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PLAY (安室奈美恵のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『PLAY』
安室奈美恵スタジオ・アルバム
リリース
録音 2005年 - 2007年
日本の旗 日本
ジャンル R&B[2]ダンス・ポップ[2]
時間
レーベル 日本の旗 avex trax[1]
中華人民共和国の旗 avex China / 中国唱片上海公司[1]
大韓民国の旗 SMエンタテインメント[1]
中華民国の旗 avex taiwan[1]
プロデュース 安室奈美恵
Nao'ymt
T.Kura & michico
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 2007年7月度月間1位(オリコン)
  • 2007年度年間15位(オリコン)
  • ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本レコード協会
  • 安室奈美恵 アルバム 年表
    Queen of Hip-Pop
    (2005年)
    PLAY
    (2007年)
    BEST FICTION
    2008年
    『PLAY』収録のシングル
    1. Violet Sauce
      リリース: 2005年11月16日
    2. CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK
      リリース: 2006年5月17日
    3. Baby Don't Cry
      リリース: 2007年1月24日
    4. FUNKY TOWN
      リリース: 2007年4月4日
    ミュージック・ビデオ
    「CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK」 - YouTube
    「Baby Don't Cry」 - YouTube
    「FUNKY TOWN」 - YouTube
    「Hide & Seek」 - YouTube
    「Hello」 - YouTube
    テンプレートを表示

    PLAY』(プレイ)は、安室奈美恵の8枚目のオリジナルアルバムで、2007年6月27日avex traxから発売された。

    解説

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    前作『Queen of Hip-Pop』以来、約2年ぶりとなったオリジナルアルバム。2007年6月27日CD+DVD(ジャケットA)、CD(ジャケットB)の2パターンでリリース。韓国でも同時リリース。2007年第1弾の「Baby Don't Cry」などシングル曲4曲(「White Light」、「人魚」を除く)を含む全12曲収録。

    2012年6月27日にPLAYBUTTONが限定生産盤として発売された。

    同年9月16日にデビュー20周年を記念して、CD(ジャケットB)が期間限定スペシャルプライス盤として再発売された(12月25日までの期間限定発売)。

    上記以外にもシングルからは、2006年の「CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK」、ライブのオープニングナンバーとして定着している「Violet Sauce」をアルバム・バージョンで収録。DVDにはシングル曲3曲のPVに加え、「Hide & Seek」、「Hello」のPVを収録。他にも特典映像として、自身が大ファンというCGアニメThe World of GOLDEN EGGS」(ザ・ワールド・オブ・ゴールデン・エッグス)とのスペシャル・コラボで実現したスペシャル・ムーヴィーを収録。安室サイドからの熱烈オファーで実現したこのコラボ映像では、自身をモチーフに作られた新キャラ“安邑(アムラ)”役で声優にも初挑戦している。また、CDのみの形態は初回限定盤のみ特典として、“PLAY オリジナル ポリスバッジ・ステッカー”と題したステッカーが封入された。

    コンセプト

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    アルバムのコンセプトは“遊び好きな大人の街”。ジャケットやブックレット、リード曲「Hide & Seek」の最新PVコスプレに初挑戦し、先行シングル「FUNKY TOWN」からインスパイアされたという「コンセプトに沿った架空の街に合う人物たちを登場させ、攻撃的なイメージにしたい」との自身のアイディアから“ムチ”をキーアイテムに使用。本作のプロデュースは、前作同様、T.Kuramichico夫妻にNao'ymtが参加。キャッチコピーは、“R&B/Hip-Hop”を軸に独自のスタイルで自由に遊んだ安室奈美恵のニュー・スタイルを感じ取れるアルバム”。

    リリースマーケティング、プロモーション

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    アルバム曲「Top Secret」は、日本テレビの深夜枠で同年5月24日からスタートしたアメリカのドラマ「プリズン・ブレイク」のシーズン2日本版テーマソングとして発売前からオンエア。また、前作ではTVパフォーマンスのプロモーションはなかったものの、今作では約1年ぶりに出演した「ミュージックステーション」を皮切りに、各音楽番組で「Hide & Seek」や「Hello」を披露した。その他、MTVの6月度“artist of the month”に選出され、特集番組が組まれた。「Hide & Seek」のPVで、SPACE SHOWER Music Video Awards 08のBEST FEMALE VIDEO(女性ソロ最優秀ビデオ)、MTV Video Music Awards Japan 2008のBest R&B Video(最優秀R&Bビデオ)を受賞した。

    発売記念企画として、ニッポン放送オールナイトニッポン」で初のラジオパーソナリティを担当し6月16日にファン100人を招待して公開収録を行った。この模様は6月25日(月)深夜1時から「安室奈美恵のオールナイトニッポン」としてオンエアされた。他にも発売週の7月1日には、千葉県浦安市舞浜ヘリポートに格納庫特設ステージを設け、「TSUTAYA」での購入者を限定対象としたシークレット・ライヴを開催。アルバムのコンセプトである近未来の街と攻撃的なイメージに合わせて同所が選出され、約2万通の応募の中から抽選で300組ペア600人を無料招待し、“PLAY”仕様のヘリコプター3台に囲まれたステージで収録曲5曲をパフォーマンスした。また2日から“PLAY”キャンペーンと題して、“PLAY”仕様のラッピングバスが全国4都市(札幌・名古屋・大阪・福岡)を走った。

    本作を引っさげて同年8月〜翌年2月までホール65本と自身最多公演数となる日本横断ツアー『namie amuro PLAY tour 2007-2008』を開催し、14万5,000人を動員。2008年4月には台湾で4年ぶりのアジア公演『namie amuro PLAY MORE!! in Taipei』を開催した。

