スリル (布袋寅泰の曲)
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「スリル」 | ||||||||||||||||
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布袋寅泰 の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『King & Queen』 | ||||||||||||||||
B面 | サイバーシティーは眠らない | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | 8cmCD | |||||||||||||||
ジャンル | ポップ・パンク | |||||||||||||||
レーベル | 東芝EMI | |||||||||||||||
作詞・作曲 |
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プロデュース | 布袋寅泰 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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布袋寅泰 シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「スリル」は、布袋寅泰の楽曲である。1995年10月18日に東芝EMIより10枚目のシングルとして発売された。
概要
[編集]GUITARHYTHMプロジェクト終了後、初のシングル。シングルとしては2ndの『BEAT EMOTION』以来2枚目となるオリコン1位を獲得した。
布袋曰く「スリルとスピードとスピリット。僕の音楽のキーワードを象徴する曲です。ポップな中に実験を織り込んでいる」。
CDジャケットで布袋が着用している革ジャンはクロムハーツである[2]。
ライブ
[編集]本作発売後の1995年12月21日 - 22日、横浜アリーナにおいて『TOKYO Inter-Live '95 サイバーシティーは眠らない』と題したライブを行った。バンドメンバーは前年の『GUITARHYTHM SERIOUS! CLIMAX ARENA TOUR』から一新し、辻剛、HIROSHI、中幸一郎、森岡賢が参加。このうち森岡以外の3名は翌年開催のツアー『King & Queen TOUR』『SPACE COWBOY TOUR』にも帯同することとなる。
収録曲
[編集]全作曲・編曲: 布袋寅泰。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「スリル」 | 森雪之丞 | |
2. | 「サイバーシティーは眠らない」 | 布袋寅泰 | |
合計時間: |
曲解説
[編集]- スリル
- 藤井フミヤがコーラスとして参加している。
- ベストアルバム『ALL TIME SUPER BEST』に"PUNKY VERSION"という別アレンジで収録されている。
- お笑い芸人・YouTuberの江頭2:50のテーマ曲としても知られている[注釈 1]。江頭本人を自身のライブに招待したときには「スリルはエガちゃんのおかげで売れたもんね」と話したという。一方でツイッター上では「ハッキリ言って迷惑」と綴っていたり[4]、ブログ上で「江頭さんとは仲が良いの?」と訊ねられたことに関して「スリルは大好きな曲だから、こういうことを言われると本当に悲しい」と語っている[5]など、この楽曲に関しては複雑な心境だと思しき発言も多い。2017年11月に『めざましどようび』に出演した際には、「はじめはどうなのかなと思いましたけどね。困ったことになってるなぁと」「今となれば彼は彼。彼もまた素晴らしい人。ジャンルは違いますけど命かけてますからね」と複雑な心境ながらも江頭を称賛するコメントを述べつつ、「でも、江頭のテーマではない」と付け加えている[6]。
- 2021年、江頭が布袋に手紙で公認を願った[7]が、布袋は「僕にとっても、ファンのみんなにとっても大切な曲なので」と公認を断りつつも、「(登場曲に使うことを)誇らしく思う」「僕からのエールだと思って使ってほしい」と容認の構えを見せた[8]。
- このほか、DDTプロレスリングの男色ディーノの入場曲としても使われている[9]。
- 本曲のPV(MV)は中野裕之が担当。このPVは2014年12月にCS日本の音楽番組で放映された際、視聴者がてんかん発作になったことが2015年に報告された[10]。このPVは放送業界基準を超過する点滅が使用されていた[10]。放送業界は「スリル」リリースから2年後の1997年に起きた「ポケモンショック」により、光の点滅等の映像に関するガイドラインを策定している。
- 2012年にコナミの音楽ゲーム『REFLEC BEAT colette』、2013年に『jubeat saucer』にて楽曲使用。
- 2016年6月24日に放送されたテレビ朝日『ミュージックステーション』で、BOØWY時代からの「B・BLUE」、COMPLEX時代からの「BE MY BABY」とともに自身の35周年オールタイムメドレーとして披露された[11]。
