iPhone 11
iPhone 11の正面画像 | |
開発者 | Apple |
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製造者 | Foxconn、Pegatron、Wistron |
キャッチコピー |
英語: Just the right amount of everything. 日本語: すべてがある。パーフェクトなバランスで。 |
世代 | 第13世代 |
販売開始日 | 2019年9月20日 |
販売終了日 | 2022年9月7日[1] |
先代機 |
iPhone XS/XS Max iPhone XR |
後継機 |
iPhone 12/12 mimi iPhone 12 Pro/12 Pro Max |
関連機種 |
iPhone 11 Pro/Pro Max iPhone SE (第2世代) |
フォームファクタ | スマートフォン |
サイズ |
縦 150.99mm 横 75.7mm 厚さ 8.3mm |
重量 | 194g |
OS | iOS 13.0(初期搭載)→iOS 18.2 |
SoC | Apple A13 Bionic |
CPU | 6コア |
GPU | Apple A13 GPU(Apple独自設計 4コア) |
メインメモリ | 4 GB LPDDR4X RAM |
ストレージ | 64、128、256 GB |
バッテリー | 3110 mAh[2] |
ディスプレイ |
6.1インチ[3] 1792×828ピクセル 326 ppi Liquid Retinaディスプレイ |
背面カメラ | デュアル12MPカメラ(超広角と広角)、F2.4(超広角)、F1.8(広角)、2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム、4K60fpsビデオ撮影(HDR対応)、1080p240fpsスローモーションビデオ撮影(HDR非対応) |
前面カメラ | 12MPカメラ、F2.2、True Depthカメラ、4K60fpsビデオ撮影(HDRは解像度に関係なく30fpsまで対応)、1080p120fpsスローモーションビデオ撮影(HDR非対応)、ポートレートモード |
サウンド | ドルビーアトモス |
接続 | Lightning |
ウェブサイト | iPhone 11 - Apple |
iPhone 11(アイフォーン イレブン)は、Appleが開発・販売していたIPhoneの13世代目のモデルである。
概要
[編集]iPhone 11は、2019年9月10日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州クパティーノのApple ParkにあるSteve Jobs TheaterにてフラグシップモデルであるiPhone 11 Pro/11 Pro Maxと同時に発表された、iPhone XRに続く13代目のiPhoneである。
iPhone XRから引き続きLiquid Retina HDディスプレイを搭載し、耐水・防塵はIP68等級を有している[4]。(規格60529にもとづくIP68等級 最大水深2メートルで最大30分間)これは前代のiPhone XRより高い耐水・防塵性能である。
カラーはホワイト、ブラック、グリーン、イエロー、パープル、(PRODUCT)REDの全6色[4] であり、グリーンとパープルはiPhone 11で新しく追加されたカラーである。
SoCにはTSMC製造のApple A13 Bionicを採用している。またiPhone XR同様、eSIM対応デュアルSIMや触覚タッチに対応している[4]。
2019年9月10日から予約受付を開始し、同年9月20日に発売された[5]。
カメラ
[編集]従来の広角レンズに加え、新たに超広角レンズを搭載している。
暗い場所で撮影するためのNight modeをサポートしている。
iOS 13.2以降では、2つのカメラで合計9枚の写真を一度に撮影し、1つの写真に合成するDeep Fusion機能が使える[6]。
バッテリー
[編集]iPhone 11はiPhone XRよりも最大で1時間長いバッテリー駆動時間がある。
通信規格
[編集]無線LANは、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)2x2 MIMOとなっており最高1200Mbpsの速度に対応している[7]。Bluetooth 5.0対応。
携帯ネットワークは2x2 MIMO、4GでVoLTE(HD+)[8] 及び、LAA対応ギガビット級LTE(日本では最大968Mbps)に対応している[4][9]。
ディスプレイ
[編集]iPhone 11はディスプレイにiPhone XRと同じく液晶パネルのLiquid Retina HDディスプレイが使われている。[10]
急速充電(PD充電)の仕様
[編集]iPhone 11は、オプションのApple USB-C - Lightningケーブルと18WのApple USB-C電源アダプタでの急速充電に対応している[4]。急速充電を行うと30分で50%まで充電できるが、18Wを超えるApple USB-C電源アダプタを使用しても18W電源アダプタと同じ出力になる。iMacやMacBook ProのUSB-Cポートでは15Wでの急速充電が出来る[11] 他、MacのUSB Type-AポートでもUSB-PDより遅い10Wで急速充電ができる。
iPhone 11ディスプレイモジュール交換プログラム
[編集]2019年11月から2020年5月までの間に製造されたiPhone 11の一部にディスプレイモジュールの不具合があり、画面がタッチに反応しなくなる可能性があることが判明し、2020年12月4日からディスプレイモジュール交換プログラムが開始された。対象かどうかは下記ページでシリアル番号を入力することで確認できる。期間は購入日より2年となる。
タッチの問題に対する iPhone 11 ディスプレイモジュール交換プログラム
iPhoneのモデルのタイムライン
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 「iPhone 11」「iPhone 12 mini」など販売終了、iPhone 13 miniは継続
- ^ Humphries, Matthew (18 September 2019). “iPhone 11 Battery Sizes Confirmed”. PC Magazine. 18 September 2019閲覧。
- ^ “新型iPhone触ってみた カメラ進化、ゲームさくさく”. 日本経済新聞 電子版. 2020年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e “iPhone 11 - 仕様”. Apple(日本). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “Apple、デュアルカメラ搭載のiPhone 11を発表”. Apple Newsroom. 2019年9月26日閲覧。
- ^ “細かいところが確かに違う、iPhone 11シリーズのDeep Fusionをオン/オフして撮り比べよう”. マイナビニュース (2020年1月6日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2019年9月11日). “Wi-Fi 6に対応した「iPhone 11/Pro/Pro Max」 最安で7万4800円から、iPhone 11はデュアル、iPhone 11 Pro/Pro Maxはトリプルカメラ搭載”. INTERNET Watch. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “対応機種 : VoLTE(HD+) | VoLTE/VoLTE(HD+) | サービス・機能 | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2020年4月19日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2019年9月18日). “iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max、キャリアごとの最高速度はどう違う?”. ケータイ Watch. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “iPhone 11 - 技術仕様”. 2020年10月27日閲覧。
- ^ “各ポートに接続したデバイスの電力供給について”. act2 サポート. 2020年4月19日閲覧。
- ^ Apple Inc. (2007-2020). iPhone News - Newsroom Archive. Retrieved january 28, 2021.
外部リンク
[編集]先代 iPhone X / iPhone XS Max iPhone XR |
iPhone 11 iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max iPhone SE (第2世代) 第13世代 |
次代 iPhone 12 / iPhone 12 mini iPhone 12 Pro / iPhone 12 Pro Max |