コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ジェイコム八王子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
J:COM 八王子から転送)
KDDI > JCOM > JCOM ケーブルTV事業部門 > ジェイコム八王子
株式会社ジェイコム八王子
J:COM Hachioji Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
192-0046
東京都八王子市明神町4丁目9番8号
京王八王子明神町ビル 7階
本店所在地 192-0083
東京都八王子市旭町11番8号
アクセスビル 5階
設立 1986年昭和61年)1月27日
業種 情報・通信業
法人番号 2010101003122 ウィキデータを編集
事業内容 有線一般放送事業
電気通信事業
代表者 代表取締役社長:海老澤 孝一
2019年平成31年)3月31日時点)
資本金 9億5889万円
(2019年(平成31年)3月31日時点)
主要株主 株式会社ジュピターテレコム
株式会社関電工
東京都八王子市
特記事項:2019年(平成31年)4月1日付けで、株式会社ジェイコム東京に吸収合併され解散済み。
テンプレートを表示
J:COM 八王子
基本情報
団体名 株式会社ジェイコム八王子
コミュニティ
チャンネル愛称
J:COMチャンネル八王子
MSO J:COM(JCOM株式会社)
系列 上記MSO傘下
デジタル放送上位事業者 J:COM(JCOM株式会社)
開局年月日 1988年(昭和63年)10月25日
(八王子テレメディア株式会社として)
閉局年月日 2019年(平成31年)3月31日
株式会社ジェイコム東京に吸収合併のため。
エリア内地方自治体
2 市(政令指定都市を除く)
1 町
配信チャンネル数
地上波放送 10 Ch
(うち、地上波区域内数 8 Ch、地上波区域外数 2 Ch)
地デジ自主放送 あり(11番および、10番)
ラジオ放送 5 Ch
通信サービス種別
インターネット接続 あり
プライマリ電話 あり
公式ホームページ
テンプレートを表示

株式会社ジェイコム八王子(ジェイコムはちおうじ)は、かつて東京都八王子市に本社を置き、ケーブルテレビ同時再放送自主放送)と電気通信事業インターネット接続IP電話)を主たる業務とし、有線一般放送ケーブルテレビ局)を運営する一般放送事業者および電気通信事業者であった。株式会社ジュピターテレコム(J:COM)の連結子会社であり、会社および局呼称は「J:COM 八王子」であった。

概要

[編集]

