独立監督委、デンマーク元首相らを起用」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2020年5月7日。2020年5月26日閲覧。
- ^ a b c d e 佐藤由紀子「Facebook、不適切投稿を審議する外部組織「監督委員会」メンバー発表」『ITmedia NEWS』ITmedia、2020年5月7日。2020年5月26日閲覧。