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Chase the Chance

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Chase the chance」
安室奈美恵シングル
初出アルバム『SWEET 19 BLUES
リリース
録音 1995年
ジャンル J-POP
時間
レーベル avex trax
プロデュース TETSUYA KOMURO
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1995年12月度月間2位
  • 1996年1月度月間2位
  • 1996年度年間10位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング114位
  • 安室奈美恵 シングル 年表
    Body Feels EXIT
    (1995年)
    Chase the Chance
    (1995年)
    Don't wanna cry
    1996年
    SWEET 19 BLUES 収録曲
    181920 収録曲
    Finally 収録曲
    ミュージックビデオ
    「Chase the Chance」 - YouTube
    テンプレートを表示

    Chase the Chance」(チェイス・ザ・チャンス)は、日本の元女性歌手、安室奈美恵の単独名義では4枚目のシングル。小室哲哉プロデュースによる楽曲である。

    解説

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    • 1995年12月4日にリリース。前作「Body Feels EXIT」から約1ヶ月とハイペースでのリリースとなった。
    • 日本テレビ土曜ドラマザ・シェフ」(同年10月8日〜12月16日・全9話)の主題歌。ソロ名義になってからの初のドラマ主題歌となった。
    • dos結成前のKABAによる振付。
    • 同曲まで、バックダンサーとしてSUPER MONKEY'S(現・MAX)が参加していた。
    • ラップの部分がメインになっており、デモテープを聴きながら一生懸命覚え、それでもその部分はレコーディングにかなりの時間がかかった[1]。当初ラップは安室が担当する予定ではなかったが、レコーディングの当日「1コーラスだけやってみよう」ということになり歌ってみたら即OKテイクが出て、そのまま2コーラスもやることになった。安室は難しく感じながらも、必死にその場のノリで挑んでスタッフの要求に応えていった[2]
    • ラップの作詞は前田たかひろが手掛けた。しかし当時は仮歌を担当するシンガーがいなくて前田が務めることになった。前田は「冷や汗を垂らしながら挑んだけど、結構楽しんで作っていた」と振り返っている[3]
    • 自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得した。オリコンでは、自身初のシングルのミリオンセラーを達成(出荷ベースでは2枚目)。また、大晦日第46回NHK紅白歌合戦にも初出場した(当時18歳)。
    • 累計出荷枚数は155万枚[4]
    • 累計売上枚数は136.2万枚。

    主な記録

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    • HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP・パーフェクトランキング(96/01/15・#052) 1位
    • オリコン・1996年間カラオケリクエスト回数 5位。ボーカロイドの安室奈美恵はサビの部分が「チャンス・エン・チャンス」と言っている様に聞こえる場合が多く、当時に日本人として歌詞を重視するユーザーとの間ではカラオケボックスなどで僅かながら安室奈美恵とシンクロさせずに歌う人には場合により批判の声があった。
    • HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP・パーフェクトランキング 3 YEARS BEST 100(95・96・97) 40位。

    収録曲

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    作詞:小室哲哉&前田たかひろ / 作曲・編曲:小室哲哉 / ミキシング・リミックス(#2,3):ゲイリー・ライト
    1. Chase the Chance (ORIGINAL MIX)
    2. Chase the Chance (TRIP CLUB MIX)
      プロモーション用に制作された非売品のアナログ盤「Chase the Chance/Don't wanna cry/You're my sunshine」に演奏時間が本作より長いもの(6分20秒)が収録されている。
    3. Chase the Chance (G.WRIGHT JUNGLE MIX)
    4. Chase the Chance (ORIGINAL KARAOKE)

    収録作品

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    1. Chase the Chance
    規格 タイトル 種類 備考
    CD SWEET 19 BLUES オリジナルアルバム
    CC Mix
    • バンドサウンド中心のアレンジを施した[5]
    181920 ベストアルバム
    • ミュージック・ビデオ集「181920 films」をセットにした、
      DVD付属盤『181920 & films』も存在。
    namie amuro 5 Major Domes Tour 2012 〜20th Anniversary Best〜 ライヴアルバム 項目参照
    Finally ベストアルバム 楽曲を再録・ニューレコーディングで収録。
    配信限定 namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA at 宜野湾海浜公園野外特設会場 2017.9.16 配信限定ライヴアルバム 項目参照
    namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜 at Tokyo Dome 2018.6.3
    映像作品 181920 films ミュージック・ビデオ集 本作と次作MV集「filmography」を1つにコンパイルさせた『181920 films + filmography』も存在。
    namie amuro BEST CLIPS avexによる、90年代にデビューしたアーティストの一環による廉価版作品。
    AMURO NAMIE FIRST ANNIVERSARY 1996 LIVE AT MARINE STADIUM ライヴ映像 項目参照
    Namie Amuro Concentration 20 Live in Tokyo Dome
    NAMIE AMURO TOUR “GENIUS 2000”
    namie amuro tour 2001 break the rules
    namie amuro SO CRAZY tour featuring BEST singles 2003-2004
    Space of Hip-Pop -namie amuro tour 2005-
    namie amuro BEST tour “Live Style 2006”
    NAMIE AMURO PLAY TOUR 2007
    namie amuro 5 Major Domes Tour 2012 〜20th Anniversary Best〜
    namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA
    • namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜』内に付属
    namie amuro Final Tour 2018 〜Finally〜 ※ 豪華盤のみ、5公演 (名古屋・大阪・札幌・福岡・5月東京) の映像が存在する。

    脚注

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    1. ^ ソニー・マガジンズ刊 『WHAT's IN?』 1995年12月号「Xmas Music 読本'95 安室奈美恵 SPECIAL INTERVIEW」86Pより。
    2. ^ 角川書店刊「CDでーた」1995年12月5日号「ARTIST FOLIO NAMIE AMURO 私自身をうまく引き出してくれたこの曲に感じる不思議なパワー」41Pより。
    3. ^ リットーミュージック刊「作詞のリズム」前田たかひろ著p.118より。
    4. ^ 安室奈美恵ディスコグラフィー日刊スポーツ。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    5. ^ 株式会社スコラ刊「スコラ」1997年1月9日号31Pより。

    外部リンク

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