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LOVE PiECE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『LOVE PiECE』
大塚愛スタジオ・アルバム
リリース
録音 2006年 - 2007年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル avex trax
プロデュース 大塚愛
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間1位オリコン
  • 2007年10月度月間1位(オリコン)
  • 2007年度年間29位(オリコン)
  • ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ日本レコード協会
  • 大塚愛 アルバム 年表
    愛 am BEST
    (2007年)
    LOVE PiECE
    (2007年)
    LOVE LETTER
    2008年
    『LOVE PiECE』収録のシングル
    1. フレンジャー
      リリース: 2006年4月12日
    2. ユメクイ
      リリース: 2006年8月2日
    3. 恋愛写真
      リリース: 2006年10月25日
    4. CHU-LIP
      リリース: 2007年2月21日
    5. PEACH/HEART
      リリース: 2007年7月25日
    テンプレートを表示

    LOVE PiECE』(ラヴ・ピース)は大塚愛4枚目のオリジナルアルバム2007年9月26日avex traxから発売された。

    解説

    [編集]

    前作『LOVE COOK』から1年9ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム。

    CDのみとCD+DVDの2形態で発売。初回盤はCDのみはオリジナルフォトブック付き、DVD付きは「U-ボート」のMusic Clip付き(フォトブックなし)。2形態共通初回特典としてカラーケース(ピンク黄色の6色のうちいずれか1色)&三方背BOX仕様になっている。また、LOVE9CUBE会員限定の初回版も存在する。こちらは「オリジナルLOVE PiECEパズル」を付属。

    ジャケット写真は双方ともジグソーパズルのピースで、それぞれ違う写真のパーツを6つ組み合わせたものになっている。曲順は、『LOVE COOK』とは対照的に、未来から過去へ向かうように配列したとのこと[1]

    大塚曰く、本アルバム収録のシングル曲が1曲毎に1つの色とイメージを持ち、「フレンジャー」が黄色で「友達」、「ユメクイ」が紫で「」、「恋愛写真」がピンクで「恋愛」、「CHU-LIP」が緑で「家族」、「PEACH」が青で「遊び」、「HEART」が黒で「想い」を象徴しているとのこと[2]

    カラーケースに描かれている6つのパーツからなるハートマークは、「」をコンセプトにデザインされたが、当時シングル曲数までは考えていなかったという。今回シングル曲数も6曲ということで、運命的だと話した[3]

    3曲目の「Mackerel's canned food」の意味は「サバ缶詰」。主演映画「東京フレンズ」の中で所属するバンド「サバカン」とかけている[4]。なおこの曲は東京フレンズの挿入歌でもある(当時は未発表曲だった)。

    収録曲

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    CD
    全作詞・作曲: 愛。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.「未来タクシー」愛×Ikoman
    2.ユメクイ愛×Ikoman
    3.「Mackerel's canned food」愛×Ikoman
    4.PEACH愛×Ikoman
    5.「クムリウタ」愛×Ikoman
    6.「星のタンゴ」愛×Ikoman
    7.「蚊取線香」愛×Ikoman
    8.フレンジャー愛×Ikoman
    9.CHU-LIP愛×Ikoman
    10.HEART愛×Ikoman
    11.恋愛写真愛×Ikoman
    合計時間:
    DVD(初回盤のみ)
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「クムリウタ」(Music Clip)  岩井俊二
    2.「HEART」(Music Clip)  堤幸彦
    3.「U-ボート」(Music Clip)   

    曲解説

    [編集]
    1. 未来タクシー
      ロッテ「ガーナミルクチョコレート」CMソング。この曲について大塚は、「絶対に1曲目にしようと思った」と述べている。
    2. ユメクイ
      12thシングル。「未来タクシー」から「夢=未来」繋がりでこの位置になったという。
    3. Mackerel's canned food
      日本テレビぐるぐるナインティナイン』エンディングテーマ。タイトルは英語で「さば缶」の意味。映画の男性コーラスからアルバム用に大塚自身のコーラスに変更された。
    4. PEACH
      15thシングル「PEACH/HEART」の1曲目。前曲から「夏のイメージ」繋がりでこの位置になった。
    5. クムリウタ
      本作のリード曲。エムティーアイmusic.jp」CMソング。本来は「クモリウタ」であったが、のちに「モ」の見た目が嫌という理由で「ム」に変更された。PVでは岩井俊二監督の下、大塚が得意な水泳を生かした水中撮影に挑戦。
    6. 星のタンゴ
      「クムリウタ」から「心の痛み」繋がりでこの位置になったという。
    7. 蚊取線香
      高校時代に作られた楽曲。蚊への怒りが最大限に込められた一曲。大塚愛の楽曲では最も演奏時間が短い(「BABASHIのテーマ」を除く)。
    8. フレンジャー
      11thシングル。このアルバムの方向性を示した第1弾の曲でもある。
    9. CHU-LIP
      14thシングル。本人曰く「アルバムの中で最大の盛り上がりをみせてくれる曲」。
    10. HEART
      15thシングル「PEACH/HEART」の2曲目。
      ラストの「恋愛写真」と過去繋がりでこの位置になった。
    11. 恋愛写真
      13thシングル。「未来タクシー」が最初なら、最後はこの曲と前々から決めていたという。

    DVD

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    1. クムリウタ(Music Clip)
      岩井俊二監督によるもの。
    2. HEART(Music Clip)
      こちらは堤幸彦監督によるもの。
    3. U-ボート(Music Clip)
      初回盤のみ収録。前作『LOVE COOK』収録曲のPV。

    演奏

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    • 大塚愛
      • Vocal
      • Piano (#5.11)
    • Ikoman
      • All Programming
      • Guitar (#1-7.9.10)
      • Electric Guitar (#8)
      • Piano (#6)
      • Other Instruments (#1-7.10.11)
    • 山口寛雄:Bass (#1)
    • 沼澤尚 (THEATRE BROOK):Drums (#1.4.9)
    • 川渕文雄:Bass (#2.3.4.10)
    • 藤井謙二:Guitar (#3)
    • そうる透:Drums (#3)
    • 川井健
      • Hammond Organ (#4.9)
      • Chorus (#7)
      • “Yeah!” Chorus (#9)
    • 大石真理恵:Timpani (#4)
    • TOKIE:Bass (#5)
    • 古田たかし:Drums (#5)
    • 弦一徹:Strings Arrangement (#5.11)
    • 弦一徹ストリングス:Strings (#5.11)
    • 一ノ瀬久:Percussion (#5)
    • 須長和広:Acoustic Bass (#6)
    • 内田雄一郎 (筋肉少女帯):Bass (#7)
    • 長谷川浩二:Drums (#7)
    • 少林武:“蚊...” Chorus (#7)
    • フータ
      • “蚊...” Chorus (#7)
      • Chorus (#8)
    • 松江潤:Acoustic Guitar, Electric Guitar, Chorus (#8)
    • 松田卓己:Bass (#8)
    • ターキー:Drums (#8)
    • 陳聖治:Chorus (#8)
    • 松原秀樹:Bass (#9)
    • YOKAN:Trumpet, Baritone Saxophone, Brass Arrangement (#9)
    • 井上昇:Trombone (#9)
    • 佐藤公彦:Alto Saxophone (#9)
    • 岡村未央:Strings, Strings Arrangement (#10)

    脚注

    [編集]
    1. ^ 「WHAT's IN?」2007年10月号
    2. ^ 大塚 愛 6ピースのハート”. 2008年9月22日閲覧。
    3. ^ SEDA 2007年10月号
    4. ^ 週刊ザテレビジョン 2007年39号