TETSUYA KOMURO EDM TOKYO
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『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』 | ||||
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小室哲哉 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
レコーディング avex azabu 501 studio prime sound studio form Bunkamura Studio ミキシング prime sound studi form Bunkamura Studio Vivrant Street Aobadai Studio マスタリング Bernie Grundman Mastering | |||
ジャンル |
EDM J-POP ダブステップ オルタナティヴ・ロック | |||
レーベル | avex trax | |||
プロデュース | Tetsuya_Komuro | |||
小室哲哉 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988064389285 |
『TETSUYA KOMURO EDM TOKYO』(テツヤコムロ イーディーエム トーキョー)は、小室哲哉が2014年4月2日にリリースしたソロ・アルバム。
概要
[編集]自身の過去作品のリミックス音源に加え、ゲストボーカリストを迎えた新曲やカバー曲を収録。
本作では、前作まで頻繁にタイトルとして使われていた「DEBF(Digitalian is eating breakfast)」という言葉が使われていない。これは「小室哲哉がEDMを東京で作りましたよ。」というポイントを強調する意味がこめられている。「EDM Session」「EDM J」という案もあった[1]。
「DEBF EDM 2013 SUMMER」と同様、ハードシンセサイザーと2013年から導入したソフトウェアシンセサイザーが併用されている。
どの曲にどのシンセサイザーが使われていたのかは分からないように作られている。また、強調したいメロディーはハードシンセサイザーを使うようにしている[1]。
EDMの大事な要素である「いろんな人と作り上げるのではなく、1人でどれだけやれるか」を意識し、演奏・プログラミング・録音・ミキシングまでのレコーディングの過程のほとんどを小室1人で行っている[1]。
収録曲
[編集]- Time Is Now
- Music: Tetsuya Komuro and JJ / Lyrics: JJ
- Arrangement: Tetsuya Komuro
- Vocal: Imani
- Performed by Tetsuya Komuro
- EDM TOKYO 2014 feat. KOJI TAMAKI
- Music & Lyrics: KOJI TAMAKI and Tetsuya Komuro
- Arrangement: Tetsuya Komuro
- Vocal: KOJI TAMAKI
- Performed by Tetsuya Komuro
- ゲストボーカリストとして同じ1958年生まれの安全地帯の玉置浩二が参加している。玉置とのコラボは初である。2012年8月8日放送の『2012 FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系列)で初共演を果たしたことが本楽曲のコラボのきっかけとなっている。小室はこの時、玉置の声質に改めて感動し、玉置とのコラボを熱望。小室が実際に直筆の手紙を玉置に送り、コラボが決定した[2]。
- 小室が「玉置に合う」と思ってこれまでの玉置のヒット曲をイメージし、勝手に作った。その段階では「玉置がアコースティック・ギター1本で歌えるように、但し音数は一番多い」状態だった。そこから、電話とメールでどこを削ぎ落とすかを相談し合った。トラックの上で玉置が自由に歌い、歌詞を乗せる手法がとられた。玉置は「最初は戸惑ったが、そのやり方はすごく気に入った」と語っている[1]。
- Passion 2014(Nick Wood)
- Music & Lyrics: Nick Wood / Japanese Lyrics: Tetsuya Komuro / Arrangement: Nick Wood and Tetsuya Komuro
- Vocal: Orren Tanabe and Asahi Ueda
- Perfomed by Nick Wood
- 長きにわたり、キリンのサッカー応援キャンペーンソングとして使用されているNick Woodの代表作を新たに日本語の歌詞をつけてリミックスした。ゲストボーカルとして、サッカー日本代表のサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」が参加。
- Let You Know My Number feat.JESS MORGAN
- Music: Tetsuya Komuro and Nick Wood
- Lyrics: Nick Wood and Lili Tarkow-Reinisch
- Arrangement: Nick Wood and Tetsuya Komuro
- Vocal: Jess morgan
- Judgement 2014(globe)
- Music, Lyrics & Arrangement: Tetsuya Komuro
- Rap Words: MARC
- Vocal: globe
- Remixed by Tetsuya Komuro
- globeが2005年に発表した楽曲の2014年版。
- Just Let Go
- Music: Tetsuya Komuro and JJ
- Lyrics: JJ
- Arrangement: Tetsuya Komuro
- Vocal: Olivia Burrell
- You're my sunshine 2014(安室奈美恵)
- Music, Lyrics & Arrangement: Tetsuya Komuro
- Vocal: Namie amuro
- Remixed by Tetsuya Komuro
- 「DEBF EDM 2013 SUMMER」に収録されたバージョンを基調として、作りなおされている。
- Missing808 feat. MIHO
- Music: Tetsuya Komuro and JJ
- Lyrics: JJ
- Arrangement: Tetsuya Komuro
- Vocal: MIHO and Orren Tanabe
- Performed by Tetsuya Komuro
- DJとして活動しているMIHOがゲストボーカルとして参加。
- 曲中、フェリックス・メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が引用されている。
- 2014年に発売された「Roland TR-808」をハードウェア・シンセサイザー上で再現できる「Roland TR-8」が使用された[1]。
- Get Into You Suddenly 2014
- Music & Arrangement: Tetsuya Komuro
- Lyrics: Mitsuko Komuro
- Vocal: Ashton Moore
- Performed by Tetsuya Komuro
- Jerusalem
- Music: C.H.H.Parry
- Lyrics: William Blake
- Arrangement: Tetsuya Komuro
- Vocal: Ashton Moore
- Performed by Tetsuya Komuro
- Emerson, Lake & Palmerがカバーしたことでも有名なイングランドの国歌。
- mu-moショップの特典CDにはInstrumentalヴァージョンが収録された。
使用機材
[編集]- ハードウェア・シンセサイザー
- OB-8 (Oberheim Electronics)
- Sledge (STUDIO LOGIC)
- TR-8 (Roland)
- Nord Lead 4 (Clavia)
- Nord Wave (Clavia)
- ソフトウェア・シンセサイザー
- Nexus2 (reFX)
- REAL STRAT 3 (MusicLab)
- SC Electric Guitar (PROMINY)
- Nemesis (Tone2)
- SynthMaster (KV331 AUDIO)
- HALion 5 (steinberg)
- Multiband Sidechain (Vengeance Sound)
- Pianoteq 4 (Modartt)
クレジット
[編集]- Produced by:小室哲哉
- All Instruments: 小室哲哉 (exceot #3,#4)
- Mixed: 小室哲哉 (#1,#3,#6,#8,#9,#10)
- Mixed: Dave Pensado (#2)
- Mixed: Al Mawdsley (#4)
- Remixed: 小室哲哉 (#5,#7)
- Synthesizer Programming, Recorded: 岩佐俊秀
- Mastered: 前田康二
- Art Direction & Design: 今川鉄兵
- A&R: 佐々木淳
- Photography: 田川友彦
- General Producers: 伊東宏晃, 阿久津明, 樋口慎太郎, 下川大介
- Executive Supervisor: 千葉龍平, 林真司, 竹内成和
- Executive Producer: 松浦勝人
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e リットーミュージック刊 『サウンド&レコーディング・マガジン』 2014年5月号26P-29Pより。
- ^ “小室哲哉、玉置浩二と“同級生”コラボ 直筆手紙で実現”. オリコン (ORICON NEWS). (2014年3月19日) 2014年3月21日閲覧。
- ^ CDに封入している歌詞カード