Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/カタカナ表記の人名複数の区切り文字
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カタカナ表記の人名複数の区切り文字
[編集]- ※(過去ログ後注)前議論:Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/過去ログ2#複数の人名を含む記事(特に科学)--Miraburu(会話 / 投稿記録) 2022年7月4日 (月) 21:44 (UTC)
カタカナ表記の人名複数を含む記事名において、その人名間にいかなる区切り文字を用いるか(要するに欧文ではハイフンで結ばれているものです)は、現状においては統一されていません。例を挙げますと、
- 全角「=」を用いるもの -- サピア=ウォーフの仮説、アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックスなど
- 全角「・」を用いるもの -- ビオ・サバールの法則、マイケルソン・モーレーの実験など
- 半角「-」を用いるもの -- デュエム-クワイン・テーゼ、ナビエ-ストークス方程式など
が存在します(他にもあるかもしれませんが)。
現状ではこれらの表記においてガイドラインは存在せず、初版の作成者によって付けられた記事名がそのまま残っている状況のようですが、閲覧者にとっては記事を検索する上でかなり不便を強いられるのではないかと思います。従って、統一されたガイドラインを作成した方がよいのではないかと考えますが、皆さんのご意見を承りたいと存じます。
なお、比較的自然科学においては「・」を、人文および社会科学においては「=」を用いる傾向があるように思いますが、慣例とまでは言えないのではないかと思います。
私論としては、2は姓・名と区別がつかず、また3は和文表記の慣習には存在しないように思いますが、1であればハイフンを「=」で転写する現在の人名の付け方と整合が取れてよいのではないかと思います。--spirituelle 2007年2月23日 (金) 18:10 (UTC)
昔こういうの(PDFファイル)を見たことがある関係からか、私は無意識に2の立場をとることが多いように思います。このPDFファイルは「数学の常識・非常識|由緒正しい\TeX入力法」と題されていますが、§2-3は\TeXに無関係な一般的慣習を扱った内容であり、§2.7にご提起の問題に関する記述があります。なお、PDFファイルの最後に参考文献が挙げられていますが、わたしはそれらの文献に直接当たったことはありません。こういうのは一例であり、一応の基準とする転写規則が一つ提示できればウィキペディアとしては責任を果たしたことになるでしょうし、それがどのような規則であるかは拘らないでよいとも思いますが。--以上の署名のないコメントは、218.42.230.22(会話/Whois)さんが 2007年2月24日 (土) 04:33 に投稿したものです(きゅーんれくによる付記)。
- 例外となるかもしれませんが、野崎・檜山・岸反応というのもあります。これは野崎=檜山=岸反応ではちょっと変ではないでしょうか? --Calvero 2007年2月23日 (金) 23:30 (UTC)
- 句読点で「、」を使っている。
- Wikipedia:記事名の付け方#人名で「・」と「=」を使っている。たとえばティム・バーナーズ=リー。
- 四分ハイフン「‐」は (わざわざそうしなくても) 前後アキで組まれることがあるので、上記 PDF によれば不適切。
- 全角ダッシュは一部の日本語環境では化けることがある。
残るのはハイフン「-」くらいかなあ。鳳-テブナンの定理みたいに漢字表記の人名と混在する場合も悩まなくていいし。--Hatukanezumi 2007年2月24日 (土) 02:11 (UTC)
結論が出る前になぜかログ化されてしまった、以前提案したときの議論もご参考までにどうぞ。―霧木諒二 2007年2月24日 (土) 02:37 (UTC)
