前田たかひろ
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前田 たかひろ(まえだ たかひろ、1964年4月8日 - )は、日本の作詞家、音楽プロデューサー。埼玉県出身。Grass HOPPERというペンネームを使用する場合もある。
来歴
- 高校時代から友人のバンドに歌詞を提供していた。近所に来生えつこが住んでいることを知り、直接コンタクトを取って歌詞の添削をしてもらったことから、作詞家の道を志す。その後も大学で勉強しながら、来生たかおの運転手兼付き人・音楽関係のアルバイトをし生計を立てつつ、作詞家として活動した[1]。来生たかおのマネージャーから紹介されたオロナミンCのCMソングコンペ採用を事実上のデビューとしている[2]。
- 1990年代、東京パフォーマンスドールのコンペディションで前田の歌詞が小室に認められて「今後も頼む」と言われたことが切っ掛けとなり、安室奈美恵、TRF、B☆KOOL、鈴木あみら、小室哲哉プロデュース作品の作詞を多く手掛けた[1]。
- 1996年、小室哲哉と共同作詞した安室奈美恵『Don't wanna cry』が、第38回日本レコード大賞を受賞。
主な作詞提供アーティスト
- 「BABY BODY BEAT」
- 「ナンでもカンでも抱いちゃいたい」
- 「JUMPIN' FLASH」
- 「Shake it UP」
- 「Grasshopper's Life」
- 「誰カノタメニ」
- 「白い月」
- 「月とペンギン」
- 「キミハカルマ」
- 「99%LIBERTY」
- 「Black Joke」
- 「lOve in the Φ」
- 「ビターショコラ」
- 「ユメハジメハナ」
- 「面影」
- 「Tomorrow Again」
- 「エゴイスティック・ロマンス」
- 「心のチカラ」
- 「春は来る」
- 「HAPPY NEW MILLENNIUM」
- 「THANK YOU 4 EVERY DAY EVERY BODY」
- 「I really wanna tell」
- 「Detour」
- 「Calling」
- 「ジーザス」
- 「BUSY NOW」
- 「ひまわり」
- 「キレナイナイフ」
- 「キズナノ唄」
- 「ふたりのまほう」
- 「CONTRADICTION」
- 「DNA狂詩曲」
- 「BIRTH Ø BIRTH」
- 「My Dear Fellow」
- 「白金の夜明け」
- 「伸ルカ反ルカ」
- 「GODSPEED」
- 「春色ジェネレーション」
- 「ピアニシモのさよなら」
- 「南の島の遊園地」
- 「Milky Wayでささやいて」
斜体は、小室哲哉プロデュースアーティスト。個々の楽曲については、小室プロデュース時代でない曲もある。
アニメソング関連
- 「KNOCK ON YOUR GATE!」
- 「キズナノ唄」
- 「心のチカラ」
- 「Never Say Why, Never Say No」
- 「CALLING」
著書
- 作詞のリズム(リットーミュージック、2000年12月)ISBN 4-8456-0570-8
脚注
- ^ a b “【SPECIALインタビュー】レコード大賞受賞曲の作詞家が語る(作詞家 前田たかひろ氏)”. ブライダル産業新聞社. 2020年11月20日閲覧。
- ^ “作詞家・前田たかひろが語る「小室哲哉さんに教わった作詞の極意」”. FRIDAYデジタル (2022年5月20日). 2022年7月4日閲覧。
外部リンク
- 週刊 前田たかひろの作詞屋のDNA
- 前田たかひろ (@TakahiroMaedaGH) - X(旧Twitter)