- サイバーシティーは眠らない
- Sputnik The Next Generationに提供した「CYBERSPACE PARTY」のセルフカバー。
- PERSONZのJILLがコーラスとして参加している。
吉井和哉との共演
[編集]吉井和哉とは、「スリル」で2度共演している。
- 2006年10月6日、フジテレビ『僕らの音楽』の吉井和哉出演回に、布袋がゲスト出演。吉井のボーカルで「スリル」を共演した[12]。ベースはKenKen、ドラムは平田智美。
- 2021年1月31日、布袋の無観客配信ライブ「HOTEI 40th ANNIVERSARY Live“Message from Budokan”〜とどけ。Day 2(Adventures)〜」に、吉井がサプライズでゲスト出演。吉井のボーカルで「スリル」を共演し、さらに2020年11月25日発売の布袋のコラボレーションアルバム『Soul to Soul』より、吉井とのコラボレーション曲「Dangerous feat. 吉井和哉」を披露した[13]。(「スリル」は半音下げたバージョン)
タイアップ
[編集]- TBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』1995年11月度オープニングテーマ (#1)
主なカバー
[編集]- 2008年 - アンドリューW.K.(アルバム『一発勝負〜カヴァーズ』)
- 2018年 - 及川光博(アルバム『BEAT & ROSES』)
収録アルバム
[編集]- King & Queen (#2)
- GREATEST HITS 1990-1999 (#1)
- B-SIDE RENDEZ-VOUS (#1)
- ALL TIME SUPER BEST (#4、別リミックス)
- 51 Emotions -the best for the future- (#4、#9)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「スリル」以前はワイルドハーツの「シェイム・オン・ミー」であり、ナインティナインの矢部浩之が1995年12月25日放送の『笑っていいとも!クリスマス特大号』のコーナー「どっちが似ててもいいとも!ものまね紅白歌合戦」で、矢部が江頭のモノマネで登場した際に本曲をBGMに使ったことで、当時『いいとも!』のスタッフであった片岡飛鳥が『めちゃ2イケてるッ!』で使用し出したのが由来である[3]。
出典
[編集]- ^ 「10月度「ゴールド・アルバム」他認定作品」『The Record』第433号、日本レコード協会、1995年12月1日、5頁。
- ^ “CHROME HEARTS パーティー”. HOTEI OFFICIAL BLOG 「BEAT主義日記」. (2008年4月25日)
- ^ “江頭2:50 めちゃイケで江頭2:50が登場する際のテーマ曲 作曲した布袋寅泰との裏話”. ライブドアニュース. (2018年3月20日) 2023年6月9日閲覧。
- ^ “江頭さんの行動に、布袋寅泰さんも尊敬の念を抱いた”. ロケットニュース24. (2011年3月23日) 2020年2月12日閲覧。
- ^ “海の笑顔 スタジオの笑顔”. HOTEI OFFICIAL BLOG 「BEAT主義日記」. (2010年8月11日)
- ^ “布袋寅泰、江頭2:50を称賛「素晴らしい人」 - 「スリル」使用の本音とは”. マイナビニュース. (2017年11月4日) 2020年2月12日閲覧。
- ^ 江頭2:50 (12 January 2021). 布袋よ、聞いてくれ!「スリル」 (YouTube). エガちゃんねる EGA-CHANNEL. 2021年1月29日閲覧。
- ^ 江頭2:50 (28 January 2021). すごいことが起きました… (YouTube). エガちゃんねる EGA-CHANNEL. 2021年1月29日閲覧。
- ^ 男色ディーノDDTプロレスリング公式HP(2021.1.29Lastaccess)
- ^ a b “点滅映像で親子てんかんの発作/衛星放送の音楽番組”. 四国新聞. (2015年2月27日)
- ^ “布袋寅泰 MステでBOOWY「B・BLUE」COMPLEX「BE MY BABY」など今夜披露”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2016年6月24日) 2021年6月15日閲覧。
- ^ “僕らの音楽 - セットリスト - フジテレビ”. フジテレビジョン. (2006年10月6日)
- ^ “布袋寅泰、吉井和哉が40周年記念生配信ライブにサプライズ出演+アーカイブ配信開始”. BARKS. (2021年1月31日) 2021年2月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- スリル - TOMOYASU HOTEI OFFICIAL WEBSITE