開局当初は赤字経営に苦しんだが、関係株主である八王子市、八王子商工会議所、地元企業などの協力と応援を受けて経営安定を図った経緯がある。

あきる野市日の出町への提供区域拡張は、当時株主であった富士通株式会社のあきる野半導体センター建設当時に周辺住民へのテレビ電波障害対策を請負ったため。

八王子市みなみ野エリアは、一般財団法人首都圏ケーブルメディアからの受託。そのため、幹線設備は首都圏ケーブルメディアが所有している。

沿革

[編集]
  • 1986年(昭和61年)
    • 1月27日
      • 八王子テレメディア株式会社」として設立。
  • 1987年(昭和62年)
    • 11月6日
      • 有線テレビジョン放送施設設置許可取得。
  • 1988年(昭和63年)
    • 10月25日
      • 開局。
  • 1997年(平成9年)
    • 12月2日
      • 第一種電気通信事業許可取得。
  • 1998年(平成10年)
    • 6月1日
      • インターネット接続事業サービス「htmnet.ne.jp」開始。
    • 8月11日
      • みなみ野シティエリアでサービス開始。
  • 2001年(平成13年)
  • 2002年(平成14年)
    • 10月8日
      • ジャパンケーブルネット株式会社が株式取得。JCNグループに参画。
  • 2003年(平成15年)
    • 1月28日
      • 本社を「八王子市明神町2丁目1番8号」から「東京都八王子市旭町11番8号 アクセスビル5階」に移転。
  • 2004年(平成16年)
    • 7月1日
      • 地上デジタル放送サービス(OFDM方式)を同一周波数で開始。
      • デジタル多チャンネル放送サービス(ISDB-C(リマックス)方式)を開始。
    • 10月1日
      • 050 IP電話サービス『JCNetフォン.HTM』開始。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月1日
      • アナログ多チャンネル放送サービスのチャンネル番号をJCN各局共通番号に変更。
    • 7月1日
      • デジタル多チャンネル放送サービス(JC-HITS)を開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月1日
      • 呼称を「JCN八王子」に変更。
    • 4月1日
      • JCN統一サービス名称として『JCNテレビ』、『JCNインターネット』および『JCN電話』を制定し展開。
      • JCN統一サービスラインナップ導入。
    • 6月1日
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日
      • JCN会員誌『JCN plus』を創刊。
    • 7月1日
      • HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科』を提供開始[注 1]
    • 7月10日
    • 12月1日
      • 「シティチャンネル」が地上デジタル放送で開始。チャンネル名称が「JCNプラスチャンネル」に変更。
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)
    • 4月1日
      • DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科DVD』を提供開始[注 2]
      • 気象庁の高度利用者向けサービス用いたサービス『JCN緊急地震速報』を開始。
    • 4月20日
    • 6月1日
      • 双方向設置済みの「HDD内蔵STB」利用者向けに、リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を提供開始。
    • 11月1日
      • 下り最大160Mbpsの超高速インターネット接続サービス『スピードスター160』を開始。
  • 2010年(平成22年)
    • 1月31日
      • アナログ多チャンネル放送サービス終了。
    • 4月1日
      • 地デジコミュニティチャンネルで「デジタル録画コピー制御」を運用開始。
    • 7月1日
      • JCNインターネットの『スタンダード』の下り最大伝送速度を8Mから15Mに増速。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月10日
    • 4月1日
      • 『JCNプラスチャンネル』をハイビジョン化。
      • BD・DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科ブルーレイ』を提供開始[5][注 3]
      • HDD内蔵録画機能付きSTBセットの新コース『HDDコース』を提供開始[6][注 4]
      • 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『STBポータルサービス』および『JCNおすすめナビ』を提供開始[6]
    • 6月1日
      • リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を拡充し、『ケータイde録画予約』を提供開始[7]
    • 7月24日
      • 地上アナログ放送の放送対象地域外テレビ局を再送信終了[3]
  • 2012年(平成24年)
    • 1月1日
      • 呼称を「JCNテレメディア」に変更。
    • 3月12日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、『JCN WiMAX』を提供開始[8][9]
    • 4月1日
      • 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『Shufoo!』を提供開始[10]
    • 6月25日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、『Wi-Fi内蔵モデム』を提供開始[11]
    • 7月20日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、公衆無線LANサービス『ケーブルTV Wi-Fi』を提供開始[12]
    • 10月1日
  • 2013年(平成25年)
    • 10月31日
      • 『JCN VODサービス』の新規登録終了。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月31日
      • 『JCN VODサービス』を終了。
    • 4月1日
      • 親会社のジャパンケーブルネット株式会社が株式会社ジュピターテレコムに吸収合併されたことに伴い、株式会社ジュピターテレコムの連結子会社となる。
    • 6月1日
      • 呼称を「J:COM 八王子」に変更[14]
      • 『JCNテレメディアチャンネル』の名称を『J:COMチャンネル八王子』に変更。
      • 「JCN」ブランドを廃止。
      • J:COM統一サービス名称として『J:COM TV』、『J:COM NET』および『J:COM PHONE』を制定し展開。
      • J:COMサービスラインナップ導入。
      • 『J:COM PHONE プラス』を提供開始。
      • にっぽんケーブルチャンネル」(JCN)を「J:COMテレビ」(J:COM)に統合[15]
    • 7月1日
      • 商号を「株式会社ジェイコム八王子」に変更[14]
    • 10月1日
      • 『J:COM WiMAX 2+』を提供開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月31日
    • 2月16日
      • 『J:COM 緊急地震速報』を提供開始。
    • 2月17日
      • 『J:COM NET』および『JCNインターネット』のインターネットサービスプロバイダーを『ZAQ』に変更。
    • 3月9日
      • 『J:COMオンデマンド』を提供開始。
    • 3月25日
      • 地上放送の暫定的「デジアナ変換」を終了[1][2][3][4]
  • 2019年(平成31年)
    • 4月1日
      • 株式会社ジェイコム東京に吸収合併され、会社解散[16]

事業所

[編集]
本社
  • 本社
    • 東京都八王子市明神町4丁目9番8号 京王八王子明神町ビル7階
事務所
  • 八王子営業事務所
    • 東京都八王子市明神町4丁目9番8号 京王八王子明神町ビル7階

提供区域内自治体

[編集]

業務内容

[編集]
統一サービス
  1. J:COM TVテレビ放送サービス[注 5]
    1. 双方向機能STBインターネット接続サービス)
    2. インタラクTV(STBテレビ向け情報サービス)
    3. ナビシェル(STB向けご案内画面サービス)
    4. J:COMオンデマンドVODサービス)
    5. リモート録画予約(番組録画予約)
    6. ジェイコム マガジン(番組ガイド誌)
    7. J:COMチャンネル(第一コミュニティチャンネル)
    8. J:COMテレビ(第二コミュニティチャンネル)
  2. J:COM NET(インターネット接続サービス)
    1. ZAQインターネットサービスプロバイダ
    2. J:COM WiMAX 2+(4G(WiMAX)サービス[注 6]
  3. J:COM PHONE固定電話CATV電話)サービス)
    1. J:COM PHONE プラスVoIP方式プライマリ電話)サービス)[注 7]
  4. J:COM 電力
  5. J:COM MOBILE4GLTE)サービス[注 8]
付加サービス

J:COM TV

[編集]