    チャート成績

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    エイベックスによると、発売日までに初回50万枚を出荷。オリコン調べによると、初動セールスで前作を上回り、4thアルバム『GENIUS 2000』(2000年)以来、実に7年5ヶ月ぶりに首位を獲得。同時に、グループ出身の女性アーティストによる最多首位アルバム獲得数を6作に更新し、歴代1位タイ記録(岡村孝子:元あみん)に並んだ。2週目も首位をキープし、7月度の月間ランキングでも首位を獲得。2007年間ランキングでは15位を記録した。

    累計出荷枚数は67.4万枚(2008年3月末現在)[3]。累計売上枚数は54.3万枚。

    収録曲

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    CD・PLAYBUTTON

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    1. Hide & Seek - [4:36]
      作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
      今作のリード曲
      エイベックス・グループ・ホールディングスミュゥモ」CMソング
    2. Full Moon - [3:57]
      作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
    3. CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK - [3:46]
      作詞:michico
      作曲:T.Kura & michico
      編曲:T.Kura
      31stシングル
      ドワンゴイロメロミックスDX」CMソング
      エイベックス・グループ・ホールディングス「ミュゥモ」CMソング
    4. It's all about you - [4:12]
      作詞:michico
      作曲:T.Kura & michico
      編曲:T.Kura
    5. FUNKY TOWN - [3:48]
      作詞:michico
      作曲:T.Kura, L.L.Brothers, michico
      編曲:T.Kura
      33rdシングル
      ユニリーバ・ジャパン「新リプトン リモーネ」CMソング
    6. Step With It - [3:47]
      作詞:michico, L.L.Brothers
      作曲:T.Kura & michico, L.L.Brothers
      編曲:T.Kura
    7. Hello - [3:42]
      作詞:Angie Irons & michico
      作曲:T.Kura & Angie Irons
      編曲:T.Kura
      エイベックス・グループ・ホールディングス「ミュゥモ」CMソング
    8. Should I Love Him? - [4:25]
      作詞:michico
      作曲:T.Kura & michico
      編曲:T.Kura
    9. Top Secret - [4:30]
      作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
      日本テレビ系列プリズン・ブレイク シーズン2」日本版テーマソング
    10. Violet Sauce (Spicy) - [4:01]
      作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
      30thシングルのアルバムバージョン
      GAGA配給アメリカ映画Sin City」日本版イメージソング
    11. Baby Don't Cry - [5:21]
      作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
      32ndシングル
      フジテレビ系列火10ドラマヒミツの花園」主題歌
      JOYSOUND「ポケメロ」CMソング
      UULA恋愛体感『ファーストクラス』主題歌
    12. Pink Key - [4:40]
      作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
      ユニリーバ・ジャパン「リプトン シフォン ミルクティー」CMソング

    DVD

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    1. Hide & Seek (VIDEO CLIP) - [4:36]
      監督:川村ケンスケ
      振付:Tetsuharu
    2. CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK (VIDEO CLIP) - [3:49]
      監督:武藤真志
      振付:Shawnette Heard
    3. FUNKY TOWN (VIDEO CLIP) - [3:44]
      監督:内野政明
      振付:黒須洋壬(THE CONVOY
    4. Hello (VIDEO CLIP) - [3:40]
      監督:川村ケンスケ
      振付:Akiko
    5. Baby Don't Cry (VIDEO CLIP) - [5:26]
      監督:武藤真志
    BONUS CONTENTS
    • NAMIE AMURO × The World of GOLDEN EGGS SPECIAL MOVIE GUSHIケン バンド feat. 安室奈美恵 (曲名:「民族音楽と電子音楽の未だかつてない何か」) [7:18]
      クリエーティブディレクター:臺佳彦
      監督:文原聡

    参加ミュージシャン

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    Additional Musician
    • T.KURA:All Instruments (#3〜8)
    • Nao'ymt:All Instruments (#1,2,9,11,12)、Additional Vocals (#1,12)
    • 竹内朋康Guitar (#10)
    • MICHICO:Additional Vocals (#3,5,6,7,8)
    • HIROMI:Additional Vocals (#1,9,11,12)
    • LL BROTHERS:Additional Vocals (#5,6,8)
    • サム・ソルター:Additional Vocals (#3)
    • WARNER:Additional Vocals (#5)
    • ORITO:Additional Vocals (#8)
    • TIGER:Additional Vocals (#8)
    • Ring:Additional Vocals (#12)
    • Jun:Additional Vocals (#12)

    発売形態

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    形態 発売日 品番 ジャケット 備考
    CD+DVD 2007年6月27日 AVCD-23342/B ジャケットA 一部で「初回限定DVD付」と誤って表記されているが、通常流通品(永続販売)であり、初回限定盤ではない。
    CD AVCD-23343 ジャケットB 初回限定盤のみポリスバッジステッカー封入。
    2012年9月16日 AVCD-38609 期間限定スペシャルプライス盤。
    PLAYBUTTON 2012年6月27日 AQZD-50739 ジャケットA 限定生産盤。

    関連DVD

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    脚注

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    1. ^ a b c d e f g h Release group “PLAY” by 安室奈美恵” (英語). MusicBrainz. 2020年2月22日閲覧。
    2. ^ a b Adam Greenberg. “Play - Namie Amuro Songs, Reviews, Credits” (英語). AllMusic. 2020年2月22日閲覧。
    3. ^ エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2008年3月期連結業績説明資料” (PDF). エイベックス (2008年5月16日). 2008年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月21日閲覧。