まず、漢字のみの連名に関しては「=」を用いる例が稀有かと思われますので、そもそも「野崎=檜山=岸反応」や「谷山=志村予想」等で検索をかける方がそれほどいないだろうと思います(「陳勝・呉広の乱」を「陳勝呉広の乱」で検索する方はいるでしょうが、これは例外でありリダイレクトで対処可能かと)。従って、これに関しては全角中黒「・」を用いるという結論でよいのではないかと。
漢字表記の人名と混在する場合は悩ましいですが、Googleによると少なくとも全角等号「=」を用いる慣習はなさそうですね。
仏語圏によくあるDeを含む姓に関しては、「ド・モルガンの法則」と記しても「ド」氏と「モルガン」氏の2人による式と誤解されることはないでしょうが、確かに「ゲイ=リュサック」だと「ゲイ=リュサック」氏によるものか「ゲイ」氏と「リュサック」氏によるものか紛らわしいですね(例の流体に関する方程式を「ナビエ=ストークス」氏1人によるものと誤解していた知人も実際にいましたし)。この辺りの紛らわしさを記事名の区切り文字を用いることで解消すべきなのか否かという議論もありますが。その点を考えますとハイフンやダッシュを使うという選択肢も浮上してきますが、これは現在主に慣習として使われているわけではないというのが弱点です。現在の慣習を考えるならば全角中黒か全角等号かというところでしょう。
クロイツフェルト・ヤコブ病に関しては、確かに中黒が慣習といってもよいレベルかと思われます。他の分野で中黒やそれ以外の区切り文字が慣習となっているものがあるのかといったところも皆様のご意見を伺いたく思います。
かなり取りとめもないですが、過去の議論も含めた未解決の論点の洗い出しになっているでしょうか。--spirituelle 2007年2月24日 (土) 07:58 (UTC)
- 私は数学にはそれほど強くありませんので何ともいえませんが、218.42.230.22さんが提示なされたpdfを読む限りでは一般の慣習と筆者個人の意見が混じっているような印象を受けました。既に数学界ではそのような慣習が成立しているのであれば申し訳ありませんが。--spirituelle 2007年2月24日 (土) 08:07 (UTC)
- (ご参考)戦争一覧では原則、欧文では同じハイフンで結ばれている記事名でも、AとBとが並列関係にある場合は中点(A・B)、AとBとが一体関係にある場合はイコール(A=B)としています。イギリスとザンジバルの戦争(Anglo-Zanzibar War)はイギリス・ザンジバル戦争、Schleswig-Holstein公国をめぐる戦争はシュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争です。--Cave cattum 2007年2月24日 (土) 09:08 (UTC)
- 意見変えます。片仮名人名を含む場合の人名の区切りは「・」に統一。
- 「-」や「=」などのふだん日本語で使わない記号で人名を結んでいるのは、その事項に関する貢献者を書き並べている場合で、人名の区切り (だれとだれとが貢献したのか) を明確にする意図があるのだと考えられます。区切りに「-」を使うある数学書の例 (下線部が人名):
- これは学術分野での慣習のひとつであって、百科事典の項目名ではそこまで人名の区別に厳密性を要しないとおもいます。貢献者の区別は記事本文中で述べれば十分でしょう。ですから、いちばん汎用の (曖昧だが利用者が思いつきやすい) 「・」でよいのではないでしょうか。
- 蛇足。陳勝・呉広の乱は「陳勝」を「陳・勝」と書くことがないので、ここで議論しているルールの範囲外だとおもいます。--Hatukanezumi 2007年2月24日 (土) 11:13 (UTC)
- 最初から人名が中黒を含む場合はどうしましょうか? C.H.D. Buys Ballotにちなんだ法則は多分ボイス・バロットの法則と呼ばれると思います(ボイス=バロットの法則となる可能性もありますが)。私が思いつくのはこれだけですが、J. メイナード・スミスやH. カメルリング・オネスのように最初から中黒を持つ人物はいないわけではないので他にもあるのではないでしょうか。メイナード・スミスの記事名がダブルハイフンを用いているのはなぜだろう…。―霧木諒二 2007年2月24日 (土) 11:36 (UTC)
