Wコウジ
Wコウジ | |
---|---|
メンバー |
今田耕司 東野幸治 |
結成年 | 1985年頃 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 1985年頃 - |
現在の活動状況 | テレビなど |
芸種 | コント |
現在の代表番組 | やりすぎ都市伝説 |
過去の代表番組 |
4時ですよーだ ダウンタウンのごっつええ感じ ノブナガなど |
同期 |
130R 長谷川宏(ティーアップ)など(今田) 木村祐一 リットン調査団など(東野) |
Wコウジ(ダブルコウジ)とは、今田耕司と東野幸治の2人がタッグを組んだユニットを示す名称。2人ともピン芸人であり、コサキン同様正式なコンビではない[1]。「Wコージ」と記されることもある。
メンバー
[編集]概要
[編集]名称の由来は、今田・東野が若手の頃、朝日放送の「ABCホリデーワイド」にて2人コントをすることになった際、吉本新喜劇の脚本を手がけている大工富明が勝手に「Wコウジ」というスーパーを表示したことによる。若手時代からダウンタウンの番組に多く出演していた。
正式にコンビとして活動しているわけではなく、あくまでもピン芸人2人によるユニットである。ダウンタウンはもちろん、志村けん、ビートたけし、明石家さんま、タモリ、とんねるず、ウッチャンナンチャンの番組でも同じ役割を果たすなど、多くの番組にタッグで出演しており、2人でMCを務めた番組も多い。古くは1980年代後半から心斎橋筋2丁目劇場で開催されていた吉本の超若手芸人のライブイベント「2丁目jr.たんけんたい」(上部組織にダウンタウンと、ほぼ同期生クラスの芸人計6組が出演する「2丁目探検隊」があった)の司会進行をペアで務めていたこともある。最も共演が多かったのは1995年前後とみられ、テレビ番組『今田・東野のCMコウジ園』や『天使のU・B・U・G』などの多くが集中している。
1995年には、武内由紀子とともにEAST END×YURIのパロディーグループ「WEST END×YUKI」としてシングル「SO.YA.NA」含め、2枚のシングルとミニアルバムを発表した。「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」の生放送スペシャルに出演した際には、武内由紀子が出演できなかったため、「WEST END」と自己紹介していた。
また、前年の1994年には大阪パフォーマンスドールのシングル「Lady Boy」にフィーチャリング参加している。
他に、池谷幸雄らとともにNHK『みんなのうた』で「チュンチュンワールド」という楽曲を歌ったこともある。
『やりすぎコージー』では、千原ジュニアが自分も含めて「トリプルコウジ」と自称することがある[注 1]。
年齢は今田が東野の2歳上であるうえ[注 2]、芸歴も今田が半年ほど先輩であることから、東野は今田を「おにいちゃん」「うちのアニキ」、今田は東野を「うちの弟」などと表現することがある。
2013年8月、ニッポン放送「今田耕司のオールナイトニッポンGOLD」では1999年9月以来、14年ぶりにこのタッグでパーソナリティを務めた[2]。
評価
[編集]- 明石家さんまには「今田・東野というお笑い界の飛車角…」と言わしめた。
- ダウンタウンの松本人志は、2人が若手だった頃に「今田は安定型だからもう少し勢いが欲しい。東野は破滅型なので当たると飛ぶ」と芸風を評した。
- 辛口コラムニストとして有名なナンシー関も、若手時代から2人を高く評価しており、「舞台での立ち居振る舞いがとても教育されている」と評していた。
主なコント・ネタ
[編集]コント
[編集]- 放課後電磁波クラブ - 『ごっつええ感じ』で披露されたコント。
- 馬場と猪木 - 『ごっつええ感じ』で披露された物真似漫談。
- 優しいお兄ちゃんとそうじゃないお兄ちゃん - 2丁目劇場時代に披露していたコント。
- 世話好きマン - 同じく2丁目劇場時代に披露していたコント。
現在の出演番組
[編集]テレビ番組
[編集]- 特別番組
-
- やりすぎ都市伝説(テレビ東京)
ウェブ番組
[編集]主な過去の出演番組
[編集]過去のテレビ番組
[編集]- ラジオDEごめん(中京テレビ)
- 笑いの殿堂(フジテレビ)
- まっ昼ま王!!(テレビ朝日)
- ゲームカタログ2(テレビ朝日)
- ひらめけ!発明大将軍(日本テレビ)
- マジカル頭脳パワー!!(日本テレビ)[注 3]
- 今田・東野のCMコウジ園(日本テレビ)
- 快傑!コウジ園(日本テレビ)
- いろもん弐→いろもん参(日本テレビ)
- 行列のできる法律相談所(日本テレビ)[注 4]
