青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎
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青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎 | |
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閉校後の校舎外観(2023年5月) | |
北緯40度39分22.7秒 東経140度28分57.8秒 / 北緯40.656306度 東経140.482722度座標: 北緯40度39分22.7秒 東経140度28分57.8秒 / 北緯40.656306度 東経140.482722度 | |
過去の名称 |
青森県立黒石高等学校藤崎分校 青森県立弘前中央高等学校藤崎分校 青森県藤崎高等学校 青森県藤崎農芸高等学校 青森県立五所川原農林高等学校藤崎分校 青森県立藤崎園芸高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 青森県 |
校訓 |
生命と価値 (いのちとねうち) |
設立年月日 | 1948年5月 |
開校記念日 | 5月27日 |
閉校年月日 | 2019年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
本校 |
青森県立黒石高等学校 1948年 - 1952年 青森県立弘前中央高等学校 1952年 - 1957年 青森県立五所川原農林高等学校 1972年 - 1974年 青森県立弘前実業高等学校 2008年 - 2019年 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
所在地 | 〒038-3802 |
青森県南津軽郡藤崎町大字藤崎字下袋7-10 | |
外部リンク |
公式サイト (Wayback Machine) |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎(あおもりけんりつ ひろさきじつぎょうこうとうがっこう ふじさきこうしゃ)は、青森県南津軽郡藤崎町にあった公立の農業高等学校。日本で唯一のりんご科があった[1]。
2017年(平成29年)度から募集を停止し、2019年(平成31年)3月末をもって閉校した。閉校後の2024年4月からは、町の魅力発信や住民交流の拠点「ふじさき産業文化交流施設 リンゴカ」として利活用されている[2]。
設置学科
[編集]沿革
[編集]藤崎町立時代
[編集]- 1948年(昭和23年)
- 1952年(昭和27年)5月1日 - 移管により「青森県立弘前中央高等学校藤崎分校」に改称[3]。なお、設置者は藤崎町のまま(町立)。
- 1957年(昭和32年)
- 1958年(昭和33年)9月20日 - 校旗を制定[3]。
- 1960年(昭和35年)12月7日 - 校歌を制定[3]。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 藤崎町立藤崎中学校が統合により移転したため、独立校舎となる。
- 1962年(昭和37年)4月1日 - 町立の「青森県藤崎農芸高等学校」に改称。園芸課程(男子)と被服課程(女子)に再編し、昼間定時制となる[3]。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 実習農場として、りんご園19,664 m2が藤崎町から移管[3]。
青森県立時代
[編集]- 1972年(昭和47年)
- 1974年(昭和49年)
- 1975年(昭和50年)5月9日 - 部室(29 m2)を落成[3]。
- 1976年(昭和51年)9月30日 - 駐輪場を設置[3]。
- 1977年(昭和52年)7月25日 - アーチェリー射場を設置[3]。
- 1978年(昭和53年)
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年)
- 1984年(昭和59年)12月13日 - 野球場を整備[3]。
- 1988年(昭和63年)12月1日 - 1989年度の入学生から募集定員をりんご科男女あわせて40人、農業経済科(新設)男女あわせて40人に決定[3]。
- 1989年(平成元年)4月1日 - 農業経済科(1学級)を開設[3]。
- 1991年(平成3年)9月28日 - 台風19号により、りんごの落果やビニールハウスの倒壊など甚大な被害を受ける[3]。
- 1994年(平成6年)11月30日 - 順化温室(159 m2)を設置[3]。
- 1996年(平成8年)11月30日 - 第1体育館を全面改修[3]。
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)3月29日 - 果樹冷蔵庫付き作業室(450 m2)を設置[3]。
- 2002年(平成14年)11月5日 - 管理棟・一般教室棟の大規模改修工事を実施[3]。
- 2005年(平成17年)11月4日 - 農業経済科の募集を停止。翌年度の募集定員をりんご科男女あわせて1学級40人に決定[3]。
- 2006年(平成18年)11月17日 - 第2農場(りんご園)がJGAP(日本GAP[注 1]協会)日本認証の農場となる[3]。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 統合により、「青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎」に改称[3][4]。りんご科1学級となる[3]。
- 2012年(平成24年)11月19日 - 青森県教育委員会が2017年度の募集停止と2018年度末の閉校を決定[6]。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 募集を停止[6]。
- 2018年(平成30年)9月15日 - 閉校式を挙行[7]。
- 2019年(平成31年)
閉校後
[編集]- 2021年(令和3年)4月 - 施設活用のため、青森県から藤崎町へ無償譲渡(10年間)[2]。
- 2022年度(令和4年度) - 施設の改修および整備に着手[2]。
- 2024年(令和6年)4月23日 - 「ふじさき産業文化交流施設 リンゴカ」を開設[2][1]。
アクセス
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]周辺
[編集]- 弘前大学農学生命科学部附属生物共生教育研究センター藤崎農場
- 藤崎アップル球場
- 唐糸御前史跡公園
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「りんごの魅力発信や住民交流の場 新しい施設完成 藤崎町」『NHK』2024年4月23日。オリジナルの2024年4月30日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ a b c d e 「旧高校校舎が新たな交流拠点に、農福連携も」『陸奥新報』2024年4月24日。オリジナルの2024年4月30日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as “沿革”. 青森りんごの学校 青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎. 青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎. 2015年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ a b c 「リンゴカがオープン「地域を担う人づくりの拠点に」」『陸奥新報』2024年4月25日。オリジナルの2024年4月30日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ a b 「全国唯一「りんご科」 弘前実業高藤崎校舎、70年の歴史に幕」『毎日新聞』2019年3月3日。オリジナルの2019年3月3日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ a b 日本経済新聞ウェブサイト 2012年11月19日付け
- ^ a b c “校舎News2018(平成30年度)”. 青森りんごの学校 青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎. 青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎. 2019年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ 「青森)リンゴ新品種「藤巧者」の穂木を藤崎町に贈呈」『朝日新聞』2019年1月22日。オリジナルの2019年8月8日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ 「弘前実業高藤崎校舎 藤崎町に「藤巧者」穂木「りんご科」が50本寄贈 /青森」『毎日新聞』2019年1月。オリジナルの2022年8月12日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
- ^ 「12人 最後の卒業式/閉校の弘実藤崎校舎」『東奥日報』2019年3月22日。オリジナルの2019年3月22日時点におけるアーカイブ。2024年4月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 青森りんごの学校 青森県立弘前実業高等学校藤崎校舎(Wayback Machine・2019年3月9日アーカイブ分)