- 人名は従来のルールどおりで、項目名はボイス・バロットの法則とする。で本文で「ボイス・バロットの法則(-のほうそく)は、オランダの化学者ボイス・バロット (Buys Ballot) が……」とする、ということです。--Hatukanezumi 2007年2月24日 (土) 11:51 (UTC) ジョン・メイナード=スミスは二語姓なので。しかしアウン・サン・スー・チーは二重に「なぜだろう」な感じが…。--Hatukanezumi 2007年2月24日 (土) 15:05 (UTC)
- 最初から人名が中黒を含む場合はどうしましょうか? C.H.D. Buys Ballotにちなんだ法則は多分ボイス・バロットの法則と呼ばれると思います(ボイス=バロットの法則となる可能性もありますが)。私が思いつくのはこれだけですが、J. メイナード・スミスやH. カメルリング・オネスのように最初から中黒を持つ人物はいないわけではないので他にもあるのではないでしょうか。メイナード・スミスの記事名がダブルハイフンを用いているのはなぜだろう…。―霧木諒二 2007年2月24日 (土) 11:36 (UTC)
このまま反論が出ないと全角中黒にまとまりそうな雰囲気ですか。この場合の主な論点は、記事名に人名の区別を反映させるべきか否かといったところでしょうが、私自身本文に書けば済むのではないかという気もしてきました。記事名で区別すべきだと主張なさる方がいらっしゃれば、もう少し意見を伺ってみたいところです。
上記にありますように、戦争のように既に記号の使い分けが行われている分野にまで強制力を持たせるべきかというところも論点になりそうですが、一定のルールに基づいた使い分けが行われているのであればその分野はその分野で尊重するという方向でよいのではないかと個人的には思います。反論があればやはり伺いたいです。ただ、検索時の利便性を考慮すると、原則他の記事を中黒で統一するのであれば、他の記号を区切り文字に使った項目でも、中黒を区切り文字に使ったリダイレクトを作成すべきであるという方向にするのがベターではないかと(例えばシュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争であればシュレースヴィヒ・ホルシュタイン戦争をリダイレクトとして作成するなど。もっとも、この場合は長音の有無等で様々なリダイレクトが必要なようにも思いますが)。--spirituelle 2007年2月25日 (日) 08:37 (UTC)
- 私は区別を反映すべきだと思います。そうのほうがわかりやすいから、という程度の理由なので他の方が皆中黒で統一すべきだと仰るなら従いますが。
- シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争ですが、これは地名Schleswig-Holsteinがハイフンつきだからということに由来するのではないでしょうか。おおむね人名地名では、原綴のスペースは中黒に、ハイフンはダブルハイフンに置換するという慣習があります。―霧木諒二 2007年2月27日 (火) 14:54 (UTC)
- お返事遅れて申し訳ないです。不学で申し訳ないですが、Schleswig-Holsteinは2個の地名の連結ではなく、それ自体が1個の地名だと考えればよろしいのでしょうか。色々考えてみましたが、この問題は何も人名だけに限らず、カタカナ語複数語の連結全般にわたって包括的に議論した方が良い気がしてきました。デュエム-クワイン・テーゼにしてもデュエム、クワインという人名同士の連結文字と、2人の人名と「テーゼ」を結ぶ文字を別にしたいという思惑から半角ハイフンを使ったように思います。反対が無ければ再度告知して、もっと広い立場から意見を伺うという方向でいかがでしょうか。--以上の署名のないコメントは、Spirituelle(会話・投稿記録)さんが 2007年3月4日 (日) 10:14 (UTC) に投稿したものです(天澄幽蛇[AZ Cafe]による付記)。
- 「・に統一」にそれほどこだわるわけではないので、人名の区別を明確にしたほうがいいということならそれでもいいです (なお、デュエム-クワイン・テーゼの「・」は上の「アフィン・ヒルベルト空間」にあるものに相当するとおもいます)。どの範囲までをテーマにするのかがちょっとはっきりしなくなっているかとは思いますので、仕切り直すことには賛成です。人名に関しては、つぎのようなことに気づきました:
- 片仮名人名の基準の問題。二語姓、重姓や、姓を持たない名前の扱い。ex.: C.H.D. Buys Ballot, John Maynard Smith, アウンサンスーチー。あと Ursula K. Le Guin は (ペンネームですが) どうなるのでしょう。K. は父方の、Le Guin は
母つれあい方の姓です。 - 漢字人名との混在の問題。ex: 鳳-テブナンの定理。
- 漢字人名に対する基準との整合性。ex: 野崎・檜山・岸反応、陳勝・呉広の乱。--Hatukanezumi 2007年3月4日 (日) 11:07 (UTC) 訂正 --Hatukanezumi 2007年3月5日 (月) 04:24 (UTC)
- アウンサンスーチーのような例を探すとすれば、ゴ・ディン・ジエムほか近代のヴェトナム人が挙げられますね。いずれも、欧文表記で分かち書きしてあるところ(ヴェトナム人の場合は漢字一文字ごとに分かち書きをするという慣習になっているのでしょうか)に中黒を打ってあります。--spirituelle 2007年3月19日 (月) 22:01 (UTC)
- 片仮名人名の基準の問題。二語姓、重姓や、姓を持たない名前の扱い。ex.: C.H.D. Buys Ballot, John Maynard Smith, アウンサンスーチー。あと Ursula K. Le Guin は (ペンネームですが) どうなるのでしょう。K. は父方の、Le Guin は
- 「・に統一」にそれほどこだわるわけではないので、人名の区別を明確にしたほうがいいということならそれでもいいです (なお、デュエム-クワイン・テーゼの「・」は上の「アフィン・ヒルベルト空間」にあるものに相当するとおもいます)。どの範囲までをテーマにするのかがちょっとはっきりしなくなっているかとは思いますので、仕切り直すことには賛成です。人名に関しては、つぎのようなことに気づきました:
- お返事遅れて申し訳ないです。不学で申し訳ないですが、Schleswig-Holsteinは2個の地名の連結ではなく、それ自体が1個の地名だと考えればよろしいのでしょうか。色々考えてみましたが、この問題は何も人名だけに限らず、カタカナ語複数語の連結全般にわたって包括的に議論した方が良い気がしてきました。デュエム-クワイン・テーゼにしてもデュエム、クワインという人名同士の連結文字と、2人の人名と「テーゼ」を結ぶ文字を別にしたいという思惑から半角ハイフンを使ったように思います。反対が無ければ再度告知して、もっと広い立場から意見を伺うという方向でいかがでしょうか。--以上の署名のないコメントは、Spirituelle(会話・投稿記録)さんが 2007年3月4日 (日) 10:14 (UTC) に投稿したものです(天澄幽蛇[AZ Cafe]による付記)。
しばらくアクセスできず、大変申し訳ございません。アウンサンスーチーのような例がある以上、議論のスタート地点をそもそも区切るのか区切らないのかまで遡らせねばならない気がしてまいりました。
語の区切りが問題となるのは、一番細かく分けて以下のパターンを最小とできるでしょうか。
- 一般名詞と一般名詞の区切り
- 一般名詞と人名・地名その他固有名詞の区切り
- 人名における姓と名、あるいはミドルネームほかそれに類するもの(イスラームの方はあまり詳しくないのでなんともいえませんが)の区切り
- 複合姓・複合地名等の単語別の区切り
これに対して、
- 双方とも漢字または平仮名
- どちらか片方のみ片仮名
- 双方とも片仮名
(この段階ではラテン文字等が含まれる場合まで議論を拡大する必要もないでしょうし、とりあえずこの3種類^^;)が考えられ、さらに各々に対して
- 欧文表記で区切りがスペースのもの
- 欧文表記で区切りがハイフンのもの
の2種類、計4×3×2=24種類考えることができ、このそれぞれに対して「区切るのか区切らないのか、区切るとすればどの文字を用いるのか」という問題設定が可能になるのでしょう。
さて、議論の範囲をどこまでにしましょうか^^; 無論最終的にはこれら全てにある程度一貫した指針を与えられるのが望ましいのでしょう。これら全てを包括的に議論するのはかなりしんどいですが、範囲を区切って議論すると細かい例外規定が乱立したガイドラインに向かいそうなのが怖くはあります。--spirituelle 2007年3月19日 (月) 22:01 (UTC)