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MagSafeバッテリーパック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

MagSafeバッテリーパック(マグセーフバッテリーパック)は、Appleが開発・製造・販売しているワイヤレス充電モバイルバッテリーである。

Qiとの互換性があり、対応機種であればAirPodsAndroidスマートフォンなども置くだけで充電できる。[1]名前のとおりMagSafeを搭載しており、iPhone 12以降の機種であれば磁力でくっつけながら充電ができる。

2023年9月13日のApple Event開催後に公式販売ページから削除された。[2]

製品概要

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MagSafeバッテリーパックの取りつけは対応のiPhone(iPhone 12iPhone 12 ProiPhone 13iPhone 13 ProiPhone 14iPhone 14 Pro)にMagSafeの磁力で正確な位置にくっつけ、安全で楽に効率的な充電ができる。

なお、バッテリー駆動の延長時間は以下通りになる。

 iPhone 12 miniまたはiPhone 13 miniでは、バッテリー駆動時間が最大70%長く

 iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 14、iPhone 14 Proでは、バッテリー駆動時間が最大60%長く

 iPhone 12 Pro Max、iPhone 13 Pro Max、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro Maxでは、バッテリー駆動時間が最大40%長く

自動的に充電が始まるため、オンとオフの切り替えは不要。

磁力干渉についてAppleはクレジットカードやキーフォブにも干渉しないと言っている。

MacBookに同梱されているような27W以上の充電器と組み合わせると、MagSafeバッテリーパックによる充電がさらに高速になり、Lightningケーブルを接続すれば、最大15Wの充電ができるMagSafe(ワイヤレス)充電器としても使える。[3]

長期にわたって電源に接続されている(充電器として使っている場合も含む)場合、バッテリーの状態を維持するための充電管理機能が働く。[4]


同梱物は本体と簡易説明書のような紙類のみ。充電器などは別売りである。


使う際は、前もって Lightning - USB ケーブルと 20 W 以上の電源アダプタを使ってフル充電しておくとよい。

  1. Lightning - USB ケーブルの Lightning端子をMagSafeバッテリーパックのLightningコネクタに差し込む
  2. アダプタをコンセントに接続して、バッテリーパックのステータスランプが緑で点滅するまで待つ。

なお、充電残量は接続するiPhoneで確認することができる。 ホーム画面で充電状況を確認するには、バッテリーウィジェットを追加する。

  1. ホーム画面のウィジェットを追加したいページを表示して、App が小刻みに揺れ始めるまで背景を長押し。
  2. 画面の上部にあるウィジェットの追加ボタンをタップし、ウィジェットギャラリーを開き、
  3. スクロールするか検索して「バッテリー」を見つけてタップ
  4. 使いたいサイズが表示されたら「ウィジェットを追加」をタップし、「完了」をタップ

歴史

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2021年

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  • 7月13日 (米国時間) - MagSafeバッテリーパックを発表。

脚注

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出典

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  1. ^ アップル純正「MagSafeバッテリーパック」はAirPods Proにも有効!使い勝手を実機レポート”. Phile-web. 2023年4月17日閲覧。
  2. ^ Mayo, Benjamin (2023年9月12日). “Apple stops selling MagSafe Battery Pack and MagSafe Duo” (英語). 9to5Mac. 2023年9月21日閲覧。
  3. ^ MagSafeバッテリーパック”. Apple(日本). 2023年4月14日閲覧。
  4. ^ MagSafe Battery Pack”. 9to5Mac. 2023年6月8日閲覧。

外部リンク

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