コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

青森県立五所川原農林高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青森県立五所川原農林高等学校
地図北緯40度49分8.64秒 東経140度29分6.07秒 / 北緯40.8190667度 東経140.4850194度 / 40.8190667; 140.4850194座標: 北緯40度49分8.64秒 東経140度29分6.07秒 / 北緯40.8190667度 東経140.4850194度 / 40.8190667; 140.4850194
過去の名称 北津軽郡立農学校
青森県立農学校
青森県五所川原農学校
青森県立五所川原農業学校
国公私立の別 公立学校
設置者 青森県の旗 青森県
学区 全県学区
秋田県の一部[1]
併合学校 南津軽郡立農学校
校訓 正剛明朗
設立年月日 1902年
開校記念日 4月25日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 生物生産科
森林科学科
環境土木科
食品科学科
生活科学科(現在はなし)
学期 3学期制
学校コード D102210000273 ウィキデータを編集
高校コード 02138F
所在地 037-0093 
青森県五所川原市大字一野坪字朝日田12-37
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示
青森県立五所川原農林高等学校の位置(青森県内)
青森県立五所川原農林高等学校

青森県立五所川原農林高等学校(あおもりけんりつ ごしょがわら のうりん こうとうがっこう, Aomori Prefectural Goshogawara Agriculture and Forestry High School)とは、青森県五所川原市に所在する公立農林高等学校。通称は「五農」(ごのう)。

概要

[編集]
歴史
1902年明治35年)創立の「北津軽郡立農学校」を前身とする。数回の改称を経て1948年昭和23年)の学制改革により、新制の農業高等学校となった。2012年平成24年)に創立110周年を迎えた。
設置課程・学科
全日制課程 4学科
  • 環境土木科
  • 森林科学科
  • 生物生産科
  • 食品科学科
校訓
「正剛明朗」
校章
花弁を背景にして、中央に「農高」の文字(縦書き)を置いている。

沿革

[編集]

旧制・農業学校時代

  • 1902年(明治35年)
    • 1月31日 - 「北津軽郡立農学校」の設立が認可される。乙種農学校で修業年限を3年、定員を120名とする。
    • 5月7日 - 北津軽郡会議事堂を仮校舎として授業を開始。
  • 1913年大正2年)
    • 4月1日 - 南津軽郡立農学校を統合し、「青森県立農学校」と改称。
    • 4月25日 - 開校式を挙行し、以降この日を開校記念日とする。
  • 1919年(大正8年)4月1日 - 「青森県五所川原農学校」と改称。
  • 1929年昭和4年)10月 - 校歌を制定。
  • 1934年(昭和9年)4月1日 - 林業科を新設。
  • 1936年(昭和11年)4月1日 - 園芸科を新設。
  • 1943年(昭和18年)1月1日 - 「青森県立五所川原農業学校」と改称。
  • 1944年(昭和19年)
  • 1945年(昭和20年)
    • 3月 - 学校での授業を停止。ただし勤労動員は継続される。
    • 8月 - 終戦。
    • 9月 - 授業を再開。
  • 1946年(昭和21年)4月1日 - 修業年限を5年とする(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 農業学校の募集を停止。
    • 新制中学校を併設し(名称:青森県立五所川原農業学校併設中学校、以下・併設中学校)、農業学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
    • 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たに生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
    • 農業学校3・4年修了者はそのまま在籍し。4・5年生となった(4年修了時点で卒業することもできた)。

新制・農業高等学校

  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施)により農業学校は廃止され、新制高等学校青森県立五所川原農林高等学校」が発足。
    • 農業学校卒業者(5年修了者)を新制高校3年生、農業学校4年修了者を新制高校2年生、併設中学校卒業者(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
    • 併設中学校を継承し(名称:青森県立五所川原農業高等学校併設中学校)、在校生が1946年(昭和21年)に農業学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
  • 1949年(昭和24年)3月31日 - 併設中学校を廃止。
  • 1949年(昭和25年)4月1日 - 農村家庭科を新設。
  • 1962年(昭和37年)4月1日 - 農産製造科を新設。
  • 1963年(昭和38年)
  • 1970年(昭和45年)
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 文部省によりA型自営者養成農業高等学校に指定される。
    • (藤崎町立)青森県藤崎農芸高等学校を統合し、藤崎分校とする。
  • 1973年(昭和48年)8月3日 - 新寄宿舎が完成し、「菊水寮」と命名。
  • 1974年(昭和49年)
  • 1975年(昭和50年)8月4日 - 全国高等学校総合体育大会の相撲競技で優勝。
  • 1989年(平成元年)4月1日 - 畜産科を食品化学科に転換。生活科を生活科学科に改称。
  • 1990年(平成2年)4月1日 - 学科改編により、園芸科を生物工学科に転換。
  • 2002年(平成14年)
    • 1月30日 - 生徒会館「涓流舎」が完成。
    • 10月20日 - 創立百周年記念式典を挙行。
    • 11月18日 - 女子合宿所「耕心庵」を改装。
  • 2005年(平成17年)4月29日 - 自然科学部、みどりの日自然環境功労者として環境大臣より表彰を受ける。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 学科改編に伴い、農業科と生物工学科の募集を停止。生物生産科を新設。
  • 2009年(平成21年)から2010年(平成22年)にかけて校舎の耐震補強工事を実施。
  • 2010年(平成22年)4月1日 - 学科改編に伴い、林業科・農業土木科・食品化学科の募集を停止。森林科学科環境土木科食品科学科を新設。
  • 2015年(平成27年)12月 - 高校では全国で初めて、農産物の安全性に関する国際的な認証規格「グローバルGAP」を取得[2]。認証とその取得に向けた活動を通じて、以前は半分以下だった農業関連の就職・進学率が6割に増加[3]

アクセス

[編集]
  • 津軽鉄道津軽鉄道線五農校前駅から、徒歩約790m・約12分。
    • なお、最寄り駅は、同校への通学生の利用が多いことから駅名を「五農校前駅」としている。駅から校門までは、約140mと近いが、校門から校舎までは、さらに約650mほど離れている。
  • 弘南バス飯詰線「一の坪」バス停から、徒歩約1.3km・約19分(最短ルート移動した場合)。

著名な出身者

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]