- 即席!明るい改造計画(よみうりテレビ)
- 天使のU・B・U・G(フジテレビ)
- 冒冒グラフ(フジテレビ)
- oh!黄金サービス(フジテレビ)
- 今田耕司のシブヤ系うらりんご(フジテレビ)
- クイズ!渡る世間は金ばかり?!(テレビ朝日)
- FNSの日 1億2500万人の超夢列島 そのうち何とか23時間(フジテレビ)
- 新春かくし芸大会(1996年、フジテレビ)
- 爆走!ポンチーズ(テレビ朝日)
- 熱帯シナモンズ(TBS)
- 純情学園男組(朝日放送)
- タモリ倶楽部(テレビ朝日)
- 27時間チャレンジテレビ(テレビ朝日)[注 5]
- ぷらちなロンドンブーツ(テレビ朝日)[注 6]
- 志村けんのバカ殿様(フジテレビ)[注 7]
- らぶ衛門(テレビ朝日)
- ナイトinナイト木曜日・ナンバ壱番館(朝日放送)
- DAY BREAK(中部日本放送)
- 正解るんです(中部日本放送)
- 今田・東野の血が騒ぐ(中部日本放送)
- 名古屋が最高!(中部日本放送)
- 太郎と花子(中部日本放送)
- ネッパ者(中部日本放送)
- ノブナガ(CBC)
- 4時ですよーだ (毎日放送)
- 夕焼けの松ちゃん浜ちゃん(朝日放送)
- ダウンタウンのゆーたもん勝ち (毎日放送)
- ダウンタウンのごっつええ感じ (フジテレビ)
- 生生生生ダウンタウン (TBS)
- 摩訶不思議 ダウンタウンの…!?(朝日放送)
- ダウンタウン汁 (TBS)
- かざあなダウンタウン (テレビ朝日)
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)[注 8]
- 明石家マンション物語(フジテレビ)
- やりにげコージー→やりすぎコージー(テレビ東京)
- お笑い芸人どっきり王座決定戦スペシャル(フジテレビ)
- ザ・ドキドキどっきり (フジテレビ)
- 今年も生だよ芸人集合 笑いっぱなし伝説(テレビ東京)
- オールスター感謝祭'11秋 芸能界No.1決定戦SP(TBS)[注 9]
- KOZY'S NIGHT 負け犬勝ち犬(テレビ東京)
- 本能Z(CBC)
- 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル(フジテレビ)※今田は白組司会、東野は紅組司会。
- ものまね王座決定戦(フジテレビ)
過去のラジオ番組
[編集]- MBSヤングタウン 金曜日 (1990年10月 - 1993年3月)
- パックインミュージック21 水曜第2部 (1992年10月 - 1993年9月)
- Come on FUNKY Lips! 水曜日 (1994年4月 - 1999年9月)
- 今田耕司のオールナイトニッポンGOLD(2013年8月30日)[注 10]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ジュニアの本名および旧芸名は千原 浩史(ちはら こうじ)。
- ^ 今田は1966年の早生まれであるため、学年では1965年度生まれにあたり、東野は1967年度生まれであるため、学年では今田が東野より2学年上にあたる。
- ^ 1994年7月から1995年10月までコンビで準レギュラー出演、1996年10月に今田のみレギュラー昇格してからは1998年4月以降の特番のみコンビで出演。
- ^ 2004年秋の島田紳助謹慎時の司会。
- ^ 1997年にブリーフ4の一員として出演。
- ^ Not100のコーナーゲスト出演。
- ^ 客人としてゲスト出演。
- ^ 「ココリコ二代目ダウンタウン襲名儀式!パンツ取り合い対決」の企画ゲスト出演。
- ^ 今田は1人目、東野は3人目の司会者。
- ^ 今田はメイン司会、東野はゲストとして出演。
出典
[編集]- ^ “今田耕司と東野幸治『Wコウジ』がほとんど“失言”しない理由とは?”. まいじつ (2020年5月31日). 2021年5月2日閲覧。
- ^ “今田&東野、Wコージで14年ぶりラジオ生放送”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2013年8月15日) 2020年12月4日閲覧。
- ^ “『今田×東野のカリギュラ』はただの過激番組じゃない! - 総合演出&プロデューサーが明かす"リアル"へのこだわり”. マイナビニュース (マイナビ). (2017年9月22日) 2017年10月15日閲覧。
- ^ “「東野、鹿を狩る」が凄い。鹿狩りを地上波で流すのは無理で片付けていいのか「今田×東野のカリギュラ」”. エキサイトニュース (エキサイト). (2017年7月20日) 2020年12月4日閲覧。