地上デジタル放送

[編集]
  • 表中、「伝送方式」欄の『部類』に関しては下記を参照。
    • PT」はパススルー方式。
    • TM」はトランスモジュレーション方式。
  • 表中、『記号』に関しては下記を参照。
    • 「●」は視聴可能。
    • 「×」は視聴不可。
    • 「?」は不明。
  • 2019年平成31年)3月31日時点。





|
ID
放送局 三桁
チャンネル
伝送方式 備考
PT TM
1 NHK総合東京 011
012
2 NHKEテレ東京 021
022
023
3 テレ玉 031
032
033
× 区域外再放送
3 tvk 031
032
033
× 区域外再放送
4 日本テレビ 041
042
5 テレビ朝日 051
052
053
6 TBS 061
062
7 テレビ東京 071
072
073
8 フジテレビジョン 081
082
083
9 TOKYO MX 091
092
093
10 J:COMテレビ 101
102
×
11 J:COMチャンネル八王子 111
112
×

FMラジオ

[編集]
MHz 放送局 備考
76.1 InterFM897
79.4 TOKYO FM
81.3 J-WAVE
83.1 NHK東京-FM
84.0 Fm yokohama
85.3 テスト信号

BSデジタル放送・専門チャンネル

[編集]

J:COM NET

[編集]

主なサービス

[編集]

J:COM PHONE

[編集]

コミュニティチャンネル

[編集]
J:COMチャンネル八王子
ジモト、大好き。
基本情報
ジャンル コミュニティチャンネル
運営 株式会社ジェイコム八王子
MSO/系列 J:COM系
放送時間 24時間
放送(配信)開始 2014年6月1日
HD放送(配信)開始 2014年6月1日
放送終了 2019年3月31日
チャンネル番号
地上デジタル Ch.111 & 112
チャンネルホームページ
テンプレートを表示

放送番組

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『録りま専科』の機種は、Panasonic社製「TZ-DCH2800」が採用されている。
  2. ^ 『録りま専科DVD』の機種は、Panasonic社製「TZ-DCH9800」が採用されている。
  3. ^ 『録りま専科ブルーレイ』の機種は、Panasonic社製「TZ-BDT910F」が採用されている。
  4. ^ 『HDDコース』の機種は、Panasonic社製「TZ-HDW600F」が採用されている。
  5. ^ 地上デジタル放送BSデジタル放送も視聴可能。
  6. ^ KDDIグループのUQコミュニケーションズのWiMAX回線にて、J:COMが仮想移動体通信事業を行っている。
  7. ^ 電話システムは、KDDIケーブルプラス電話を卸採用している。
  8. ^ KDDIまたはNTTドコモのLTE回線にて、J:COMが仮想移動体通信事業を行っている。

出典

[編集]
  1. ^ a b デジアナ変換の暫定的な導入方針を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2010年4月21日
  2. ^ a b デジアナ変換サービスの早期開始を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月20日
  3. ^ a b c デジアナ変換サービスの早期開始を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 別紙1 デジアナ変換の概要 (PDF) - ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月20日
  4. ^ a b デジアナ変換サービスの早期開始を決定〜お客様のアナログテレビ等の継続使用ニーズに期間限定で対応〜 別紙2 JCNグループのデジアナ変換サービスの詳細 (PDF) - ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年1月20日
  5. ^ 3D対応ブルーレイディスクドライブ搭載HDD録画機能付きSTBサービス『録りま専科ブルーレイ』を提供開始 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年2月4日
  6. ^ a b HDD録画機能付きSTBとテレビ向けポータルサービス「JCNおすすめナビ」をセットにした新コース「デジマックスHDD」、「デジエースHDD」、「デジスタHDD」を一挙開始 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年2月28日
  7. ^ CSおすすめ番組からHDD付きSTBに簡単録画予約〜JCNケータイサイトのリニューアルにより利便性向上〜 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2011年5月31日
  8. ^ 高速モバイルインターネット「JCN WiMAX」の提供開始について ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2012年1月19日
  9. ^ 高速モバイルインターネット「JCN WiMAX」の提供開始について 別紙 (PDF) - ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2012年1月29日
  10. ^ 電子チラシサイト「Shufoo!」をSTBポータルサービスに導入 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2012年3月26日
  11. ^ ケーブルモデムにWi-Fiを内蔵した一体型モデムのレンタル開始について ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2012年6月19日
  12. ^ 公衆無線LAN「ケーブルTV Wi-Fi」の開始について ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2012年6月29日
  13. ^ 新しいコミュニティチャンネル「にっぽんケーブルチャンネル」の放送開始について〜JCNコミュニティチャンネルで日本各地の地域番組が視聴可能に〜 ジャパンケーブルネット株式会社(JCNニュースリリース) 2012年8月8日
  14. ^ a b JCNグループ20社の社名および局呼称の変更について 株式会社ジュピターテレコム(ニュースリリース) 2014年3月31日
  15. ^ 「J:COMテレビ」(J:COM)と「にっぽんケーブルチャンネル」(JCN)を統合 統合を記念し6月1日にJ:COM初の16時間“テレソン*”を実施 「柴又100K」や「アップアップガールズ(仮)」の初全国ツアー最終公演を生中継! 株式会社ジュピターテレコム(ニュースリリース) 2014年5月16日
  16. ^ 東京エリアにおける J:COM 子会社の吸収合併に関するお知らせ” (PDF). 株式会社ジュピターテレコム (2018年11月26日). 2018年11月29日閲覧。

関連項目

[編集]